ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校】未来創造学「1学年中間発表会」(12/3実施)

 これまで探究してきた「双葉ふしぎ発見」について、明日開催される「第7回ふるさと創造学サミット」で発表する代表生徒のリハーサルも兼ねて、中間発表会を開催しました。今年度、フィールドワークでお世話になった広野町・楢葉町・富岡町・川内村について、それぞれ代表生徒2名の発表と意見交換が行われ、取材や文献に基づいプレゼンテーションを披露しました。続いて行われた意見交換でも、多くの生徒が意見や感想を述べ合いました。「代表の人は、事実はもちろんですが、その情報から自分で考えた意見をたくさん話していたので、参考に症と思います。」「笑顔が大切なこと、そして対話の問いは短く分かりやすいものがよいと感じました。」

 本校生の多くは、双葉地区外から通学してきています。今回の学習を通して自分なりに手にした「第二のふるさとの魅力」について、明日のふるさと創造学サミットで、思い切りよく、双葉郡の各小中学校の皆さんに披露します。また、各学校の発表を聞いて、新たな魅力を学び合っていきましょう!

 

【商業】課題研究商談会にて、地元の果実を使った商品開発!

令和2年11月30日(月)14~15時

本校PC室にて、Zoomを使ってオンライン商談を行いました。

 

リサーチした内容をもとに、企業の代表者に質問をしました。

「商標を登録している商品ですが・・。」

 この商品で双葉郡の農家さんの応援につなげることができるのか?

「ミカンやユズでもできますか?」

 先輩たちの活動から、さらに進んだ取り組みとなるか?

「この商品は地域で呼び名が違うのですが・・。」

 ビジネス的に、金額が気になりますね・・。

「仕入れ値はいくらぐらいですか?」

 企業様も、実演をしながら商品の説明をしてくれました。

また、現物も事前に送っていただきました。

「私たちにもできるかな?見た目も大事だよね。」

この活動の金銭面等をサポートしてくれている一般社団法人結び葉の代表理事さん(本校のOG)

購入に向けて協力依頼を行いました。 

 

この商談の結果は・・。後日アップします。

 

【中学校】哲学対話(11/24)

 今回の1年生は、内容項目「家族愛」「生命尊重」に関する哲学対話を行いました。毎回3時間構成で進めている哲学対話、今回は3時間目のまとめの時間でした。前時までの対話を踏まえ、改めて資料とした漫画「ブラックジャック」を読み直し、ブラックジャックが言った「自分が生きるために」について対話を行いました。

 本校では、発言する時は「コミュニケーションボール」を手にします。相手の発言を受けて、同意する姿、違う角度から解釈を述べる姿、そして深く考えこむ姿など、答えのない問いに対してまさに哲学する姿が1年生にも育ち始めています。

 

【中学校】中央委員会認証式

 11月25日(水)校長室にて、中学校の後期中央委員会認証式が行われました。中央委員会は各クラスの委員長、副委員長の2名ずつで組織される学校を代表する委員会です。

 生徒達は、普段入室することのない校長室での認証式に緊張の面持ちです。

 校長先生から一人一人に認証書が手渡されました。

    

 校長先生からは、「後期という半年はあっという間に過ぎていきます。クラスの代表としての意識を持って、生活して下さい。」と激励のお言葉をいただきました。

 生徒達は、気持ちをあらたにして「普段の生活からクラスの代表として過ごしていくぞ!」とやる気に満ちた表情を見せてくれました。

【商業】イオン販売会

 11月5日(木)スペシャリスト系列農業を選択する2年生12名がイオン広野店にて販売会を実施しました。

 生徒たちは買い物に来た方々に積極的に声を掛け、草花の管理方法やお菓子の製造方法などを説明していました。

 遠藤智広野町長も来店し、「広野町で作られた物が広野町で販売されていることはとても喜ばしい。これからも生徒の活躍を楽しみにしている。」とおっしゃっていました。

 新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次ぐなか、今回の販売会を通して、栽培・製造から消費まで流通の仕組みについて学ぶことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         販売会の様子                                 接客する生徒達

