ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中高探究学習

【中学校】3学年未来創造学発表会

 8月25日(木)に中学校2学年向けの未来創造学発表会を実施しました。

 3学年の生徒は今年度、5月に今年度第1回のフィールドワーク、6月には双来祭での発表会、そして7月に第2回のフィールドワークを行ってきました。

 1・2学年での探究をさらに深め、いかに双葉郡の魅力を発信していくかに力をいれて取り組んできました。

 今回は、今までの探究の成果を、2学年に向けて発表しました。

 

 3年生の生徒は、今まで探究で取り組んできた、双葉郡の魅力を存分に発信します。

 2年生も自らの探究と重ね合わせながら、真剣に発表を聞いています。

 発表後の質疑応答では、2年生から鋭い指摘が!

 3年生も、新たな気づきを得ることにつながったようです。

 3年生の次の発表の舞台は、9月24日(土)の未来創造学研究発表会となります。

 外部から多くの講師の方々をお招きして開催する、学校一のイベントです。

 今回の発表会での気づきや、今までの探究活動をまとめ、最高の発表ができるよう準備をしていきます!

【中学・高校】ふたば未来学園の歌 手話バージョン【探究】

中学校1期生の中で、「手話を通してろうあ者理解への第一歩」をテーマに未来創造探究を行っている生徒がいます。

昨年度はその実践として本校校歌の手話バージョンを作成し、中学校生徒会総会や三島長陵校舎生徒・高校生との交流会で手話を通した発表を行いました。

 

多くの生徒からの要望もあり、この度、ふたば未来学園Youtubeチャンネルにて手話の動画を公開することとしました。以下、生徒からのメッセージになります。

 

 みなさん、こんにちは。ふたば未来学園高等学校1年の阿部一葉です 。

 私は幼い頃から、ろう者(耳の聞こえない方)と触れ合い、さまざまな場所でろう者や手話への偏見や差別を感じてきました。そんな自分の体験を生かし、中学生の時、校歌の手話に関する探究を行ってきました。校内の生徒に向けて、校歌の手話コーラスという形で手話を学び 、偏見を無くしていくという内容です。中学校の生徒会総会や三島長陵校舎との交流会を通じ、 全校生徒に体験してもらうことが出来ました。

 ですが私は、もっと沢山の人に、そして継続的に手話に触れて欲しいと思っています。また、生徒会総会の際に「いつでも見返せるようにしてほしい」 という声が多くありました。そこで今回、以前撮った校歌の手話の動画をYouTubeで公開することにしました。

 ふたば未来学園の現代的な校歌は、他の学校の校歌とは違い抽象的表現が多いです。手話に直す際はとても困りましたし、今でもこの解釈で良かったのか確信を持てません。ですが、様々な解釈を出来るところが、多様性を大切にするこの学校にふさわしい、素敵な校歌なのだと思います。

 高校生になりましたが、これからも手話に関する探究を続けて行きたいと考えています。校歌の手話に留まらず、新たな方法で手話を広げて行きたいです。

  

【高2探究】 未来創造探究 問い作り・先輩の発表見学

4月19日の高2年次探究
6校時目は先週のおさらい…
未来創造探究で創造する未来とは?
社会の未来でもあるし、自分の未来でもあることを確認し、

前回作製したマンダラートを押し広げ
主体的に取り組める探究テーマをマイキーワードを選ぶ作業をしました。

7校時目はマイキーワードから「問い」作りをしました。
わからないことを増やす、という行為は通常の授業と逆のことです。

良質な「問い」は自分も先生も誰も答えを知りません。
それこそ、探究する価値のあるものだとお話のあと、
生徒たちは関心のある分野で当たり前に思っていたことを改めて考え直しているようでした。

(問い作りはGWの宿題にもなっております)

4月26日の探究は高3年次の中間発表を聞きました。

【高2探究】未来創造探究スタート!

4月12日、高校2年次の未来創造探究がスタートしました。

6校時には1年次で行った「地域創造と人間生活」を振り返りながら、「未来創造探究」とは何をする学習なのか、という問いに取り組みます。

 

先生からは「課題解決よりも課題発見が大事」や
「未来創造探究の「未来」ってなんでしょう? 地域の未来?
 それはそうかも。でも自分の「未来」をも作れるかもしれません」
という言葉が投げかけられ、うなずく生徒もいました。

7校時には昨年学習したマインドマップを使って自分の興味関心の「マイ・キーワード」を出していき、それをマンダラートを使って探究テーマにまでおし広げる試みをしました。

【中高探究活動】マイプロジェクトアワード2021全国Summit観覧会

3月27日(日)にふたば未来学園内にある双葉みらいラボで、マイプロジェクトアワード2021全国Summitの観覧会を実施しました。

コロナ前までは学校からバスを出して東京の会場まで全国Summitを観に行っていましたが、今年度は、「全国Summit観覧を通じて生徒や教職員、地域の方が対話をする場を創りたい」と考え、ふたば未来学園の中での観覧会を行いました。

本校の中学生や高校生、卒業生、地域の方、合計15名が参加しました。

今年度は全国29,504プロジェクトの中から48プロジェクトが全国Summitに参加しており、ふたば未来学園からは高校3年次生の和賀菜々香さんの「Cheer up!ふたば」が全国Summitにオンラインで参加しました。

校内の観覧会では代表発表6つのプロジェクトを視聴し、その発表を元にして「私らしい学び方とは?」をテーマに対話が行われました。

また、全国Summitの司会を努めたのは、昨年本校を卒業した金成美伶さん(4期生)ということもあり、観覧会は大いに盛り上がりました。

参加者の集合写真