ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中学校

【中学校】 哲学対話 9月26日

本日の哲学対話も神戸和佳子先生にご指導いただきました。

 テーマは先週に引き続き対話力のパワーアップ!

 まずは自分の思いを付箋に書いていきます。思いをどんどん書くことで、自己の内面と向き合うことができます。己との対話、すなわち己を知ることが、他者との対話力向上につながります。

 書いたものをグループ分けしています。班によってサクサク進むところと、ほとんど進まないところが・・・。この分類の作業を通し、自分自身のことを客観的に見ることができるようになります。客観的な視点を得ることで、対話するうえで、自分が大切にしている軸を自覚することができるようになると感じます。

 

ここからは、自分たちから離れて、もっと視点を広げて新しい考えを出していきます。

今週の哲学対話からもとても大きな気づきを得ることができました。生徒たちも目からうろこが何枚も落ちた様子です。神戸先生、今週もありがとうございました!

【中学校】 哲学対話 9月19日

 本日の中学1年、哲学対話のテーマは「考える」です。「考える」方法には、一人で考える方法と他の人と考える方法がありますが、今日は「一人で考えるより、みんなで考えたほうが先に行ける。」ことを実感するため「チームワークで考えていく練習」をしました。

 

グループを作り、制限時間内で順番に質問をしていきます。

質問を受けることで、それまでになかった視点で考えることができ、またぼんやりと考えていたことを、きちんと考えて話すことができます。

対話後の生徒の感想からは、対話を経て、思考の階段を一段高く昇れた様子が伺えました。

 

来週以降の哲学対話でも引き続き思考を深めていきます。

【中学校】1年生ながら双葉地区中学校英語弁論大会優勝・福島県下中学校英語弁論大会6位入賞

 本校中学1年生の大内萌楓さんと岡村麻里華さんの2名が、8月28日に楢葉町コミュニティーセンターにて行われた双葉地区英語弁論大会に参加しました。大内さんは「Malala Yousafzai: Education First」、岡村さんは「Tom Has to Work on Saturday」という題で暗唱の部に出場しました。2名とも夏休み中は猛暑にも負けず登校し、熱心に練習に励んでいました。夏休み明けの中学校集会にて、全生徒と教職員の前で度胸付けにスピーチを披露した際は、先生方と生徒たちから「中学1年生なのに、こんなにできるの?」「感動した」という驚きと称賛の声が聞こえてきました。本番当日の朝は緊張した面持ちでしたが、いざ登壇し演台に立ったときの姿は堂々としており、練習の成果を存分に発揮しました。他校では2,3年生が中心に出場している中で、岡村さんは優勝、大内さんは2位という素晴らしい結果を収めました。優勝した岡村さんは、9月6日に伊達市ふるさと会館にて行われた福島県下中学校英語弁論大会へ出場し、県という大きな舞台でも6位入賞を果たしました。

 今回、英語弁論大会に参加した2名の生徒の姿に、「今度は私も弁論やってみたい」という気持ちを持った生徒も少なくありません。そのような前向きな気持ちで英語の学習に取り組む生徒が増えてくれたらうれしく思います。Enjoy English!!

【中学校】マサチューセッツ工科大学との交流

 8月31日(土) 世界最高峰の大学として知られるマサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生が来校し、情報科学部の生徒を中心とする中学1年生と交流しました。双葉地区の教育環境に深い関心をお持ちくださっている、MITの宮川繁教授の紹介で実現したものです。

お話を伺うと、ふたば未来学園中学校はとても注目されており、来校をとても楽しみにして来たとのことです。はじめに生徒から学校の紹介を行い、その後、学校についての質問を受けました。

 

 本校での英語の活動が話題になり、その流れで先日の双葉地区英語弁論大会暗唱の部に出場して1位、2位を獲得した2人の生徒が、急遽弁論を発表することに!

