ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中学校

【中学校】身近な森林の役割について学びました

 12月15日(日)、NPO法人広野わいわいプロジェクト様が主催するワークショップ「広野に見る、水と緑の不思議な世界」に、本校生徒3名が参加しました。

 はじめに広野で採集された様々な植物を思い思いに並べ、ラミネート。芸術的な作品ができあがり、広野の植物の豊かさを実感しました。

 

次に京都大学教授の大手信人博士から、身近な森林の果たしている役割についてお話頂きました。特に森林が水源として大きな役割を果たしていることや、すべての生き物は植物の光合成の上に成り立っていることなどのお話を聞いて、日頃あまり意識することのない身近な森林について考える貴重な時間を過ごすことができました。

 今後もこうした学びの機会を大切にしていきたいと思います。

 大手先生、広野わいわいプロジェクトの皆様、どうもありがとうございました。

【中学校・哲学対話】 日本、そして他国のよいところを考えました

  今回のテーマは国際理解です。

 まずは日本や他国のよいところについて、思いつくままにどんどん書き出しました。

  海外の好きな国については、社会の授業で学習した内容もたくさん出ていました。普段の授業で学んだ内容が道徳や総合的な学習の時間でも生き生きと登場する姿、いいですね!

  日本のよさについても、普段は当たり前すぎてじっくり考える機会が無かったかもしれません。生徒たちは書きながら、改めて日本のよさを再確認していました。

 その後は本校の国際経験豊かな先生から、海外での生活の様子の紹介です。この日は日本と生活の様子が大きく異なるスリランカについて紹介を受けました。聞いている生徒たちは、日常的に起きる停電の話や物価の安さ、時間の感覚の違いといった、日本とあまりに違うスリランカの様子に、時折目と口を大きく開けつつも、感じたことをどんどんメモしていました。

 次回の哲学対話で本日の学びが大いに生かされそうです。

【中学校】哲学対話 先週に続き、働くことについて語り合いました

  本日の哲学対話は先週に引き続き、働くことをテーマに話し合いました。

  先週、生徒たちは将来働きたいと考えている職業をたくさん出したのですが、もしかしたら将来、機械(AI)に代替され、なくなっているかもしれない…。そういった発言を皮切りに対話はスタート。

  1組、2組とも、非常に活発な対話が展開されました。話されたテーマをいくつか挙げてみると・・・。

 仕事を機械に任せてしまっていいのだろうか。本当に仕事の多くを機械で代替できるのだろうか。私たちがしたい仕事を機械が行うようになるということは、私たちが感じる、働いて得るやりがいも奪われるということなのだろうか。仕事がなくなるとやりがいや夢がなくなるというならば、仕事というのは、私たちがやりがいや夢を感じるために存在するのだろうか。完璧な料理を作るロボットが存在するならば、私たちは人が作った料理を食べたいとは思わなくなるのだろうか。そもそも、仕事を人がやることにはどんな意味があるのだろうか。仕事をロボットがやるのならば、人類は存在の意味がなくなり、絶滅する可能性すらあるのではないだろうか。機械のしたことの責任はだれがとるのだろうか・・・。

 この日話された内容は他にも多く存在し、表面的な議論から深まりを見せたものまで多岐にわたりました。中には、生徒たちの間に発言の前提となる知識に差があり、対話が成立しにくくなっている場面も見られましたが、全体として、言葉のキャッチボールが続く、とても居心地の良い対話の時間になりました。

  今日特に強く感じたのは、その日のテーマによって、発言する生徒が変わるということです。また、頭に浮かんだことをすらすらと言葉にできない生徒も、ゆっくりと、整理しながら、自分の言葉で話していく姿も印象に残りました。聴き合う関係性ができているからこそ見られる場面だと思います。また、生徒が、それまでに出てきた対話のいろいろな内容を関連させて話す姿からも、思考の深まりが感じられました。そして、授業後に生徒が書いた授業の感想を見ると、その場では発言できなかった生徒も、非常に多くのことを感じ、考えていることがわかります。

  担任の先生だけでなく、講師の神戸先生も輪に入って展開された本日の哲学対話。先週に引き続き、熱かったです!

【中学校】双来祭 合唱

去る10月26日の双来祭校内発表で中学生が合唱を披露しました。前日の大雨の影響で参加できなかった生徒が数名いましたが、日頃の練習の成果を発揮しました。

 

 

 

当日は合唱の指導をしてくださった「心に花を咲かせよう合唱団」の皆さんの合唱も披露されました。

SGH通信「中学1年次・グローバルスタディ(GS)」

 今週のGSからは、「世界の国からこんにちは」として「高校に留学してきた2人の留学生といっしょに英語で数式を表してみよう!」を行いました。クロス・カリキュラムも進んできているところなので、とても興味深い実践です。

扱った計算はごく簡単な内容のみだったのですが、実際に自分で立てた数式を読んだり、留学生が話す数式を聞き取ったりするのはとても面白い体験でした。普段の授業では経験しない脳の動きを感じることができました。

ペアで数式を立て、問題を出し合う中で「カッコはどう読めばよいのか?」といった質問が出ました。隣室で授業を行っていたALTのダニー先生に教えてもらうことができました。実際の疑問から学びが深まったので、生徒の関心もとても強まったように感じました。

授業の最後にはフィリピン語で「さよなら」のあいさつを行い、グローバルさを最後まで味わうことができました。