ふたば未来学園の日々
【高校:福祉】入浴介助の学習
介護職員初任者研修で、入浴介助の実習を行いました。
以下は、生徒の感想です。
入浴介助では、授業で学習した移動の介助技術が生かされ、やりやすかったです。初めは不安定で滑ってしまったり、手順が分からなくなったりしていたけれど、回数を重ねるごとに安定していき自信が出てきました。実際の介助では浮力もあるのでよりやりやすいと聞き安心しました。
【中学校】授業のようす(11/25)
福島大学生活協同組合の職員3名が来校し、3年1組国語科の授業を参観しました。
学校現場で一人一台端末(タブレットPC)がどのように活用されているのか、これから教職を目指す学生に向けて教示できることを学びたい、とのことでした。
本時は、教科書の題材である「私を束ねないで(新川和江)」に出てくる事柄について、その言葉にどのような印象を持ったかを「Google Jamboard(ホワイトボード機能)」に各自が示したり、事柄をインターネットで調べたりするなどして、端末を使ってより良く学習を進めることができました。※WiFi回線接続の影響でノートに記述しながら学ぶ生徒もいました。
本校では、国語だけでなく、様々な教科で一人一台端末を効果的に活用しています。
【探究活動】3年次探究活動・情報科学同好会イベント参加
3年次探究活動・情報科学同好会において、福島県主催で11/19・20両日Jビレッジを会場に開催された「あそべあつまれゼロカーボンフェス in Jビレッジ」に参加してきました。次のリンクから参加の様子をご覧ください。⇒ Jビレッジ - イベント参加の様子.pdf
【工業】ものづくりマイスター事業の取組み
【中学校】(2・3年スポーツ生)「ウォーミングアップ・クールダウン・ストレッチ講座」(11/24)
医療創生大学・健康医療科学部助教授で、福島県認定アスレティックトレーナーの今野裕樹先生をお招きして、2・3年スポーツ生を対象に「ウォーミングアップ・クールダウン・ストレッチ講座」を実施しました。
スポーツ生が日常的に行っている【静】と【動】の動きについて、その意味合いや効果的な実施方法について理解を深めたり、実際に実技を行ったりして、今後のトレーニングのブラッシュアップを図りました。
今野先生の言葉「言われたままにやるよりも、その理由を考えながらやったほうが効果的である。」
【中学校】清掃のようす(11/24)
給食・SHRの後は「清掃」の時間です。
心を落ち着かせながら、目の前のゴミ・汚れと対峙します。
生徒たちの活動により、校舎はいつもピカピカです!
【広島研修】 高校1・2年次が参加しました
10月28~30日に高校1・2年の希望者で広島研修に行きました。
この研修の目的は原爆被害から復興をなした広島を学ぶことです。
例年は高校2年次が参加する行事ですが、
本年は1年次にも参加を呼びかけ計25名での参加です。
初日は広島県の国泰寺高校の2年生と30分の交流と
平和記念資料館の見学です。
じっくり時間をかけて原爆被害について学びました。
二日目の午前中は国泰寺高校有志と交流しました。
9人の生徒が来てくださり、
こちらの5班に1~2人入ってディスカッションをしました。
全体テーマを
「ヒロシマとフクシマの高校生でいること
~復興・継承・未来について~」とし、
あっちの生徒に「福島のイメージ、小中のころの平和教育、
ヒロシマの高校生だと意識する体験」
本校生から「広島のイメージ、平和資料館の感想」を出し合い、
フリーディスカッションでは
「そもそも何のために後世に伝えていくのだろう?」
「「最後の話者」がいなくなる広島の伝承」
「自分たちの世代がフクシマを伝える「最後の話者」であること」
について話してもらいました。
広島で福島で生まれたからってそういうのを期待されるのも重い、
という意見や伝承する意味ってあるの、という意見も出ました。
教員からは「人間の愚かさを舐めないほうがいい(だから伝えていかなければ)」とコメントがありました。
13時からは被爆体験講話です。
メッセージ性の強い重みのある話をされる方で、
終了後も生徒からは質問が挙がりました。
次いでボランティアガイドさんによる公園案内です。
被爆アオギリ、骨塚、韓国人慰霊碑、原爆ドーム、爆心地など見ました。
市内南東のほうに移動して陸軍被服支廠跡もガイドしてもらいました。
二日目は午前中に「別に伝承せんでも」と出たところで、
被爆者の方から「伝えていくべき!」と訴えられ、
最後の被服支廠では「残したものをどう活用するか」
を考える展開になりました。
三日目は宮島を見学し帰路につきました。
【中学校】授業のようす(11/22)
本日は、中学校全学年で道徳の授業を行いました。
1年生は「礼儀 社会的公正とは?」の内容で、これまでの学習から挙げられた8つの問いから以下の3つを選び、次時でそれぞれの問いについてグループをつくり哲学対話を行います。
1組:①場の空気が読める言動をするには?
