ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校3学年】日越大学との交流会

2月1日(水)ベトナムにある日越大学の学生や、留学生との交流会を行いました。

生徒は、交流会に向けてこれまで様々な準備に取り組んできました。

いよいよ当日を迎え、生徒たちは緊張でいっぱいの様子です。

緊張の理由は、交流会がすべて英語で行われるからです。

まずは、歓迎のセレモニーです。

学校紹介を行い、校歌を披露しました。

その後、生徒たちがツアーコンダクターとなり、学校の施設案内へ!

カフェの説明や、音楽室での琴の体験、バドミントン部との交流を行いました。

バドミントン部は、日本トップレベルの実力の一端を見せてくれました!

 

 

学校内の各施設を巡り、いよいよ中学校3学年教室へ。

3グループに分かれ、アイスブレイク・探究の取り組みの紹介・探究テーマごとの対話を進めます。

アイスブレイクは、各グループで椅子取りゲーム、クイズ大会、折り紙体験を実施しました。

 

どのグループも笑顔での交流が見られました。

次に、探究の発表です。

それぞれのグループが、英語で自分たちの取り組みを発表しました!

 

その後は、車座になり対話を進めていきます。

生徒たちは、自分の考えを次々と英語で伝えていきます。

なかなか、言葉にできずに苦労する場面もありましたが、お互いに対話を楽しんでいる様子でした。

最後に、記念写真を撮影し解散となりました。

日越大学の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!

【中学校】「哲学カフェ」に立ち寄ってみませんか?

 中学校の道徳科で行っている「哲学対話」。

 いつもは学級や学年内の顔見知り同士で対話していますが、「学級の垣根を越えて、様々な立場や意見を交えてやってみたい!」との想いから、中高連携幹事の生徒が新たに「放課後・哲学カフェ」を企画しました。

 

 初回の30日(月)には、中高連携幹事を含めて11名の生徒が参加してくれました。

 対話テーマは「なぜ人は失敗を嫌うのか?」

 普段なかなか対話をしない相手に最初は緊張気味でしたが、幹事の生徒が優しくコーディネートし、徐々に互いの考えを深めていくことができました。

 次回は2月1日(水)16:00~行います。ぜひ気軽に参加してみてください。

  

  

【中学校1年】1/26演劇ワークショップ

 1月26日(木)に、本校みらいシアターにて演劇ワークショップが行われました。

1学年では、登場人物やセリフが指定された台本が与えられ、台本に書いてある内容に沿っていればその他の設定や必要な役などは班の中で決めていいというルールで演劇を行いました。班によって内容の解釈や表現が全く異なり、生徒たちは対話や動きを通してメンバーと劇を作り上げていました。

 

次回の演劇ワークショップは、2月2日(木)を予定しています。そこでもどのような演劇になるかとても楽しみです。

【高校三学年】大人の階段登る さらに一段

 1月20日(金)高校三学年の生徒を対象に消費者講座を開催し、弁護士の高橋先生に、一人暮らしの生活上の注意から始まり、契約にまつわるトラブルや詐欺まがいの商法に巻き込まれた時の対策などを話してもらいました。

 最後に学年を代表し、斎藤くんが謝辞を述べ、4月から一人暮らしを始める心の準備ができたとを述べました。また、4月から大学の法学部で法律を学ぶことになる足立くんは、日常生活の意外なところに落とし穴があることに改めて驚きを感じ、法律を学ぶことの大切さを再認識したとのことでした。

 全員一様に188(イヤヤ)の番号を書き取っていました。188に電話をかけると自動で地域の消費者センターにつながり、クーリングオフ(契約の解除)などの相談に乗ってもらえることがわかりました。

 

【高校三年生】大人の階段登る また一段

 1月23日(月) (株)コナカ様に御協力いただき、高校三年生を対象のスーツ着こなし講座を実施し、スーツの着こなし方から始まり、着こなしに関わるマナーや常識などを教えていただきました。

 特に4月から就職を控えている生徒たちは、前週に(株)シマ商会の佐々木様より社会人としての心構えやマナーを御指導いただいているので、4月から社会人になるという自覚を新たにしました。

【工業】ものづくりマイスター事業の取組み終了

11月から12月にかけて、マイスター指導による専門分野講習会を実施しました。

2年次:機械加工分野(旋盤作業)、3年次:電子機器組立分野 の講習の様子を以下のPDFファイルにまとめましたのでご覧ください。

HP掲載記事 - マイスター2’.pdf

【海外研修】ドイツ研修(最終日)

現地の研修は最終日です。

午前中は、ダッハウ強制収容所での研修です。

Arbeit macht frei(=働けば、自由になれる)が刻まれた門から敷地に入ります。敷地内を歩くにつれて、これがどれだけ残酷な言葉だったのかがわかります。自由などありません、ここにあったのは搾取だけです。

