ふたば未来学園の日々

2024年10月の記事一覧

【工業】R6 ものづくりマイスター事業(高校3年次)の取組み

 工業科では、10月より2年次でマイスター事業が始まっておりましたが、

10月21日(月)より3年次においても【電子機器組み立て】作業が始まりました。

電子機器組み立てのマイスター講師は、今年度も草野 拓様に務めていただきます。

 日程は、次のとおりです。

       1回目  10月21日(月)  今時:開講と概要説明

       2回目  10月28日(月)

       3回目  11月11日(月)

       4回目  11月18日(月)

       5回目  11月26日(火)

 

 福島県職業能力開発機構の齋藤様より事業説明があり、その後、草野様から作業内容などの説明をいただきました。受講生は、高校3年次2名です。

 

 

 

 

 

 

電子機器組み立て作業は、小さな部品を扱うため、キット内の個数と部品名称、その役割や大きさなどについて、一つ一つテキストを確認しながら、その説明を受けています。

 

 

 

 

 

 

また、昨年に製作、完成した基盤をみて、半田作業の良し悪し、電気の流れ、仕組みなどの説明を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

時には、タブレットを活用して補足説明などをしていただきながら、講義が行われました。

 

1回目の今回は、作業内容や部品についての概要説明が中心でしたが、次回からはテキストに沿った組み立て作業になる模様です。

鉛筆 【中学校】中学3年 未来創造学 論文講座

10月18日(金)に高校企画研究開発部長の林教諭より、中学3年生に向けた論文講座を行いました。

「論文=むずかしい」と身構えていた生徒たちですが、「論文と他の文章の違いは?」「どうして論文って必要なの?」「論文の型って?」という疑問について知ることができ、論文作成に向けて前向きな気持ちがでてきたように見えました。

これから生徒たちは、中学校3年間の探究活動の学びと成果を論文にまとめていきます。そして最終的には、中学の学びの集大成として3月に予定している一般生ニュージーランド研修にて、現地連携校の生徒に向けた英語での発信と対話を目指します。

その姿を思い浮かべ、学年担当としては今から期待でワクワクしています。ぜひ、生徒たちには準備を含め何事にも主体的に取り組んでほしいです。

【探究スタートアップラボ】

10月8日(火)に、全国13校から約50名の高校教員がふたば未來学園に来校し、探究学習に関する研修を行いました。

この取り組みは認定NPO法人カタリバが三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しており、ふたば未來学園高校と協働で高校教員向けの探究指導プログラムを研究・開発しています。

今回の研修では先進校フィールドワークと伴走力強化をテーマとして、本校の探究の授業を見学していただき、各学校のカリキュラムの見直しなどを行いました。

【WWL探究 山形県立東桜学館中学校・高等学校の中間発表会に参加しました】

10月9日に山形県立東桜学館中学校・高等学校の2年生中間発表会に本校生徒3名が参加しました。

東桜学館は本校のWWL事業の県外事業連携校となっており、昨年から相互に発表会に参加しています。

本校生は「福島県広野町の化石~浅見川と北迫川の化石の違い」「紙芝居による伝承活動~魅力的な紙芝居にするためには~」「高齢者と若者の交流」の3つをポスターで発表しました。

東桜学館はSSH指定校でもあるので理系の発表が多いですが、ふたば未來学園の生徒は地域課題の発表が中心でした。

発表会後は参加した学校の生徒での生徒交流会にも参加し、充実した発表会となりました。

 

【広島・事前研修】1F視察&第11回1F地域塾

広島研修とドイツ研修に参加する本校1年生の事前研修を兼ねて、福島第一原子力発電所(1F)の視察と第11回1F地域塾(早稲田大学と共催)を開催しました。本校生15名を含む59名の参加者がありました。


廃炉とその先の地域の将来像を考えるために地域の住民や大学の研究者、電気事業関係者、大学生などなどの方々と対話を続けてきています。
基調講演の後の対話では「廃炉の多様な将来像」について、グループに分かれて対話をしました。

【参加した高校生からのコメント】
○対話の名の下に「科学的に正しい」を押し付けることは新たな住民の分断につながる
○住民との対話がアリバイ作りになっていることが多く、誰が対話の場を設定するかは重要
○探究=問題を自分ごと化するために、さまざまなことを「切り口」にして考える
○1Fの視察で「安心・安全」が強要されている気がする。疑問やモヤモヤがもっとできてもいいはず。そういうモヤモヤを共有できる対話の場があってよかった。
○遺構が残ることが将来の人たちの自分ごとになって考える/みんなで考える/現地に行って感じるなど考える場の提供につながる
○「私はそうは思えない」と気軽に言える場が欲しい
○情報発信、若い人に伝えるとかいうけど、若い人だけじゃなくて偏見のある大人にむけても発信しないと