ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園中学校「芸術発表会」を開催しました。

 先月の10月21日(金)、みらいシアターにて、ふたば未来学園中学校「芸術発表会」を開催しました。

 舞台には今年新たに設置させていただいた音響反射版5台を演奏仕様に配置し、音響環境を向上させることができました。おかげで素晴らしいステージが完成し、生徒たちの生き生きとした歌声が会場に響き渡りました。

 発表会の内容については、1年生は〝ひろの童謡まつり“で発表した2曲をのびのびと歌い、2・3年生は各クラスで選曲した合唱曲を力強く歌い上げました。そのほかに音楽創作の個人発表、校歌をイメージした絵画作品の発表、各学年ごとの雰囲気を引き出した校歌斉唱、高校音楽科による日本歌曲の解説と演奏など、芸術の多彩な表現を互いに鑑賞する発表会となりました。各団体演奏が入れ替わる場面では、励まし讃え合う拍手が自然と沸き起こり、心温まるシーンも多く見られました。当日は無観客で行いましたが、保護者の方々へは動画の限定配信にてご鑑賞していただきました。

 

 

[高校] コミュニケーション英語III 留学生との異文化交流会

 文化の秋の9月。高校3年次の英語コミュニケーションIIIの授業で2回に渡り異文化交流会を開き、アジア高校生架け橋プロジェクトで本校に来日した2人の留学生に、自分の国を紹介してもらいました。

 フィリピンからの留学生キーブにはフィリピンの話をしてもらいました。フィリピンの島では言語が多様で、さまざまな民族文化がある様子を教えてもらいました。また、最後にはかっこいいシャドウダンスも見せてくれました。

 インドネシアからの留学生アンドレアからはインドネシアの豊富な自然や、竹を使った踊りなどの民族文化を紹介してもらいました。

 2人とも自分の国の言葉を教えてくれたり、独特なそれぞれの国の料理を紹介してくれたほか、それぞれの民族衣装に身を包み込み、とっても素敵な姿でした。

 きっといつか、3年次生の誰かがフィリピンやインドネシアを訪れて、着物を披露してくれるでしょう。

 

【高校】双葉郡定食 Jヴィレッジで販売中!

 10月16日(日)に、Jヴィレッジ内のレストラン「アルパインローズ」にて、双葉郡定食の販売イベントを行いました。

 生徒たちは、中学生のときから「双葉郡の食について発信し、双葉郡の交流人口を増やす」というテーマを達成するために、「双葉郡定食」の開発を行ってきました。今回Jヴィレッジ様のご協力により、期間限定ではありますが「双葉郡定食」が実際に販売されることになりました。

 レストランにて実際に定食提供を行い、召し上がっていただいたお客様からは「おいしかった」「また食べに来たい」という声を聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、東京2020オリンピック・パラリンピック1周年記念で同日行われていた「DREAM meeting」にゲストとしてお越しいただいていた

野口啓代さん(ボルタリングワールドカップ通算21勝 東京五輪銅メダリスト)

本田武史さん(プロフィギュアスケーター 世界選手権銅メダリスト)

豊島英さん(東京パラリンピック車いすバスケットボール銀メダリスト)

3名のアスリートの方たちに、双葉郡定食のデザートである「Jヴィレッジ ジュレ」を提供する機会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 双葉郡定食は、10月7日(金)~11月6日(日)までの期間限定販売となります。是非、この機会に双葉郡へお越しください!

https://j-village.jp/news/5317/

【福祉】視覚障がい者の歩行介助の学習

 生活支援技術の授業で、視覚障がい者の歩行介助の実習を行いました。

以下は生徒の感想です。

 階段を上る時も下りる時もしっかり肘の上を持つと段差の高さがよく分かるので、介護者が脇をしめることが大切だと分かった。手すりや点字ブロックなど支えとなるものがもっと至る所、必要な場所にあれば良いと思った。本人の意欲を高めるためにも、ていねいな言葉遣いで、利用者本人の意思を尊重することの大切さがよく分かった。また利用者のペースに合わせた歩行介助や説明もしっかりしなくてはならないと思った。

 

【福祉】生活援助従事者研修 開講式

 

 生活援助従事者研修の開講式を行いました。

 今年度は、スペシャリスト系列【福祉】の2年次生2名が受講します。開講式において、副校長先生から①新しいものを生み出す人材 ②世界に価値を広める人材 ③ハタチにして100歳の気持ちがわかる人材について講話をいただき、その後、代表生徒が研修に向けた心構えを述べました。

 今回の研修では、広野町社会福祉協議会や各介護施設の職員の方々に講師として御来校いただき、介護職の基礎的な知識や技術に関して学びます。

 新型コロナウイルス感染症への対策を徹底しながら、受講生全員が無事に終了できるようにし、学んだ知識や技術を社会生活に生かせるように頑張って取り組んで参ります。

 

 

 

