ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中学校

【中学校】本の寄贈 7/3

 先日、広野町教育委員会を通じて、公益財団法人東京応化科学技術振興財団より、科学に関する本「開け!科学の扉⑦ 中・高生への科学の教室」を全校生分、寄贈していただきました。編集委員長の岩科季治様は広野夢大使というご縁があり、本を監修した藤島昭様は東京理科大学元学長、栄誉教授であり、光触媒による伝染病撲滅装置の試作品を完成させるなど、現在も化学分野における研究の第一線でご活躍されています。お二人の経歴を紹介しながら本を手わたすと、生徒たちは目を輝かせて、さっそく読み始めていました。様々な実験や研究活動が具体的に紹介されていて、生徒たちの今後の探究活動に大いに役立つものと思います。ありがとうございました。

【中学校】Global Study June 27th

 今日のグローバルスタディは、クラスを2つに分けて行いました。

 1つめのグループは高校1年生の授業体験を行いました。体験後に帰ってきた中学生に話を聞くと、「すごかった。自分もちゃんと勉強しなくちゃ。」「文が長い。単語が難しい。ユメタン私も欲しい。」と刺激を受けて帰ってきた様子でした。

 もう一方のグループは、校舎を使っての探索ミッションを行いました。Mission Card に書かれた指示に従って校内を探索し、メッセージを集める活動を行いました。中には、校内見取り図を活用して、あらかじめ目印をうってから出発するグループもありました。どのグループもメンバーどうし協力し、大変熱心にMission completeをめざしていました。

 

 During today’s Global Study, students learned a lot through two courses.

 The first group visited the classrooms of the high school and joined the English classes. One student told the teacher that he was very impressed by the high school students, and would make an effort to be a better English speaker. They were surprised to see the length and difficulty of the English sentences that the high school students used.

   The second group had a Mission Game in the school building. Following the mission cards, the students were supposed to walk around and find Message Cards. Some groups used the map of the school building effectively before their departure. All of the students attending the class did very well at today’s Global Study.

 

【中学校】広野町田んぼアートプロジェクトに参加してきました。

 6月8日(土)、広野町田んぼアートプロジェクトが開催され、本校生7名と教員3名が参加しました。

 当日はあいにくの天候となりましたが、大勢の参加者で会場は熱気にあふれており、本校の生徒も、降り続ける雨をものともせず元気に田植えに参加しました。

 田んぼアートでは、広野町のイメージキャラクター「ひろぼー」が描かれます。

 生徒たちは、初めは土に足をとられまっ黒になりながら苦戦していましたが、田植え経験豊富な生徒を中心にしだいにコツをつかみ、最後までよく頑張りました。町長さんも付きっきりで声をかけて励ましてくださいました。

 

 これから広野町のまぶしい太陽の光をたくさん浴びて、稲も生徒たちも大きく成長していくことと思います。本校の生徒も関わらせていただき、町の元気な姿を感じるよい機会となりました!! 今後収穫時には素晴らしいアートに仕上がる予定とのことです。楽しみですね。

 田んぼアートプロジェクト事務局の皆さん、そして参加した皆さん、当日はどうもありがとうございました!

【中学校】哲学対話 5/23

 本日の哲学対話は、「なんだかイヤな人、苦手な人」とどう付き合うかを考えました。

 外部講師の神戸先生が行う哲学対話の授業でははじめて、生徒が前を向いた状態で授業を進めています。

 これまでの対話で培った考える力を生かし、先生の問いかけにも、前提条件や定義を詳細に質問しています。

 グループワークも深まりました。

来週は今回の議論を生かし、さらに対話を深めます。

【中学校】「哲学対話」深まっています

 中学1年生の「哲学対話」早くも本格的な内容になっています。

 この日は「普通」と「完璧」という、普段私たちが何気なく使っている言葉について深く考えました。参加した生徒たちからは、「普段何気なく使っている言葉の意味をこんなに深く考えたことはなかった」という感想が聞かれました。そのことは生徒たちの対話の中にも表れています。「完璧」について考えていたある生徒が、以前聞き取りをしたときに聞いた言葉として「完璧ということは、人々が手を入れなくなること。完璧になったものは、壊されるということ。」と語ったとき、学級の多くの生徒の表情が変わりました。きっと「腑に落ちた」瞬間だったのだと思います。そういった場面を含め、1,2組とも発言が途切れることなく、粘り強く対話が続く様子が見られました。自分なりの表現で対話を続ける生徒たち、今後も「哲学対話」から目を離せません。

   前回掲載した学級とは別の学級のコミュニケーションボールです。