ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校3年】ニュージーランド研修旅行に出発しました(3/4)。

本日、中学校3年生(一般生)が、ニュージーランド研修旅行に出発しました。

たくさんの保護者の皆様に見送られて旅立った旅行隊は、現在、順調にフライト中です。

 「定刻より少し遅れてのフライトとはなりましたが、気流の乱れもなく、おだやかです。

機内食もあっというまに食べ終えてしまいました。」とのことでした。

安全・安心で、実りある研修旅行になることを願っています。

(旅行隊の動向は、当ホームページにて随時お知らせいたします。また、保護者の皆さま向けの重要なお知らせについては、ライデンメールでもご連絡いたしますのでご承知おきください。)

 

 

 

 

 

 

卒業証書授与式の校長式辞を掲載しました

 3月1日(水)の暖かい日に、令和4年度のふたば未来学園中学校・高等学校卒業証書授与式を挙行しました。在校生や保護者の方、来賓の皆様の見守る中、卒業生はそれぞれの3年間を思い起こしていました。卒業生全員のこれからの活躍に幸多からんことを心から願っています。

★校長式辞はこちらからご覧ください ⇒ 20230301卒業式式辞.pdf

 

NY研修参加生徒と会津大学との交流

2月20日(月)

会津大学の日本人学生、留学生の2022 年度 東日本大震災・原子力災害伝承館と福島ロボットテストフィールド等の 視察・ワークショップに、本校のNY研修チーム8名と本校留学生2名とで参加しました。

 


会津大学では、これまで福島が抱えてきた社会課題と復興への取り組みを今回のFWを通して客観的に見たり、聞いたり、振り返ることにより、今後、革新的な未来のために何ができるかを実感する機会とすることが目的だそうです。

 
一緒に東日本大震災・原子力災害伝承館、請戸小学校跡地、福島ロボットテストフィ ールド等を訪問しました。

 
本校生徒、会津大学の学生共に、日本人と外国人留学生を混在させたグローバルチームを作り、終日一緒に行動しました。本校生徒は、3月10日から18日までの9日間、ニューヨークを訪れます。実践的な英語力を試す場として、生徒たちは1日中英語でコミュニケーションを取りながら頑張りました。

 


生徒たちは、普段何度も訪れている伝承館や請戸小学校を、全く違う視点でじっくり観察する会津大生をみて、自分達が普段当たり前にみている景色が当たり前ではないのだということを改めて感じたようです。

一つ一つの展示からなかなか動かない学生たちの、学び取る姿勢に我々も圧倒されました。

自分達は果たしてちゃんと同じ展示から多くのことを学びとれているのか、考え直す機会となりました。

生徒たちもニューヨークで様々な場所を訪れる予定です。9.11Memorial&Museumでは、NY同時多発テロについての展示を見て、9.11家族会の方々と交流します。また、Schomburg Center for Research in Black Cultureを訪問し、黒人文化や公民権運動の歴史について学びます。会津大学の皆さんの姿勢を見習い、隅々まで学び取って来ようと思いました。

 
また、最後のワークショップではAs-is To-beの手法によるワークショップを実施しました。

1日通して見てきた双葉郡の現状と、あるべき姿について、ICTを使って何ができるかアイデアを出し合い

最後はポスターを作り全チームが発表をしました。

 


なかなか自分の考えを言えず、チーム貢献できずに悔しかったという意見もあり、NYに行く前にその悔しさを体験できたことが有り難かったです。この経験を無駄にしないよう、引き続き事前研修を頑張りたいと思います。

 

【中学校】「哲学対話」の様子(2/21)

 本日は全学年で「哲学対話」を行いました。

 1・2年生は、初の試みとなる「学年の枠を超えた対話」、そして「生徒がファシリテーターを務める対話」として授業を行いました。1・2年生を交えて10名程度のグループを作り、話を進めました。

 「"ふるさと"とは?」をテーマに、2年生として全体の流れを把握しながら対話を進める姿、1年生も先輩に遠慮せずに自分の考えを述べる姿に、生徒たちの成長を感じました。

 <1年1組生徒+2年1組生徒の対話の様子>

   

   

 <1年2組生徒+2年2組生徒の対話の様子>

   

   

 3年生は、哲学対話の原点に立ち返り、1年生時に初めて対話したテーマで行いました。

 テーマは両クラスともに「愛とは?」。

 どんな考えの交流となったのでしょうか?