【中学校】2学年「演劇ワークショップ」(11/19)

 3・4校時の2時間を使って、演劇ワークショップを行いました。今年もNPO法人PAVLICの皆様型のお世話になりながら進めてきていて、2年生は4回目となりました。

 今日のテーマは「小説・漫画・戯曲を使ってシーンを創作しよう」。準備された台本をもとにシーンを創作していきます。台本は2種類。生徒たちは8グループに分かれ、1・3・5・7班と2・4・6・8班が、それぞれ同じ台本で創作し、発表し合うことになりました。

 各グループに分かれて、早速、シーンの創作へ。台本についてのイメージを出し合い、場面の確認、配役・キャラクターの設定、通し稽古、小道具は?もっと上手な表現方法は?と。スムーズな進行を見せるグループ、創作しながら台詞を決めるグループ、演技力の向上に余念がないグループ...。進んでは立ち止まり、熟議を重ねる生徒たちの活動をPAVLICの先生方は優しく見守り、質問には丁寧に助言をして支えてくれています。

 そして始まった発表会。まずは、台本その2を創作したグループの発表。台詞がある人物はA・Bの2名。「2月。夜の公園。Bはベンチに座っている。」から始まるおそらく静かな情景から始まるシーン。

1班目:シリアスな状況を演じる2人とそれを支えるコミカルな演技がお見事!

【2班】シリアスな演技を見せた主役の2人、その2人を支える仲間たちのコミカルな演技とのコントラストがお見事!

 

【4班】自販機や夜の星を巧みに表現!上着(役)を相手に優しくかけるところがアクセントとなって主役の2人の演技がいっそう輝きを見せた作品へ!

 

【6班】主役2人の陰と陽の演技力は圧巻!夜の公園の様子を表現しきった脇役たちが主役を見事に引き立てていました!

 

【8班】他のグループがシリアスに演じる中、あえてコミカルさを打ち出した挑戦的な作品!動と静の切り替えがお見事! 

 

 つづいて、台本その1を創作したグループの発表。台詞がある人物は3名。「日曜日の夕方。喫茶店の店内。AとBが向かい合わせに座っている。二人の間には重苦しい空気が流れている。」後半Cが登場し「どうしたの?」と問いかけるところがポイントとなるシーン。

【1班】台詞に合わせて本物の涙を流すなど、リアリティーさをとことん追究した作品にグイグイと引き込まれてしまいました!

 

【3班】他のグループが恋愛と解釈したシーンを男同士のシーンと解釈し、信頼をうらぎられるシーンを見事に表現。この二人の友情の行方は...。

 

【5班】間のとり方が抜群!台本には書いてない、台詞と台詞の間のイメージを大事にしたのでしょうか。配役も自然で無理のない演技を披露!

 

 【7班】明るい雰囲気の喫茶店の中で起きた恋愛トラブル。そのコントラストを生んでいるのはやはり、主役を引き立てるお客さん役の演技力の高さ。お見事!

 

 今回の2本の台本は、登場人物がグループ人数に比べて圧倒的に少ないこと、内容を様々に解釈できることなどにより、生徒たちの創造力、発想力をいっそうかき立てる仕掛けが組み込まれていました。その分、オリジナリティあふれるシーンが生まれました。また、PAVLICの先生方の専門的な見方や講評をいただけたことにより、生徒たちは今回も大きな達成感を味わうことができました。

 次回、2年生は今年度最後のワークショップとなります。どんな舞台を見せてくれるか、楽しみであります。

【探究&商業】R2楢葉町のユズ収穫で、農家さんと交流をしました。

令和2年11月19日

中学生によるユズの収穫体験がおこなわれました。

松本さんのユズほ場にて

 

令和2年11月25日

高校生によるユズの収穫体験がおこなわれました。

松本さんのユズほ場にて

 

