ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中学校

【中学校】中央委員会認証式

 11月25日(水)校長室にて、中学校の後期中央委員会認証式が行われました。中央委員会は各クラスの委員長、副委員長の2名ずつで組織される学校を代表する委員会です。

 生徒達は、普段入室することのない校長室での認証式に緊張の面持ちです。

 校長先生から一人一人に認証書が手渡されました。

    

 校長先生からは、「後期という半年はあっという間に過ぎていきます。クラスの代表としての意識を持って、生活して下さい。」と激励のお言葉をいただきました。

 生徒達は、気持ちをあらたにして「普段の生活からクラスの代表として過ごしていくぞ!」とやる気に満ちた表情を見せてくれました。

【中学校】スーパーサイエンス講座「感染から身体を守るしくみ」開催(11/9)

 今年度、本校は、福島県教育委員会より、ふくしまスーパーサイエンススクール事業の指定校となり、年3回の体験型講座を実施していただいています。今回は、2年生を対象に、医療分野の講演会を企画しました。講師に、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・中性子医療研究センター教授の松浦栄次博士にお越しいただき、「感染症から身体を守るしくみ」をテーマにご講演いただきました。

 世界初の化学療法剤「サルバルサン606号」の研究開発に取り組んだエールリッヒ博士の一生を描いた映画『魔法の弾丸』を視聴しながら、生徒たちは、人の免疫力に関する理解を深めただけでなく、報道で目にする新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬の待望論というものには、献身的に研究にあたっている方の存在があるということに気づいた様子でした。とある生徒は新型コロナウイルスに対するワクチンや製薬開発のスライドで先生が引用されていた図表の出典をメモし、自分でより詳しく調べようとしていました。

 映画を視聴していた教員が、途中で職員室に戻り、周りの教員の声をかけていくうちにいつの間にか多くの教員が集まり、最後のシーンでほぼ全員が涙するという状況でもありました。医療の分野に進みたいと考えている生徒のみならず、心に残る素晴らしいご講演と映画でした。

【中学校】3学年授業参観・学年懇談会(10/31)

 3年生では、初めての試みとしてZOOMによる授業参観の配信を行いました。学校の様子を動画でお届けすることができ、生徒たちもとても嬉しそうな様子でした。

 3校時目の英語では、高校2年生と一緒にクロスカリキュラム(英語×数学×音楽)で取り組んだ成果を英語で発表しました。この授業では、環境問題やSDGsについて考えたり、広野町のごみを使って楽器を作ったりしました。

 4校時目のスポーツ科では、バドミントン・レスリング競技に取り組んでいることについて、現時点での自身の課題や前期を振り返って、後期とこれからのテーマを発表しました。

 5校時目の数学では、相似な三角形の面積比について実際に紙を切って確認し、最後には計算で面積を求めることができました。Sくんは、久しぶりに再会した弟2人とペアを組んで学習し、兄としての立派な姿を弟たちに見せることができました。

 給食の時間には、環境大臣である小泉進次郎さんが学級を訪問してくださいました。Kさんが進次郎さんに家族について質問したところ、「夫婦の時間もそうだが、生後9ヶ月の息子がいてとても幸せ。みんなにもこんなにかわいい時期があったんだよ」という話をいただき、「アスリートとして頑張る姿も応援しているよ!」と激励してくださいました。

 学年懇談では、高校進学に向けた準備や修学旅行についてお伝えしました。スポーツにチャレンジする姿とともに日常の学校生活の様子をご覧いただくよい一日をもつことができました!

 

【中学校】1学年授業参観・学年懇談会(10/31)

 新型コロナウイルス感染症対策をお願いしながらの実施でしたが、ご協力とご来校ありがとうございました。年度当初の授業参観や学年懇談会が中止となってしまったこともあったと思いますが、予想以上に熱気あふれる雰囲気での参観になりました。

 授業参観は、国語と社会をご覧いただきました。国語は書写。生徒たちは静かに筆を滑られながら、内面で自分自身との対話をしていたと思います。

 社会の授業では、1組は中国とインド、2組では中国をテーマに話合い活動を行いました。両クラスとも生徒から面白い「問い」が見出されました。1組は「カースト制度にはよいところがあるか?」、2組は「中国の内陸部にも経済特区をつくるべきか?」。なかなかハードです。しかしながら、教科書の学びをもとに、自分の意見や考えを持ち、交流し、深めていく授業で、時間があっという間に過ぎてしまいました。記録写真がないところが残念です。

 午後は、高校進路指導主事を招いて、生徒と保護者の皆様を対象とした進路講演会を行いました。今まさに進路決定の時期を迎えている高校3年生の様子も交えて、高校における進路指導のスケジュールや大学入試制度のしくみ、対策の仕方について理解を深めました。その後、保護者の皆様は学年懇談会となりました。教頭から「「改めましてご入学おめでとうございます。』この言葉を皆さんに直接お伝えしたくて、でもできなくて、ここまで長い時間がかかりましたが、改めて一緒に子どもたちを成長させていきましょう。」との挨拶がありました。その後の学年・学級懇談会で、これまでの生徒たちの頑張りとこれからも目標について、保護者の皆様に提案し、共有することができました。

 

 廊下には、学年主任が毎日発行している学年通信「自立」が掲示してあります。まさに、私たちの成長の記録ですね。