 <3年生の対話の様子>

  

 

【中学校】後期期末考査2日目です(2/15)

 広野町にも雪が舞うほど気温が低い日ですが、生徒たちは真剣に考査に臨んでいます。

 テストは受けただけでなく、その後の振り返りが大事です。

 この1年間の学習を見つめ直し、今後につなげてほしいと思います。

   

   

【中学校】後期期末考査に挑んでいます(2/14)

 本日と明日は後期期末考査を行っています。

 3年生にとっては中学校で受験する最後の考査になります。

 どの教室でもテストに真剣に臨む生徒の姿がうかがえます。

   

   

    

【中学GS】NZ研修中高交流会

2月7日(火)6校時、中学3学年のグローバルスタディの時間に、高校1学年のNZ研修先遣チームが参加し、渡航前の交流会を実施しました。

中学生は事前に質問事項を準備し、ワールドカフェ形式で9人の先輩たちと交流をしました。

高校生は11月の渡航後にレポートを作成し、印刷したレポートを持参して3月に渡航を控えた後輩たちに思いを伝えました。

「日本人だけで固まって動いていると何も始まらない。」「〇〇が衝撃的だった。」

など、研修にかける熱い思いが飛び交いました。

 

 

【中学校3学年】最後の演劇WS・哲学対話

 中学校生活も残りわずかとなり、様々な行事が終了していきます。

 2月2日(木)に演劇WSの最終回を迎えました。

 生徒たちは3年間、講師の先生方のご指導のもと、

表現の楽しさ、仲間と協力して作品を作り上げる難しさ、発表した後の達成感・充実感を学んできました。

 今回が3年間の集大成ということもあり、生徒の表情には気合と寂しさが。

 今回のお題は「同窓会」、「放課後のマック」、「修学旅行」という3つのテーマです。

 それぞれの班ごとに、セリフや動き、表情を考えます。

 いざ、発表!

  

 さすが3年生です。

 各班の工夫があふれた作品が次々と発表されていきます。

 講師の先生方も驚きの表情でした!

 最後は、講師の先生を加えたアドリブ即興劇!

 

 想定外の状況に、臨機応変に対応しながら劇を完成させることができました!

 最後は、講師の先生方へ3年間の感謝を伝え、みんなで写真撮影!

  

 笑顔があふれます。

 

 2月7日(火)哲学対話も最終回となりました。

 1年生のころから、腑に落ちるまで考えることをテーマに、哲学対話に取り組んできました。

 今回のテーマは「日本ってどんな国?」です。

 日本人ってなんだろう?外国人ってなんだろう?

 何で分けて考える必要があるんだろう?様々な問いが浮かびます。

 普段は、2・3グループに分かれて行う哲学対話ですが、

 今回は生徒の要望で、初めて3年生60人全員で1つの円になり、みんなで哲学対話です!

 生徒は次々と自分の考えを述べ、対話を深めていきます。

 

 様々な考えにふれ、自分の考えが膨らむ生徒もいれば、もやもやが止まらない生徒も。

 これこそが哲学対話の醍醐味です。

 答えのない問いに、自分なりの考えを深めていく楽しさです。

  

 中学校を離れる日がもう目の前に近づいてきています。

  一日一日を大切に、生徒みんなで楽しい学校生活を送っていきます!

【中学校】1年生「書写」作品が飾られています(2/7)

 1年生の教室前に書写の時間に書いた習字の作品が飾られています。

 どれも達筆な作品ばかり!!

 教科担当者で選考した「金賞」や、校長先生が選考した「校長賞」もあります。

 しばらく掲示しておりますので、17日(金)授業参観にお越しの際にぜひ御覧ください。

 

 

 ※ 個人情報保護の観点から、画像を一部修正しております。

【中学校】授業のようす(2/7)

◇1年1組<家庭>「魚の調理上の注意点について」

 今後の調理実習に向けて真剣に学んでいます。

   

◇1年2組<社会>「鎌倉幕府がほろんだ後、政治や社会はどう変わったのか?」

 教員と生徒との対話をもとに学習が進んでいます。

   

◇2年合同<道徳>「『ふるさと』について考え、ウェビングマップをつくろう」

 この活動をもとに哲学対話を進めていきます。

   

※3年生の授業の様子は別の記事でお知らせします。 

【中学校】第2回哲学カフェ

 2月1日(水)に、2回目となる哲学カフェを中高連携幹事主催で行いました。

 水曜日は部活動がない日ということもあり、合計22名が円座になって対話を行いました。

 今回の問いは「いじめられたら仕返ししてもいいのか?」でした。

 いじめる側・いじめられる側・傍観者等、様々な視点に立って対話を深める姿が見られました。

【中学校3学年】日越大学との交流会

2月1日(水)ベトナムにある日越大学の学生や、留学生との交流会を行いました。

生徒は、交流会に向けてこれまで様々な準備に取り組んできました。

いよいよ当日を迎え、生徒たちは緊張でいっぱいの様子です。

緊張の理由は、交流会がすべて英語で行われるからです。

まずは、歓迎のセレモニーです。

学校紹介を行い、校歌を披露しました。

その後、生徒たちがツアーコンダクターとなり、学校の施設案内へ!