【高校】 早稲田大学との1F地域塾

7月から本校において早稲田大学と本校が主宰する
「1F地域塾」が行われてきました。

「1F地域塾」とは、大学関係者、専門家、東電職員、地域の方々、
大学生、本校高校生(広島研修を希望するもの)が集まり、
1F=福島第一原子力発電所の廃炉廃炉の先を考え、語りあい、学びあう場のことです。

「塾」とは受験産業的塾を意味しません。
明治維新で活躍した多くの変革者を育成した幕末の私塾のように、
同志平等の気分でみなが卓を囲んで考え、議論し、実践へつなげたいと考えています。
1F廃炉の将来像という、「答えがない問い」です。
本塾は「3.11」を超克した新しい歴史を作るため、未来を担う人びとの議論の場になることを願って企画されました。

9月までに三度行われ、
高校生たちは学び、議論し、1Fへの見学にも行くことができました。


10月1日の第4回が地域塾の一区切りとなり、
その後生徒たちは広島研修へ参加する予定です。

【高校】ふくしまSDGs博 双葉郡定食

 9月24・25日にビッグパレットふくしまにて行われた「ふくしまSDGs博」に、双葉郡定食の発表のために本校生徒7名が参加してきました。会場内にあるブース・お昼のステージにて、今までの探究について発表することができました。

 中学校時代の探究活動では、双葉郡の食に注目し、「双葉郡の食について知ってもらい、双葉郡の交流人口を増やしたい」を目標として活動を行ってきました。そして、高校へ進学してからも自主的に活動を進め、この度10月上旬にJヴィレッジ内のレストランであるアルパインローズにて販売する運びとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨年11月に、福島民報社の「ふくしま復興大使」として北海道へ視察に行き、学んだことを双葉郡定食に生かしました。今回の販売に当たり、福島民報社様、Jヴィレッジ様にはたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。

【福祉】ヘアドネーション活動に協力しました

 ヘアドネーションとは、小児がんや先天性の脱毛症で髪の毛を失った子どもたちのために寄付した髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動です。今回、本校教員がヘアドネーション活動に協力し、ライオンズクラブ国際協会332-D地区並びに小野町ライオンズクラブ様より感謝状をいただきました。一人分のウィッグには、約20人~30人分の31㎝以上の髪の毛が必要となるそうです。可能な方は協力してみてはいかがでしょうか。

【中学校1・2年】演劇ワークショップ

9月1日に、本校みらいシアターにて演劇ワークショップを行いました。

~中学1年生~

初めて1組・2組のメンバーを混ぜて行いました。最初は慣れないメンバーで戸惑う様子もありましたが、演劇をつくっていく中で少しずつ前のめりになり、次第に輪を小さくしながら話し合って進める様子に成長を感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~中学2年生~

今回は男女別のグループ分けで実施しました。まずは、決められたお題「ファミレス」「カラオケ」などを短時間で構成し見事に演技することができました。次は先ほどの演技をブラッシュアップし、四角に仕切られた小さなステージで観衆を巻き込む楽しい演劇発表。それぞれが自分の殻を破りながら楽しい活動の時間になりました。

 

【福祉】シーツ交換についての学習

利用者を寝かせたままでのシーツ交換を行いました。

以下は生徒の感想です。

 教えてもらう前は、最初に敷いてあるシーツをすべてとってから新しいシーツを敷くのかなと思っていたけれど、半分のシーツをとって新しいシーツを半分敷くことでとても効率の良い敷き方だなと思いました。またサイドレールを使用することで利用者さんが安全に側臥位になることも知ることができました。前回のベッドメイキングでは、主にしわやたるみがないかを確認しながら行っていたけれど、今回は利用者さんのことも考えながら行ったので少し大変でした。私は祖父母と一緒に住んでいます。いつまでも元気なままでいてほしいけれど、もし寝たきりなどになってしまったら、授業で学んだベッドメイキングをしてあげたいなと思いました。また今回のシーツ交換は、麻痺だけでなく足を怪我した時などにも役立つのではないかなと感じました。

 

 

【中学校】3学年未来創造学発表会

 8月25日(木)に中学校2学年向けの未来創造学発表会を実施しました。

 3学年の生徒は今年度、5月に今年度第1回のフィールドワーク、6月には双来祭での発表会、そして7月に第2回のフィールドワークを行ってきました。

 1・2学年での探究をさらに深め、いかに双葉郡の魅力を発信していくかに力をいれて取り組んできました。

 今回は、今までの探究の成果を、2学年に向けて発表しました。

 

 3年生の生徒は、今まで探究で取り組んできた、双葉郡の魅力を存分に発信します。

 2年生も自らの探究と重ね合わせながら、真剣に発表を聞いています。

 発表後の質疑応答では、2年生から鋭い指摘が!

 3年生も、新たな気づきを得ることにつながったようです。

 3年生の次の発表の舞台は、9月24日(土)の未来創造学研究発表会となります。

 外部から多くの講師の方々をお招きして開催する、学校一のイベントです。

 今回の発表会での気づきや、今までの探究活動をまとめ、最高の発表ができるよう準備をしていきます!

