ふたば未来学園の日々

2022年4月の記事一覧

【高2探究】未来創造探究スタート!

4月12日、高校2年次の未来創造探究がスタートしました。

6校時には1年次で行った「地域創造と人間生活」を振り返りながら、「未来創造探究」とは何をする学習なのか、という問いに取り組みます。

 

先生からは「課題解決よりも課題発見が大事」や
「未来創造探究の「未来」ってなんでしょう? 地域の未来?
 それはそうかも。でも自分の「未来」をも作れるかもしれません」
という言葉が投げかけられ、うなずく生徒もいました。

7校時には昨年学習したマインドマップを使って自分の興味関心の「マイ・キーワード」を出していき、それをマンダラートを使って探究テーマにまでおし広げる試みをしました。

【中高探究活動】マイプロジェクトアワード2021全国Summit観覧会

3月27日(日)にふたば未来学園内にある双葉みらいラボで、マイプロジェクトアワード2021全国Summitの観覧会を実施しました。

コロナ前までは学校からバスを出して東京の会場まで全国Summitを観に行っていましたが、今年度は、「全国Summit観覧を通じて生徒や教職員、地域の方が対話をする場を創りたい」と考え、ふたば未来学園の中での観覧会を行いました。

本校の中学生や高校生、卒業生、地域の方、合計15名が参加しました。

今年度は全国29,504プロジェクトの中から48プロジェクトが全国Summitに参加しており、ふたば未来学園からは高校3年次生の和賀菜々香さんの「Cheer up!ふたば」が全国Summitにオンラインで参加しました。

校内の観覧会では代表発表6つのプロジェクトを視聴し、その発表を元にして「私らしい学び方とは?」をテーマに対話が行われました。

また、全国Summitの司会を努めたのは、昨年本校を卒業した金成美伶さん(4期生)ということもあり、観覧会は大いに盛り上がりました。

参加者の集合写真

 

 

 

【教員研修】教職員 双葉郡課題把握オリエンテーション

4月5日(火)に今年度新たに着任された教職員で「双葉郡課題把握オリエンテーション」として、双葉郡バスツアーを行いました。ふたば未来学園が開校してから、毎年行われる大切な教職員研修会です。

震災から11年が経過し、ふたば未来学園に入学してくる生徒たちは、震災発生当時の自分の記憶を語ることが年々難しくなってきています。

そのような生徒たちとともに探究学習を行っていく上で、教職員が双葉郡の11年を振り返り、この双葉郡にふたば未来学園がつくられた経緯などを確認しました。

出発前に、着任した先生方と富岡町出身の生徒との対話の時間を設け、その後、地域のことをよく知る藤田大さんに案内していただきながら双葉郡を巡りました。

(富岡小学校→富岡高校→夜の森公園→双葉高校→請戸小学校校舎【震災遺構】)

今回着任された先生方の中には当時富岡高校に高校生として在籍してサテライト校を経験した先生や、富岡高校をはじめとした休校となっている双葉郡の高校で勤務されていた先生もいらっしゃいます。また、県外の学校からご着任いただいた先生方もいらっしゃいます。それぞれの経験や思いを語らいながら歩きました。

本年1月に帰還困難区域のバリケードが外された夜の森の桜並木では、実に11年ぶりに「人々に愛でられる桜」が、もうすぐ開花の時を迎えようとしていました。

ふたば未来学園の先生方が双葉郡で教育に関わることの意味を一人ひとりが考え、心新たに一つのチームとなって頑張っていこうと誓いをたてる日となりました。

ふたば未来学園は今年度も、生徒も教職員も対話を大切に一日一日を重ねてまいります。

双葉高校は11年間の間、時が止まっていたような姿です。

津波に流されてしまった請戸の町にたたずむ請戸小学校の周りを歩きました。

【中学校・高校】令和4年度学校経営・運営ビジョンを掲載

 令和4年度の学校経営・運営ビジョンを掲載しました。本校教育の根幹となる柱はそのままに、令和4年度の重点目標を掲げながら教職員一体となり、皆様の期待に応える学校運営に努めてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

☆令和4年度学校経営・運営ビジョンはこちら ⇒ 令和4年度学校経営・運営ビジョン.pdf