 

 突然の出番でしたが、本番同様素晴らしい出来映えを披露し、素敵なコメントを頂くことができました。その後は「MITを目指した理由」や「今後必要となる能力」「福島の印象」などについて、英語と日本語を交えた意見交換を行い、最後はフリートークの時間。「地域でおいしいお店」の話題が一番盛り上がったようです。

 

 残念ながら時間切れとなり、いつかの再開を誓ってお別れしました。生徒たちからは十分英語で話せなかったことのもどかしさを感じ、英語でのコミュニケーション力向上が必要だと改めて感じたという声や、世界最高峰で学ぶ方々が日本語を学び、本校やこの地域に関心を持ってくださっていることに驚き、自分たちももっと世界に視野を広げて活動していかねばといった感想も聞かれました。

 「どうもありがとうございました!」

【中学校】「小学生対象体験入学」開催

 8月24日(土)、小学生を対象とした体験入学が行われました。会場のみらいシアターの定員を上回る180名の方が来場し、熱気あふれる中で「グローバル・スタディー科」の授業が行われました。

7月の学校説明会でも活躍した本校中学1年の情報科学部を中心とするメンバーに、ソフトテニス部・吹奏楽部有志の生徒も加わり、活動をフォローアップ!

 

日ごろから英語を使った活動が多いせいか、生徒たちは自然な流れで活動の輪に入っています。

 

 小学生の皆さんは、とても熱心に校内英語オリエンテーリングに取り組んでいました。短時間でしたが、本校グローバル・スタディー科の一端を感じていただけたのではないでしょうか。

 

 体験授業終了後は、希望する児童・保護者の方を対象に、本校一年生による、「学校生活についての座談会」を実施しました。参加した児童たちはもちろん、保護者の方々からもどんどん質問が出ていました。学校生活のこと、寮の様子など、中学1年生は、それぞれ自分の言葉できちんと答えていました。ご来校ありがとうございました。

 

座談会を行った中学1年生の皆さん、お疲れさまでした!

 

 

【中学校】夏休み明け集会

夏休みが明け、本日から授業再開です。

生徒たちはよい表情で登校しています。

まずは1時間目に未来シアターにて、夏休み明け集会を開催しました。

校長先生のお話です。入学からの日々を振り返り、生徒たちの頑張りを熱く称えくださいました。生徒たちの表情がどんどん前向きになっていくのがわかります。

 

次に代表生徒の発表です。

「私たちの良いところは・・・みんなで仲良く協力できること。私を含めて課題としては・・・メリハリを付けきれないこと。」冷静に集団を振り返る端的な発表でした。

 

そして今月28日に行われる「英語弁論大会」に向けて、2名の代表生徒から発表がありました。聞いている生徒たちの心を動かす、見事な発表でした。

 

夏休み明けも中学生の活動の様子を随時お知らせしていきます。

 

【中学校】7/13 学校説明会

 小学生と保護者を対象とした「中学校説明会」を開催し、130名の方々にお越しいただきました。お忙しい中、ありがとうございました。

メイン会場の「みらいシアター」で行った説明会では、まず本校校長が、中高一貫校としての教育目標や運営ビジョン、中学校・高校それぞれのカリキュラムについてプレゼンテーションを行いました。

 

 次に、本校1年生の生徒会中央委員会と情報科学部の生徒が、「学園中学生の一日の生活」と題して、学校生活を紹介しました。生徒たちは、台本づくりからプレゼン資料の作成、リハーサルまで、張り切って準備を進めてきました。説明と画面の切り替えのタイミング、制服紹介での歩く速さなど、細かいところまで、時間ギリギリまで、厳しくチェックしていました。

 

 

 途中、授業の一環で行っている哲学対話では、説明とともに「では、実際にやってみましょう!幸せって何ですか?はい、お母さんもどうぞ!」という進行。堂々と話し合おうとする姿勢に、生徒たちの成長を感じましたが、急にマイクを向けられた皆さんご協力ありがとうございました。

 

 ある生徒が話してくれましたが、「いよいよ後輩が入ってくるんですよ。それは楽しみでしょ。」という思いを伝えようとよく頑張りました。

 

 

 続いて、校舎案内です。5班に分かれて、本校職員が途中説明をしながら案内しました。「ALSは、アクティブラーニングスペースと言います。本校では教室で先生の話を聞くだけではなく、グループで対話をしたり、プレゼンテーションをつくって発表したり、その時々で学習するスタイルが変わります。そんな創造的な活動を支えるための学習スペースです。壁は全面ホワイトボードでスクリーンにもなるようにしました。テーブルと一体となったイスは、キャスター付きで、動くイスと呼んでいます。」といった具合に、およそ40分のツアーでした。

