ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

ベラルーシ研修について

1.目 的
 原子力災害からの復興を果たすグローバルリーダー」の育成を目指す2年次以降の課題研究に向けてベラルーシを訪問し、原発事故の被害からの復興と再生可能エネルギーについての取り組みについて学習する。
2.主 催
 一般社団法人 福島子どもの未来を考える会
3.研修地
 ベラルーシ共和国・ミンスク市他 (宿泊地:国営保養施設ズブリョーノク)
4.日 程
 平成28年8月1日(月)~11日(木) 11日間
5.参加生徒
 本校生10名を含む県内の中学生、高校生総勢45名

産業総合研究所福島再生可能エネルギー研究所で研修しました

 再生可能エネルギー探究班10名で、郡山市にある産業総合研究所福島再生可能エネルギー研究所を訪れました。 
1 風車タワーの内部
2 地中熱利用システムの実証試験場
3 ナノワイヤー太陽電池技術
4 太陽電池製造ライン
の4箇所を見学し、説明を受けました。
また、福島高等学校スーパーサイエンス部の「マグネシウム二次電池の研究~自給可能な資源による電池を目指して~」の発表を聞き、生徒たちは、大きな刺激を受けました。

<活動の様子>
     
   

第4回未来研究会(教員研修会)が開催されました

7月25日(月)、第4回未来研究会(教員研修会)が開催されました。
今回の「未来研究会」では、講師に東京大学および慶応義塾大学教授、文部科学大臣補佐官の鈴木寛先生を迎え、「主体的な生徒の探究活動を支えるための指導について」をテーマに、ワークショップを行いました。
2名の教員より、今年度の探究活動の問題が提起され、各クループで課題を提示し、グルーピングし、解決策の提案まで行いました。
<指導助言>
・コミュニケーションデザインの一環として、学習単位・構成メンバーを工夫し、関係性を変化させる。
・「学び」は、途中ではどうなるかわからないもの。「納得→行動変容」以外の「感じる」「面白がる」という段階も大切にする。
<質疑応答>
Q 現在の大学のゼミの雰囲気は?
A 議論が不得手、知識不足は共通の課題。現在の教育環境は「間違い探しと消去法」である。替えるために、いろいろなことを試して、小さな成功体験を積み重ね、共有する。安心して議論し、失敗できる環境づくりが大事である。
Q 「今までの学びを崩す」ことのメリットは?
A これからの社会で必要になるはずの「思考・判断力」「協調性」などは、現在の日本で圧倒的に欠けている資質。とにかくやってみる、やってみて失敗したらその要素を取り除く「デバッグ方式」に取り組んでほしい。

<未来研究会の様子>

 

 

「東北発☆未来塾」企画『高校生のチカラ』が放送されました

 2016年7月「東北発☆未来塾」企画『高校生のチカラ』が、NHKのEテレにて放送されました。
 この放送では本校生が塾生となり、島根県海土町の島前高校の「高校魅力化プロジェクト」に携わった岩本悠氏の案内によって、島前高校の高校生と交流して、高校生の力が地域を魅力的にするアイデアを探りました。
 塾生は、そのヒントをもとに、自分たちでアイデアを練り、プレゼンテーションに臨んだ様子が放送されました。

 ☆放送された内容については、下記の外部リンクより閲覧できます。
  ●第1週「悠さんによる島の三段活用 過去・現在・未来」

2016年7月4日(月)放送分

  ●第2週「悠さんによる三次関数 自分×学校×地域=?」

2016年7月11日(月)放送分

  ●第3週「悠さんによる熱伝導則 若者の情熱は伝播する」

2016年7月18日(月)放送分

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを行いました

7月25日(月)講師に東京大学および慶応義塾大学教授、文部科学大臣補佐官の鈴木寛先生を迎え、「地方創生イノベーションスクール2030地域スクール」を行いました。
 2年生は、今年度の取り組んでいる各探究班(原子力防災探究、メディアコミュニケーション探究、再生可能エネルギー探究、スポーツと健康探究、健康と福祉探究)の活動報告と今後の展開を発表しました。

 1年生は、各探究班の海外での先進事例の紹介をしました。

 鈴木寛先生から一人ずつ会話しながらアドバイスをいただきました。

<当日のイノベーションスクールの様子>
   

いわき明星大学との連携プログラムが終了しました

 7月21日(木)、いわき明星大学との高大連携プログラムが実施されました。6月から3回にわたって実施された本プログラムも今回で完結しました。
 「遊びに来てもらえる浜通り」をテーマに、本校生と大学生が3つのチームを作り、それぞれ浜通りの特色をアピールする旅行プランを考えました。最終回となる今回はチームで練り上げた企画のポスタープレゼンテーションを行い、参加者投票の結果、夏休みに親子で川内村の自然を満喫する「飛び出せ!福島川内の森~記憶に残るこの自然~」が優勝しました。
 本校からの参加者14名は全員が浜通り出身でしたが、震災後ふるさとを離れた期間が長いこともあって、地元の観光地を意外と知らない生徒が多く悪戦苦闘が続いていましたが、どの班も自分たちが生まれ育った地域を調べていく中で、改めてふるさとの魅力に気づくことができ、当日は立派なプレゼンを行いました。
 今回のプログラムはふるさとについて自ら考え、ともに学びを深め合う有意義な機会となりました。いわき明星大学のみなさん、本当にありがとうございました。