ここはナチス・ドイツの強制収容所でした。ナチスの強制収容所の中では最も古いものの一つで、後の強制収容所のモデルとなったものです。

戦時中、ドイツ国内から20万人以上がここに送られました。その内の6万人以上がユダヤ人、この収容所の劣悪な環境や、残忍な行為により、3万人以上が亡くなったと言われています。

このようなことが二度とあってはならないということは明確です。しかしながら、似たような構造に思える物事は、世界中至るところで今もなお起こっています。普段の生活のなかで我々が思考停止に陥り、想像力を働かせることができなければ、戦争の始まりにさえ気付けないのだと学びました。

午後はEMGのパートナーたちと待ち合わせをし、最後のショッピングを楽しみました。現地の生徒に案内されながら、昼食をとったり家族へのお土産を買ったりして楽しんでいたようでした。

学校に戻ると今回の交流最後のあいさつです。はじめはお互いに緊張していたものの、ホームステイを通して、一生の友人になり、別れを惜しみました。

EMGの皆さんは、全力で我々を迎え入れ、本研修生はその優しさを全身で感じて帰ってきました。

ニュージーランド、ドイツ、ニューヨーク…海外で我々を受け入れてくれる学校は、交流を心待ちにしてくれていました。そしていつでも優しく私達を受け入れてくれます。

私達が受け入れる番になれば精一杯のもてなしをするのはもちろんのこと、受けた恩を次の誰かに送る、Paying Forwardもしていかなければなりません。それが地域と世界で生きるということ、そして研修参加生に限らず、この地に生きる我々のミッションなのだと思います。

研修参加生が帰国後たくさんの仲間と協働し、様々な文化の橋渡しをし、地域•世界で活躍してくれることを大いに期待します。

全員無事に帰国しました。関係各位のお力添えに感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

 

【高校3年次】大学入学共通テスト直前集会

本日4時間目のロングホームルームの時間帯に大学入学共通テスト直前集会を行いました。今年は57名の生徒たちが共通テストに臨みます。

学校長と学年主任の熱くあたたかい激励の後、進路指導主任と共通テスト前の最終注意事項を確認しました。

その後、副校長からJA福島さくら女性部協議会双葉支部の皆さんに制作いただいた合格祈願特製双葉ダルマが披露されました。

新年7日・8日には、震災後初めてダルマ市が双葉町内で復活開催されました。震災後の困難な状況から一歩一歩着実に前に向かう双葉郡の人たちと歩みを合わせて、自分の進路実現を果たせるように、不撓不屈の象徴でもある双葉ダルマに想いを込めてひとりひとりが目玉を入れました。

結びに、思い一つに一本締めで全員の健闘を願いました。

全校をあげて、共通テストでのふたば未来生の健闘を祈り、応援しています。

合格祈願特製「双葉ダルマ」について

(双葉ダルマの由来)

双葉町ではおよそ300年前の江戸時代からダルマ市が行われ、30年前にはJAふたば女性部がデザインを考案。双葉ダルマとして広く知られるようになりました。

七転び八起きの意味をもつ縁起物の双葉ダルマは 東日本大震災と原発事故の被害を受けた双葉町にとって復興のシンボルとなっています。

(特注双葉ダルマについて)

今回、ふたば未来学園高校3年次生徒の合格を願い、校長・副校長・教頭・学年主任・進路指導部主任から依頼し、JA福島さくら女性部協議会双葉支部のみなさんが、特別に作成してくれました。

白星をイメージした白い体に、町章をモチーフにした金色の縁取り。
さらに体に竹の模様を配置。
冬場でも色あせず、しなやかで折れにくい竹に、願い事をかなえる途中で心が折れないようにとの思いが込められています。

「鶴は千年、亀は万年」とことわざにもあるように、縁起が良いとされていることから、まゆは鶴、ひげは亀がモチーフです。

口とあごが富士山の稜線のようにむすばれ、高嶺に登る決意が感じられることも特徴です。

願いを込めて正面に「合格」の文字を、背中には、力強く「ふたば未来学園」の文字を刻んでいただいています。

【海外研修】ドイツ研修(7日目)

それぞれのホームステイ先からパートナーと一緒に登校し、今日の活動がスタートです。

午前はEMG校の生徒のガイドでマリエン広場のフィールドワークをしました。現地の生徒が自分たちでルートを考え、案内をしてくれました。

過去に探究活動等で双葉郡ツアーを行った生徒たちの苦労を知っているので、同じくらいの年齢の生徒が丁寧に案内してくれたことに驚きを隠せませんでした。

午後は一旦ステイ先に帰宅し、交流会の準備をしました。

夕方に公民館のような建物に集合し、互いの料理を振る舞いました。

普段の生活で食事を準備してもらえるありがたさも噛みしめていたようです。

現地研修は明日が最後です。ダッハウ強制収容所での研修の後、班別自主研修です。