ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中高探究学習

千葉県浦安市の中学生と交流しました

 8月18日(木)千葉県浦安市の中学生27名が「ふるさとうらやす立志塾」の活動として広野町を訪れ、本校生と交流しました。
中学生と一緒に広野町フィールドワークに参加した後、昼食をとりながら互いの地域について話したり、フィールドワークで感じたことを共有したりしました。続いて本校の丹野校長から、ふたば未来学園高校設立の経緯等について講話がありました。その後はグループに分かれ、本校生が東日本大震災の経験を語ったり、ふるさとのために今自分たちができることは何かなどについて対話、意見交換をしたりしました。
交流を通じて、ふるさとへの想いを改めて感じることができました。ありがとうございました。

<活動の様子>
   
   

産業総合研究所福島再生可能エネルギー研究所で研修しました

 再生可能エネルギー探究班10名で、郡山市にある産業総合研究所福島再生可能エネルギー研究所を訪れました。 
1 風車タワーの内部
2 地中熱利用システムの実証試験場
3 ナノワイヤー太陽電池技術
4 太陽電池製造ライン
の4箇所を見学し、説明を受けました。
また、福島高等学校スーパーサイエンス部の「マグネシウム二次電池の研究~自給可能な資源による電池を目指して~」の発表を聞き、生徒たちは、大きな刺激を受けました。

<活動の様子>
     
   

「東北発☆未来塾」企画『高校生のチカラ』が放送されました

 2016年7月「東北発☆未来塾」企画『高校生のチカラ』が、NHKのEテレにて放送されました。
 この放送では本校生が塾生となり、島根県海土町の島前高校の「高校魅力化プロジェクト」に携わった岩本悠氏の案内によって、島前高校の高校生と交流して、高校生の力が地域を魅力的にするアイデアを探りました。
 塾生は、そのヒントをもとに、自分たちでアイデアを練り、プレゼンテーションに臨んだ様子が放送されました。

 ☆放送された内容については、下記の外部リンクより閲覧できます。
  ●第1週「悠さんによる島の三段活用 過去・現在・未来」

2016年7月4日(月)放送分

  ●第2週「悠さんによる三次関数 自分×学校×地域=?」

2016年7月11日(月)放送分

  ●第3週「悠さんによる熱伝導則 若者の情熱は伝播する」

2016年7月18日(月)放送分

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを行いました

7月25日(月)講師に東京大学および慶応義塾大学教授、文部科学大臣補佐官の鈴木寛先生を迎え、「地方創生イノベーションスクール2030地域スクール」を行いました。
 2年生は、今年度の取り組んでいる各探究班(原子力防災探究、メディアコミュニケーション探究、再生可能エネルギー探究、スポーツと健康探究、健康と福祉探究)の活動報告と今後の展開を発表しました。

 1年生は、各探究班の海外での先進事例の紹介をしました。

 鈴木寛先生から一人ずつ会話しながらアドバイスをいただきました。

<当日のイノベーションスクールの様子>
   

いわき明星大学との連携プログラムが終了しました

 7月21日(木)、いわき明星大学との高大連携プログラムが実施されました。6月から3回にわたって実施された本プログラムも今回で完結しました。
 「遊びに来てもらえる浜通り」をテーマに、本校生と大学生が3つのチームを作り、それぞれ浜通りの特色をアピールする旅行プランを考えました。最終回となる今回はチームで練り上げた企画のポスタープレゼンテーションを行い、参加者投票の結果、夏休みに親子で川内村の自然を満喫する「飛び出せ!福島川内の森~記憶に残るこの自然~」が優勝しました。
 本校からの参加者14名は全員が浜通り出身でしたが、震災後ふるさとを離れた期間が長いこともあって、地元の観光地を意外と知らない生徒が多く悪戦苦闘が続いていましたが、どの班も自分たちが生まれ育った地域を調べていく中で、改めてふるさとの魅力に気づくことができ、当日は立派なプレゼンを行いました。
 今回のプログラムはふるさとについて自ら考え、ともに学びを深め合う有意義な機会となりました。いわき明星大学のみなさん、本当にありがとうございました。

1班のプラン「浜を縦断with福島の高校生」

   

2班のプラン「体験浜通り」

   

3班のプラン「飛び出せ!福島川内の森~記憶に残るこの自然~」

   

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました

 地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
 本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
 7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。

 地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
   

 次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
 <PCM手法>
  ①問題分析
   多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
  ②目的分析
   問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
  ③プロジェクトの選択
   ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
       

 今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました

 地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
 本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
 7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。

 地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
   

 次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
 <PCM手法>
  ①問題分析
   多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
  ②目的分析
   問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
  ③プロジェクトの選択
   ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
   
   

 今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。

研究計画書を作成しました

「総合的な学習の時間」で、「再生可能エネルギー探究班」(2年生20名)は、福島県や双葉郡の現状を踏まえたエネルギーについて4つのグループに分かれて、議論しました。
 ・6号線の渋滞を利用した振動発電。
 ・広野町の長い日照時間を生かして、微細藻類から重油をつくる。
 ・海水から酸化還元反応で電気を作る。
 ・ドイツ研修で学習したパッシブハウスを作る。
など、今後の研究が楽しみな計画が発表されました。
また、一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会の体験リーダー大野祐子さんから発表に対する感想とアドバイスをいただきました。

<授業の様子>
 

<授業で使用したワークシート>
 ※ワークシートをクリックすると、PDF版のワークシートをダウンロードできます。
   

【探究】第1回 アクティブ・ラーニング実践シンポジウムに参加しました。

 平成28年6月25日(土)福島市AOZ 多目的ホールで行われた「新しい教育で未来を拓くアクティブ・ラーニング実践シンポジウム」に参加しました。
 実践報告として、地方創生イノベーションスクール2030に参加している福島市チーム(福島第二中学校、岳陽中学校)とふたば未来学園高校チームが発表しました。
 「ふたば未来学園の取り組み」と題して、「演劇創作」や「課題探究」、ベラルーシ・タイ・ドイツの海外研修の報告を日本語と英語で行い、大きな反響を呼びました。

<シンポジウムの様子>
  

佐々木宏氏による授業が行われました

 2年次「未来創造探究」のメディアコミュニケーション探究班の授業に、ふたばの教育復興応援団の佐々木宏氏が来校いたしました。
 授業の前には、佐々木氏より全校生へのお話があり、その後の探究班の授業では、佐々木氏が手がけてきたCMの舞台裏や「原稿がある感じ、原稿がない感じ」、「前例がある、前例がない」の話、探究班で事前にまとめた質問事項へも答えていただきました。
 さらに、放課後には探究班のメンバーとの座談会が行われました。

 お忙しい中、ご来校し、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
 授業や座談会でお聞きしたお話を、今後の探究活動に役立てて生きたいと思います。

<全校生の前でのお話の様子>
 ☆副校長先生より佐々木氏の紹介    ☆佐々木宏氏による講演
     
     
<探究班での授業の様子>
     
     

<座談会の様子>