1班のプラン「浜を縦断with福島の高校生」

   

2班のプラン「体験浜通り」

   

3班のプラン「飛び出せ!福島川内の森~記憶に残るこの自然~」

   

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました

 地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
 本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
 7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。

 地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
   

 次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
 <PCM手法>
  ①問題分析
   多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
  ②目的分析
   問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
  ③プロジェクトの選択
   ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
       

 今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました

 地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
 本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
 7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。

 地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
   

 次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
 <PCM手法>
  ①問題分析
   多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
  ②目的分析
   問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
  ③プロジェクトの選択
   ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
   
   

 今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。

ニュージーランドの先生方が来校しました

 福島県とニュージーランドは、平成8年10月の地域間交流推進に関する合意に基づいて、交流事業の一環で、ニュージーランドの先生方を受け入れてきました。震災以降、休止していた事業でしたが、本年度より再開され、今回SGH指定校でもある本校で受け入れる運びになりました。
 先生方2名が来校して、ニュージーランドの民族舞踊に挑戦したり、ニュージーランドの社会や文化をゲーム形式で学ぶなどの授業をしていただきました。
 生徒にとって、短い時間ではありましたが、とても有意義なものとなりました。

<授業の様子>
    

研究計画書を作成しました

「総合的な学習の時間」で、「再生可能エネルギー探究班」(2年生20名)は、福島県や双葉郡の現状を踏まえたエネルギーについて4つのグループに分かれて、議論しました。
 ・6号線の渋滞を利用した振動発電。
 ・広野町の長い日照時間を生かして、微細藻類から重油をつくる。
 ・海水から酸化還元反応で電気を作る。
 ・ドイツ研修で学習したパッシブハウスを作る。
など、今後の研究が楽しみな計画が発表されました。
また、一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会の体験リーダー大野祐子さんから発表に対する感想とアドバイスをいただきました。

<授業の様子>
 

<授業で使用したワークシート>
 ※ワークシートをクリックすると、PDF版のワークシートをダウンロードできます。
   

県総体及び県高校野球選手権などへの出場選手の壮行会を行いました!!

壮行会では、各部代表よりあいさつがあり、応援委員会による応援がありました。
選手の皆さんの活躍に期待しています!

<壮行会の様子>
 ☆生徒代表からのあいさつ       ☆教頭先生からのあいさつ
  
 ☆各部活動の代表からのあいさつ
   
 
 ☆各部活動へエールが送られました
  
 ☆入退場、校歌斉唱では吹奏楽部が演奏しました
 

【探究】第1回 アクティブ・ラーニング実践シンポジウムに参加しました。

 平成28年6月25日(土)福島市AOZ 多目的ホールで行われた「新しい教育で未来を拓くアクティブ・ラーニング実践シンポジウム」に参加しました。
 実践報告として、地方創生イノベーションスクール2030に参加している福島市チーム(福島第二中学校、岳陽中学校)とふたば未来学園高校チームが発表しました。
 「ふたば未来学園の取り組み」と題して、「演劇創作」や「課題探究」、ベラルーシ・タイ・ドイツの海外研修の報告を日本語と英語で行い、大きな反響を呼びました。

<シンポジウムの様子>
  

佐々木宏氏による授業が行われました

 2年次「未来創造探究」のメディアコミュニケーション探究班の授業に、ふたばの教育復興応援団の佐々木宏氏が来校いたしました。
 授業の前には、佐々木氏より全校生へのお話があり、その後の探究班の授業では、佐々木氏が手がけてきたCMの舞台裏や「原稿がある感じ、原稿がない感じ」、「前例がある、前例がない」の話、探究班で事前にまとめた質問事項へも答えていただきました。
 さらに、放課後には探究班のメンバーとの座談会が行われました。

 お忙しい中、ご来校し、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
 授業や座談会でお聞きしたお話を、今後の探究活動に役立てて生きたいと思います。

<全校生の前でのお話の様子>
 ☆副校長先生より佐々木氏の紹介    ☆佐々木宏氏による講演
     
     
<探究班での授業の様子>
     
     

<座談会の様子>
     

いわき明星大学との連携プログラムが始まりました

 6月23日(木)、今年度のいわき明星大学との高大連携プログラムの1回目が開催されました。いわき明星大学とは昨年度から連携を行っており、大学生とともに地域活性化を考える取り組みを続けています。
 今年のテーマは「遊びに来てもらえる浜通り」と題して、浜通り地域の観光ツアー企画を立ててプレゼンをするというものです。本校からは14名の生徒が参加し、大学生4人とともに和気藹々としたアイスブレイクを経てさっそく企画の立案に取り組みました。
 このプログラムは7月14日、7月21日の全3回実施されます。最終日にどんな独創的なツアー企画を立ててくるのか大変楽しみです。

