ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中高探究学習

【中学校2年生】福島イノベーションコースト構想体験ツアー

 12月1日(金)に、イノベーションコースト構想について学ぶ体験ツアーを行い、楢葉町にある「JAEA楢葉遠隔技術開発センター」と、浪江町にある「福島水素エネルギー研究フィールド」を視察しました。

 遠隔技術開発センターでは、福島第一原子力発電所を廃炉にするための技術を研究しています。高さ40mもある大きな実験棟を見学させてもらったり、VRを用いて原子炉建屋の状況を見させていただいたりしました。ロボットの操作体験も行い、生徒たちは最先端の技術に触れることができました。

 水素エネルギー研究フィールドでは、水素を新しいエネルギーとして活用し、他の再生可能エネルギーよりも安定したエネルギー供給を行う方法について研究しています。施設の中で、現状のエネルギー問題や水素の活用方法について学び、水素を発生させる設備や各地へ水素を運搬するトレーラーなども実際に見ることができました。

 福島で学ぶ生徒として、イノベーションコースト構想について深く知り、未来について考える機会とすることができました。

【高校1年次】演劇のためのインタビュー

本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」という授業で全員が演劇を体験します。

 

演劇を通して地域の課題を知るというテーマで、グループに分かれて地域の様々な立場の方にインタビューをし、その内容をもとに演劇を創作して発表するというものです。

今日はその取材の日でした。

今年度も20名の地域の方々にご協力いただき、このプログラムをスタートすることができました。

何年もお世話になっている方もいれば、今年初めてお世話になる方もいます。

生徒たちは、最初は緊張していましたが皆さんがとても丁寧に質問に答えてくださり、

取材が終わる頃にはすっかり打ち解け、笑顔も見えました。

 

「演劇は、言葉で論理的に説明するよりもイメージの共有がしやすい。特に、一番イメージの共有がしにくいのが人の心。人の心の機微を表現し、共有しやすくするのに演劇は有効です」

 

これは、毎年演劇の発表を見てくださる平田オリザ先生の言葉です。

様々な背景を持った地域の方々に取材をし、その内容を演劇でアウトプットする中で、

それぞれの人達の立場を想像し、物事を多面的に見ることの大切さを学んでもらいたいです。

 

 

 

彼らはこの後、フィールドワークで取材でお話をきいた場所を訪れ、

7月25日の演劇成果発表会に向けて演劇を創っていきます。

 

【高中探究】『東洋経済education✖️ICT』で演劇の授業について取り上げていただきました!

『東洋経済education×ICT』のYouTubeチャンネル「探求TV」に おいて、

本校の演劇の授業を取り上げていただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=120F9qS3hVk

 

本校開校当時から行われている、高校1年次の「演劇を通して地域の課題を知る学習」の様子と、それらの取り組みがなぜ探究に繋がるのかについて、詳しくお分かりいただけると思います。

 

また、本校では今年度から高校3年次で「表現コミュニケーション」という授業が始まりました。

演劇の手法を用いたワークショップを通して、コミュニケーションについて考える授業です。

こちらの様子も、映像でご覧いただけます。

 

【中学3年】未来創造学・広野みかん魅力発信チームのスイーツ販売(お知らせ)

 ふたば未来学園中学校の3学年探究チーム『#citrus』と株式会社マルト商事様との共同開発により、広野みかんを使用したスイーツ3品を開発しました!

 6月1日(木)15時30分から「マルトSC平尼子店」にて販売会を行います

 詳細はポスターにて!ぜひお買い求めください!!

※ ”地層ゼリー”については、都合により販売延期となります。ご了承ください。(5/26追記)

【高校1年次】哲学対話

5月23日(火)6.7校時 高校では初めてとなる「哲学対話」を行いました。

 講師に、開智国際大学、関西大学等で活躍されており、インタビュー調査についての様々な論文を書かれている西山渓先生を迎え、「インタビューをしてみよう!」と題したワークショップ形式で充実した時間を過ごしました。

 6校時目はインタビューとは何か、インタビューには何が必要かなどを学習し、7校時目には実際に生徒がグループに分かれ、対話型インタビューに挑戦しました。

 グループの中で、質問者(メイン・サブ)、回答者、司会者、記録係に分かれ、それぞれの立場でインタビューをよりよくするには何をしたらよいのかを考えました。

 どの生徒も積極的に対話に参加している姿が印象的でした。

 これからの探究活動で、地域の皆さんを始め、様々な方々にインタビュー調査をする機会があるかもしれません。本日の学びがきっと役立つものと思います。