 

 

 解散後は、高校生が経営する「caféふぅ」へご案内。特別にお店を開いていただきました。「予想以上のお客様の数に戸惑ってしまい、待ち時間でご迷惑をおかけしてしまいました。」とは高校生スタッフ。保護者の皆様からは、「高校生が目標をもって、自分たちで会社経営に取り組む姿を見ているだけでもここに来た意味があると思います。」というお言葉。将来に向けてさまざまな扉をもつ学校であることを私たちも再確認することができました。短時間ではありましたが、本校のよさは伝わりましたでしょうか。

 

 

 なお、中学校説明会は、今後、県内各地で開催して参ります。そして、8月24日(土)には、本校で「小学生体験入学」を準備しています。詳細は、本校ホームページに掲載してありますので、ぜひお越しください。

 

【中学校】本の寄贈 7/3

 先日、広野町教育委員会を通じて、公益財団法人東京応化科学技術振興財団より、科学に関する本「開け!科学の扉⑦ 中・高生への科学の教室」を全校生分、寄贈していただきました。編集委員長の岩科季治様は広野夢大使というご縁があり、本を監修した藤島昭様は東京理科大学元学長、栄誉教授であり、光触媒による伝染病撲滅装置の試作品を完成させるなど、現在も化学分野における研究の第一線でご活躍されています。お二人の経歴を紹介しながら本を手わたすと、生徒たちは目を輝かせて、さっそく読み始めていました。様々な実験や研究活動が具体的に紹介されていて、生徒たちの今後の探究活動に大いに役立つものと思います。ありがとうございました。

【中学校】Global Study June 27th

 今日のグローバルスタディは、クラスを2つに分けて行いました。

 1つめのグループは高校1年生の授業体験を行いました。体験後に帰ってきた中学生に話を聞くと、「すごかった。自分もちゃんと勉強しなくちゃ。」「文が長い。単語が難しい。ユメタン私も欲しい。」と刺激を受けて帰ってきた様子でした。

 もう一方のグループは、校舎を使っての探索ミッションを行いました。Mission Card に書かれた指示に従って校内を探索し、メッセージを集める活動を行いました。中には、校内見取り図を活用して、あらかじめ目印をうってから出発するグループもありました。どのグループもメンバーどうし協力し、大変熱心にMission completeをめざしていました。

 

 During today’s Global Study, students learned a lot through two courses.

 The first group visited the classrooms of the high school and joined the English classes. One student told the teacher that he was very impressed by the high school students, and would make an effort to be a better English speaker. They were surprised to see the length and difficulty of the English sentences that the high school students used.

   The second group had a Mission Game in the school building. Following the mission cards, the students were supposed to walk around and find Message Cards. Some groups used the map of the school building effectively before their departure. All of the students attending the class did very well at today’s Global Study.

 

【中学校】広野町田んぼアートプロジェクトに参加してきました。

 6月8日(土)、広野町田んぼアートプロジェクトが開催され、本校生7名と教員3名が参加しました。

 当日はあいにくの天候となりましたが、大勢の参加者で会場は熱気にあふれており、本校の生徒も、降り続ける雨をものともせず元気に田植えに参加しました。

 田んぼアートでは、広野町のイメージキャラクター「ひろぼー」が描かれます。

 生徒たちは、初めは土に足をとられまっ黒になりながら苦戦していましたが、田植え経験豊富な生徒を中心にしだいにコツをつかみ、最後までよく頑張りました。町長さんも付きっきりで声をかけて励ましてくださいました。

 

 これから広野町のまぶしい太陽の光をたくさん浴びて、稲も生徒たちも大きく成長していくことと思います。本校の生徒も関わらせていただき、町の元気な姿を感じるよい機会となりました!! 今後収穫時には素晴らしいアートに仕上がる予定とのことです。楽しみですね。

 田んぼアートプロジェクト事務局の皆さん、そして参加した皆さん、当日はどうもありがとうございました!