カフェの説明や、音楽室での琴の体験、バドミントン部との交流を行いました。

バドミントン部は、日本トップレベルの実力の一端を見せてくれました!

 

 

学校内の各施設を巡り、いよいよ中学校3学年教室へ。

3グループに分かれ、アイスブレイク・探究の取り組みの紹介・探究テーマごとの対話を進めます。

アイスブレイクは、各グループで椅子取りゲーム、クイズ大会、折り紙体験を実施しました。

 

どのグループも笑顔での交流が見られました。

次に、探究の発表です。

それぞれのグループが、英語で自分たちの取り組みを発表しました!

 

その後は、車座になり対話を進めていきます。

生徒たちは、自分の考えを次々と英語で伝えていきます。

なかなか、言葉にできずに苦労する場面もありましたが、お互いに対話を楽しんでいる様子でした。

最後に、記念写真を撮影し解散となりました。

日越大学の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!

【中学校】「哲学カフェ」に立ち寄ってみませんか?

 中学校の道徳科で行っている「哲学対話」。

 いつもは学級や学年内の顔見知り同士で対話していますが、「学級の垣根を越えて、様々な立場や意見を交えてやってみたい!」との想いから、中高連携幹事の生徒が新たに「放課後・哲学カフェ」を企画しました。

 

 初回の30日(月)には、中高連携幹事を含めて11名の生徒が参加してくれました。

 対話テーマは「なぜ人は失敗を嫌うのか?」

 普段なかなか対話をしない相手に最初は緊張気味でしたが、幹事の生徒が優しくコーディネートし、徐々に互いの考えを深めていくことができました。

 次回は2月1日(水)16:00~行います。ぜひ気軽に参加してみてください。

  

  

【中学校1年】1/26演劇ワークショップ

 1月26日(木)に、本校みらいシアターにて演劇ワークショップが行われました。

1学年では、登場人物やセリフが指定された台本が与えられ、台本に書いてある内容に沿っていればその他の設定や必要な役などは班の中で決めていいというルールで演劇を行いました。班によって内容の解釈や表現が全く異なり、生徒たちは対話や動きを通してメンバーと劇を作り上げていました。

 

次回の演劇ワークショップは、2月2日(木)を予定しています。そこでもどのような演劇になるかとても楽しみです。

【高校三学年】大人の階段登る さらに一段

 1月20日(金)高校三学年の生徒を対象に消費者講座を開催し、弁護士の高橋先生に、一人暮らしの生活上の注意から始まり、契約にまつわるトラブルや詐欺まがいの商法に巻き込まれた時の対策などを話してもらいました。

 最後に学年を代表し、斎藤くんが謝辞を述べ、4月から一人暮らしを始める心の準備ができたとを述べました。また、4月から大学の法学部で法律を学ぶことになる足立くんは、日常生活の意外なところに落とし穴があることに改めて驚きを感じ、法律を学ぶことの大切さを再認識したとのことでした。

 全員一様に188(イヤヤ)の番号を書き取っていました。188に電話をかけると自動で地域の消費者センターにつながり、クーリングオフ(契約の解除)などの相談に乗ってもらえることがわかりました。

 

【高校三年生】大人の階段登る また一段

 1月23日(月) (株)コナカ様に御協力いただき、高校三年生を対象のスーツ着こなし講座を実施し、スーツの着こなし方から始まり、着こなしに関わるマナーや常識などを教えていただきました。

 特に4月から就職を控えている生徒たちは、前週に(株)シマ商会の佐々木様より社会人としての心構えやマナーを御指導いただいているので、4月から社会人になるという自覚を新たにしました。

【工業】ものづくりマイスター事業の取組み終了

11月から12月にかけて、マイスター指導による専門分野講習会を実施しました。

2年次:機械加工分野(旋盤作業)、3年次:電子機器組立分野 の講習の様子を以下のPDFファイルにまとめましたのでご覧ください。

HP掲載記事 - マイスター2’.pdf

【海外研修】ドイツ研修(最終日)