【福祉】介護職員初任者研修

8月16日に「介護職員初任者研修」の開講式を行いました。

 今年度は、スペシャリスト系列【福祉】の3年次生8名が受講します。開講式では、校長先生から激励の言葉をいただきました。続いて、代表生徒から「将来、介護員として働くために、また介護の知識を家庭や社会でいかせるようにしっかり勉強したい。」と、研修に向けた意気込みが述べられました。

 今回の研修では、広野町社会福祉協議会や介護施設の職員の方々に講師として来校いただき、介護職に必要な知識や技術に関して学びます。

 新型コロナウイルス感染症の対策を徹底しながら、本校で資格取得の機会をいただいたことに感謝し、8名全員が修了証書を手にできるように努力したいと思います。

 

【中学校・高等学校】第7回 双葉郡中高生交流会

 8月4日に、「第7回 双葉郡中高生交流会 FUTABA 1DAY SUMMER SCHOOL」が行われました。

講師に前田裕二さん(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)・西野亮廣さん(お笑い芸人・絵本作家)をお招きし、「落とし穴の埋め方 ~挑戦への準備~」をテーマにオンラインで対談を行いました。

 

 「失敗を恐れるのではなく、失敗が怖くない状況をつくるために情報をたくさん取得すること」「自分が知りたい・やりたいことを極めて自信をつければ、苦手なことにもチャレンジできるようになる」などの話を聞き、生徒たちはこれからに向けて挑戦していこうという気持ちを強くもつことができました。

 

【中学校】一般選抜志願者向けオープンキャンパス

7月30日(土)に、小学校6年生を対象とした一般選抜志願者向けのオープンキャンパスを実施しました。

全体の学校紹介では、生徒会役員・中央委員会の生徒が学校生活の様子を楽しくわかりやすく伝えました。本校で行っている「演劇ワークショップ」の様子など、即興劇を通じて伝わったのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体験授業は、グローバル・スタディ科と哲学対話の2班に分かれて行いました。

グローバル・スタディ科の授業では、本校ALTであるギデオン先生のエピソードを聞き、最後にはゲームを通して理解を深めました。

哲学対話では、子どもたちから出た問いをみんなで決めた後、少人数の車座になって対話を深めました。

 

 

 

 

 

 

校舎案内では、本校生徒が直接校舎を案内して各所で説明を加えました。他に類を見ないふたば未来学園の素晴らしさを味わうことができたのではないかと思います。ご参加ありがとうございました。

秋にはスポーツ選抜志願者向けのオープンキャンパスも実施予定です。

【福祉】普通救命講習

 介護総合演習の授業で、双葉地方広域市町村圏組合消防本部の方にお越しいただき、普通救命講習を行いました。

以下、生徒の感想です。

 今回の講習では、今まで分からなかった部分を明確にすることができ、心肺蘇生や応急処置へのハードルが少し低くなりました。約2時間、一次救命処置の動画を見ながら知識を得ることができました。その後、2時間の実習では、小児・乳児の救命処置など知らなかったことを詳しく学ぶことができました。訓練用の人形とAEDを使用しながら、分かりやすく教えていただきとても良い経験になりました。実際の現場をイメージして練習を行ったので、より自信と勇気を持つことができました。また、心肺蘇生の他に回復体位や腹部突き上げ法、背部叩打法なども学ぶことができて良かったです。いつ、どこで、誰が倒れるのかは分からないので、その場に応じた対応、その人の状態をしっかり判断できるように頑張りたいです。相手の命を助けるためにも、自分一人でではなく、周りの人の協力を得ながら救命処置を行うことでより早く、冷静に判断することができるのかなと思いました。今回、学んだことを忘れず、もしもの場合には積極的に助けたいと思いました。

 

 双葉地方広域市町村圏組合消防本部の皆様、誠にありがとうございました。

【福祉】移動の支援についての学習

生活支援技術の授業で、寝たきり体験を行いました。

移動の意義と目的をふまえ、利用者の気持ちを考えることをねらいとして実施しました。

以下は、生徒の感想です。

 実際に寝たきりの体験をして、大変さを知ることができた。仰臥位で寝ていると背中にだんだん熱がこもってきたり、汗をかいたりしてきた。ずっと同じ体勢なので、少しずつ後頭部や仙骨部などが痛くなってきた。また同じ景色なので体験時間が長く感じた。側臥位では、一定の方向をずっと向いているので腕がしびれたり、向いている方向の体が少しずつ痛くなったりした。自分たちは、自由に体を動かすことができるけれど、寝たきりでいる方の気持ちを考えると、動きたくても動けない、自由に体を動かすことさえ難しい患者さんや寝ている時間が多い利用者さんはつらい思いをしているのではないかと思った。この体験を通して、寝ている人への支援として、頭を上げたり時々体勢を変えたりするべきだと感じた。介護をする時は、その気持ちにも配慮しながら支援することがとても重要だと思った。