<連携プログラムの様子>
       
 

アクティブ・ラーニングの実践とこれからの指導について職員研修を開催

 6月15日(水)、第2回未来研究会が開催されました。
 今回の「未来研究会」では、講師に福島大学 坂本篤志氏、鈴木学氏を迎え、「アクティブ・ラーニングの実践とこれからの指導について」をテーマに、本校教員3名の実践報告が行われました。
 3名の教員からは、「ジグソー法」や「ICTを活用した授業」の実践の中での生徒の様子や学習効果、今後の課題などについて報告されました。アクティブ・ラーニングを取り入れた授業の映像や資料の紹介があり、教職員でジグソー法を体験するなど、今後のアクティブ・ラーニングについて学びを深める機会となりました。
 また、実践報告後の質疑応答では、多くの質問がなされ、教職員間での情報交換が活発に行われました。

☆講師の先生方(福島大学 坂本篤志氏(写真左)、 鈴木学氏(写真右))
 
☆ジグソー法を体験!(一人ひとりが情報を持ち帰り、グループに説明します。)
 
☆実践報告
  
☆実践報告後の質疑応答
 

「若者」DAYへ参加しました

 6月12日(日)、東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaにて、復興庁主催の”交流ミーティングin東京~「新しい東北」を創る人々~「若者」DAY”というイベントに、本校生徒2名が参加し、震災後の避難生活の実体験やその時の気持ち、現在自分自身が復興のために取り組んでいることなどを、堂々と発表しました。今回のイベントでは、復興庁の高木宏壽政務官や、ふたばの教育復興応援団である宮田亮平文化庁長官、東進ハイスクールの林修先生がいらっしゃっており、本校生の発表についてあたたかなコメントをくださいました。
 今回のような、本校の活動を発信する機会をいただき、復興庁をはじめ関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。

<本校生徒の発表の様子>
 
<林先生からのコメント>       <集合写真>
 

Atkins社より図書の贈呈がありました

 本校図書室にてAtkins社よりいただいた図書の贈呈式が行われました。Atkins社からは、Jim Masterlark様、Anmarie  Masterlark様、Sierra Masterlark様、バーチ綾子様がいらっしゃいました。
 贈呈式では、Jim氏とSierra氏よりご挨拶の後、図書およびアメリカの子どもたちからのお手紙が、校長先生と図書委員長へ贈られました。また、贈呈式の後には座談形式による交流会が行われ、アメリカの学生生活についてふたば未来学園生が質問をしたり、震災や避難生活の体験談を話したりしました。
 今回の寄贈では、洋書を中心に約700冊の贈呈をいただきました。生徒たちの英語力向上や読書活動、異文化理解に活用していきたいと思います。
 Atkins社の皆様、重ね重ねありがとうございました。

☆寄贈していただいた図書            ☆交流会の様子
   

☆記念写真
   

登校指導を行いました

 本校では、6月1日(水)より夏服へと衣替えとなりました。
 この衣替えに併せて、本校教員とPTA役員の皆様と、生徒昇降口にて登校指導を行いました。

 生徒の皆さん、服装の決まりをしっかりと守って、学校生活を送りましょう!

 お忙しい中、登校指導に参加していただいたPTA役員の皆様、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

<登校指導の様子>
  

あすびと福島代表理事 半谷栄寿さんの講演

 先駆けの地における再生可能エネルギー教育推進事業とは、福島県が目指す循環型社会の形成に向けて、児童・生徒の発達段階に応じた再生可能エネルギーと資源の利用に関する意識の醸成を図り、先駆けの地の県民として主体的に行動する態度や資質、能力を育成することを目的とした事業です。
 本校では、「総合的な学習の時間」を利用して「未来創造探究」を実施しております。
 この探究班の1つの「再生可能エネルギー探究班」(2年生20名)が、あすびと福島代表理事半谷栄寿さんから授業を受けました。
 再生可能エネルギーは手段であり、どんなことを掛け算し、自分たちが実行すれば、新しい価値を生み出せることができるかを考え、発表しました。
 エコツーリズムや子どもたちの再エネ先生になるなど、さまざまな意見が出ました。

<授業の様子>
   
   

学習セミナーが行われました

 5月28日(土)、主に進学希望者の1・2年生29名を対象に、「学習セミナー」が行われました。今回は国語と英語に教科をしぼって、「なぜ国語や英語を学ばなければならないのか」「国語や英語を学ぶことでどういった効果があるのか」という、生徒の素朴な疑問に答える内容となりました。
 講師としてお招きしたのは、亀岡恭昂先生(東京大学公共政策大学院特任研究員)、杉山大樹先生(一般社団法人FORA理事)のお二人です。実はお二人とも現役の東大生でもあり、年齢も生徒と近いことから、活気のある楽しい授業が展開されました。
 参加した生徒からは「勉強の極意を学ぶことができた」「英語が楽しいと実感できた」等の感想があり、また授業後は受験勉強の方法や大学生活についての質問も多数あがるなど予定の2時間を大きく超えて充実した時間となりました。

<セミナーの様子>