ふたば未来学園の日々

2024年12月の記事一覧

【工業】R6 ものづくりマイスター事業(高校2年次)の取組み終了

10月3日(木)より実施しておりました、高校2年次のマイスター事業(旋盤作業)も終了いたしました。

2回目(10/10)以降の取組みについて報告します。

 

2回目・3回目(10/24)は、服部様にご指導いただきました。

 使用法

  

授業で経験してはいるものの、

企業で取組む姿勢や作業方法の確認中

 

 

 材料を取り付け、いざ切削作業!

切削

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人が切削指導を受けている間、他者は作業の確認をしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作業の手順や寸法を確認しながら、作業を進めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2週間で、

4人とも同じ形状(3段切削)・同じ寸法になるように加工しました。

まだ荒削りの段階ですので、次からは仕上げ削りになります。

 

4回目以降は武田様の指導をいただき、仕上げ削り・寸法精度を上げた加工をするため、

新たな測定具(マイクロメータ)を使用しながら、切削加工を行いました。

マイクロメータ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

切削の合間には加工品の寸法を確認したり、記録したりと、皆で協力して作業に取組みました。

 

 

 

 

 

 

 

旋盤にて、

バリ取り(切削面に生じる返し除去:面取り)をし、

 

その後に、

組ヤスリを使用して、バリ取り加工の微調整をします。

 

 

 それぞれが切削加工をし、 完成した製品。

 

 荒削り時のものと変わりないようにも見えますが、

 指定寸法通り、加工されております。

   ※作業方法は、十人十色。人それぞれ、いろいろなやり方がある。

    完成したものが、図面通りに加工されていれば問題ない!

                    とのことでした。

 

服部様は、ものづくりの各分野で卓越した技能・技術を持つ匠をたたえる『 現代の名工 』に、今年度選出された全国138名のうちのお一人で、最年少での受賞とのことです。おめでとうございました。

武田様も、相馬事業所内での後進育成のご指導も担当しており、私たちは、大変すばらしい方々にご指導いただき貴重な時間を、良い体験をさせていただきました。

高校2年次生は事業期間中、校内行事(考査や修学旅行など)もあり、約一か月半という期間になってしまいましたが、講師を務めていただいたお二人も話しておられましたが、事故やケガをすることなく取り組めたことはよかったと思います。

お世話になりました。