現地の研修は最終日です。

午前中は、ダッハウ強制収容所での研修です。

Arbeit macht frei(=働けば、自由になれる)が刻まれた門から敷地に入ります。敷地内を歩くにつれて、これがどれだけ残酷な言葉だったのかがわかります。自由などありません、ここにあったのは搾取だけです。

ここはナチス・ドイツの強制収容所でした。ナチスの強制収容所の中では最も古いものの一つで、後の強制収容所のモデルとなったものです。

戦時中、ドイツ国内から20万人以上がここに送られました。その内の6万人以上がユダヤ人、この収容所の劣悪な環境や、残忍な行為により、3万人以上が亡くなったと言われています。

このようなことが二度とあってはならないということは明確です。しかしながら、似たような構造に思える物事は、世界中至るところで今もなお起こっています。普段の生活のなかで我々が思考停止に陥り、想像力を働かせることができなければ、戦争の始まりにさえ気付けないのだと学びました。

午後はEMGのパートナーたちと待ち合わせをし、最後のショッピングを楽しみました。現地の生徒に案内されながら、昼食をとったり家族へのお土産を買ったりして楽しんでいたようでした。

学校に戻ると今回の交流最後のあいさつです。はじめはお互いに緊張していたものの、ホームステイを通して、一生の友人になり、別れを惜しみました。

EMGの皆さんは、全力で我々を迎え入れ、本研修生はその優しさを全身で感じて帰ってきました。

ニュージーランド、ドイツ、ニューヨーク…海外で我々を受け入れてくれる学校は、交流を心待ちにしてくれていました。そしていつでも優しく私達を受け入れてくれます。

私達が受け入れる番になれば精一杯のもてなしをするのはもちろんのこと、受けた恩を次の誰かに送る、Paying Forwardもしていかなければなりません。それが地域と世界で生きるということ、そして研修参加生に限らず、この地に生きる我々のミッションなのだと思います。

研修参加生が帰国後たくさんの仲間と協働し、様々な文化の橋渡しをし、地域•世界で活躍してくれることを大いに期待します。

全員無事に帰国しました。関係各位のお力添えに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 

【高校3年次】大学入学共通テスト直前集会

本日4時間目のロングホームルームの時間帯に大学入学共通テスト直前集会を行いました。今年は57名の生徒たちが共通テストに臨みます。

学校長と学年主任の熱くあたたかい激励の後、進路指導主任と共通テスト前の最終注意事項を確認しました。

その後、副校長からJA福島さくら女性部協議会双葉支部の皆さんに制作いただいた合格祈願特製双葉ダルマが披露されました。

新年7日・8日には、震災後初めてダルマ市が双葉町内で復活開催されました。震災後の困難な状況から一歩一歩着実に前に向かう双葉郡の人たちと歩みを合わせて、自分の進路実現を果たせるように、不撓不屈の象徴でもある双葉ダルマに想いを込めてひとりひとりが目玉を入れました。

結びに、思い一つに一本締めで全員の健闘を願いました。

全校をあげて、共通テストでのふたば未来生の健闘を祈り、応援しています。

合格祈願特製「双葉ダルマ」について

(双葉ダルマの由来)

双葉町ではおよそ300年前の江戸時代からダルマ市が行われ、30年前にはJAふたば女性部がデザインを考案。双葉ダルマとして広く知られるようになりました。

七転び八起きの意味をもつ縁起物の双葉ダルマは 東日本大震災と原発事故の被害を受けた双葉町にとって復興のシンボルとなっています。

(特注双葉ダルマについて)

今回、ふたば未来学園高校3年次生徒の合格を願い、校長・副校長・教頭・学年主任・進路指導部主任から依頼し、JA福島さくら女性部協議会双葉支部のみなさんが、特別に作成してくれました。

白星をイメージした白い体に、町章をモチーフにした金色の縁取り。
さらに体に竹の模様を配置。
冬場でも色あせず、しなやかで折れにくい竹に、願い事をかなえる途中で心が折れないようにとの思いが込められています。

「鶴は千年、亀は万年」とことわざにもあるように、縁起が良いとされていることから、まゆは鶴、ひげは亀がモチーフです。

口とあごが富士山の稜線のようにむすばれ、高嶺に登る決意が感じられることも特徴です。

願いを込めて正面に「合格」の文字を、背中には、力強く「ふたば未来学園」の文字を刻んでいただいています。