②差別・偏見がなく、争いがない社会をつくるには?
③日本の礼儀を世界に活かすには?
2組:①もしも日本に礼儀がなかったらどうなっていた?
②差別・偏見がなく、争いがない社会をつくるには?
③日本の礼儀を世界に活かすには?
2年生は、それぞれの学級で以下のテーマをもとに次時の哲学対話に向けた「問い出し」の対話をしました。
1組:「友情と信頼関係について」
2組:「自分の失敗した経験について」
3年生は、学級を超えて以下の問いに対して「哲学対話」を行いました。
3年①:「働くことで『やりがい』と『もらえるお金』どちらが大切?」
3年②:「労力と年収がつりあっていないのはなぜ?」
目の前の「問い」に対して、自らの経験や考えを述べる。
相手の考えを傾聴し、自分の考えと照らし合わせる。
そして、自らを大切にしつつ、多様な考え方を受け入れる。
これは、本校の人材育成要件「ルーブリック」にもつながる大切な活動です。
ルーブリック評価D【表現・発信力】
・どのような場でも、自分の考えを共感してもらえるように発信できる。
ルーブリック評価E【他者との協働力】
・異なる考えの人でも協力し互いに高め合う行動がとれる。
ルーブリック評価H【寛容さ】
・異なる考えや立場の人のことも気づかい、受け入れ、互いに高め合える。
【福祉】洗髪介助の学習
介護職員初任者研修で、洗髪介助の実習を行いました。
以下は、生徒の感想です。
髪を洗う際も言葉がけをして、頭皮の血流が良くなるように考えながら行うことの大切さや、介護する側も腰部に気をつけながら行う事が大切だと感じました。洗っている間も利用者の方とのコミュニケーションを大切にしていきたいです。また、ちょっとした世間話や好きなことの話をすることで信頼関係を築くことにもつながるなどを学ぶことができました。
【海外研修】ニュージーランド研修(5日目)
本日は、いよいよ交流校であるBlockhouse Bay Intermediate校(以下BBI)との交流です。まず、到着するとBBIの生徒の皆さんが自分の教室に配属されることになっている本校生徒を迎えに来てくれました。
朝の登校時は、自分の当番(道路を渡る際の運転手への注意喚起など)をしたり、皆で身体を動かしたりして、その後授業に向かいます。
配属された教室では、まず自分たちの自己紹介などを行いました。その後、日本文化の紹介として、折り紙を用いたアイスブレイクなどを行いました。
次に、自分たちが用意してきたプレゼンテーションなどを行い、BBIの生徒の皆さんと議論をしました。BBIの皆さんは、興味を持って真剣に話を聞いてくれました。
休み時間になると、どの生徒も教室から出なければなりません。そのため、生徒は外で遊んだり、友人と話したりしながら過ごすことになります。本校生や引率も休み時間にバスケットボールを楽しみました。常設の部活動のようなものがないので、大変びっくりされたようです。
次に、どのクラスも外に出て、体育の授業になりました。体育の授業では、現地でよく行う鬼ごっこのようなゲームを行ったり、ドッジボールやクリケットのような競技を体験させてもらったりしました。どのクラスも大変盛り上がっていた様子でした。ルールがわからずにいると、優しく声をかけてくれる生徒が多く、「話す・聞く」以外にもコミュニケーションを始めるチャンスがあるのだと実感しました。
次に体育の授業が終わると、お昼休みの時間です。購買部のようなところで、軽い昼食を購入することができます。そこでお昼ご飯を購入し、自分のクラスの新しい友人と一緒に食べました。ちょうどお昼休みの時間は本校中学2年生のグローバルスタディの時間でした。Zoomで撮影している本校引率団の周りに人だかりができていきました。我先にと人だかりをかき分けて、一生懸命日本の学生とコミュニケーションをとろうとする姿勢には感銘を受けました。
午後の授業は、芸術(美術)に参加させていただきました。ニュージーランドの学校では、日本の小学校のように担任の先生がたいていの授業を行い、専科の先生が芸術を担当することが多いのだそうです。今回の芸術の授業は、先生が特別に我々のために開いてくださったものです。他の生徒たちは自分のクラスの授業に参加したため、本校生のみ美術棟に集まって授業を受けました。ニュージーランドの伝統的なアートが完成しました。
芸術の授業が終わると放課後です。最後に、校長先生にお会いし、2日分の感謝の言葉を述べて交流校を後にしました。
交流を行った後は、宿舎に戻り、翌日の班別自主研修の準備などをして過ごしました。