新妻さんのユズほ場にて

 

この時の様子は、学校YouTubeチャンネルで公開されています。

 

令和2年11月26日

校内でも収穫体験を実施しました。

 

 

収穫したユズは、商品開発等に使っています。

道の駅ならはさんの協力で、ユズの搾取を行いました。

 

寮で、ゆず風呂体験を行いました。

 

 

 

【中学校】スーパーサイエンス講座「感染から身体を守るしくみ」開催(11/9)

 今年度、本校は、福島県教育委員会より、ふくしまスーパーサイエンススクール事業の指定校となり、年3回の体験型講座を実施していただいています。今回は、2年生を対象に、医療分野の講演会を企画しました。講師に、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・中性子医療研究センター教授の松浦栄次博士にお越しいただき、「感染症から身体を守るしくみ」をテーマにご講演いただきました。

 世界初の化学療法剤「サルバルサン606号」の研究開発に取り組んだエールリッヒ博士の一生を描いた映画『魔法の弾丸』を視聴しながら、生徒たちは、人の免疫力に関する理解を深めただけでなく、報道で目にする新型コロナウイルスに対するワクチンや治療薬の待望論というものには、献身的に研究にあたっている方の存在があるということに気づいた様子でした。とある生徒は新型コロナウイルスに対するワクチンや製薬開発のスライドで先生が引用されていた図表の出典をメモし、自分でより詳しく調べようとしていました。

 映画を視聴していた教員が、途中で職員室に戻り、周りの教員の声をかけていくうちにいつの間にか多くの教員が集まり、最後のシーンでほぼ全員が涙するという状況でもありました。医療の分野に進みたいと考えている生徒のみならず、心に残る素晴らしいご講演と映画でした。

【中学校】2学年授業参観「リーダー学」・学年懇談会(10/31)

 2学年は、未来創造学として「リーダー学」をメインに授業参観を行いましたのでその様子をお伝えします。

 この「リーダー学」とは、予測困難な社会において、前例に捉われず、自らのビジョンを掲げ、社会を牽引している変革者と出会い、変革者の価値観(考え方)、創造力(生み出す力)、組織行動力(仲間を引き付ける力) を学び、これまでの社会に求められること以上に、これからの社会を創るという自覚を高めていくための取組で、本校オリジナルの授業です。

 今回の講師は、第1回目ということで、本校の開校に大きく携わり、ふたばの教育復興応援団の中心メンバーでもある小泉進次郎氏(現環境大臣)にお願いし、実現しました。

 第一部は、小泉先生の講義「リーダーとして不可欠な3つのこと」をテーマに、「父に『日本に居たら日本のことは分からない』と言われた意味について」「ふたば未来学園の生徒が目指す『変革者』のこと」「学生時代に最も記憶に残っている先生の話」などをお話しいただきました。その後の生徒からの質問にも丁寧に対応してくださいました。「『自分で決めること、責任を負うこと』について、投げ出したくなる時はありましたか?」「ありますよね。だから自分で決めるのが大事。どこまでいっても自分で決めたことが力になる。なりたい職業についても、嫌なことも、人間関係でも悩むこともあるけど、決めたのは自分だからね。」など、一人ひとり名前を聞いて、丁寧にメモを取りながら対応する姿も、生徒にとっては貴重な学びとなっていました。

 給食後に行われた第二部では、生徒たちがふだん実践している「哲学対話」の形式で、小泉先生も生徒の輪に入って話を進めました。最初の問いは「誰でも本当にリーダーになれるのか」。「リーダー」をキーワードに多彩な意見を出し合い、認識を深めていきました。小泉先生からも「人はリーダーと無関係では居られない。そんな中、一番幸せなのはリーダーになるかどうかではなく、自分が一番好きな事が見つかり、それを仕事にできたら嬉しいね。それが、気付いたらその分野でリーダーという立場だったらと。自分は何が一番好きか、喜びなのか、それが今の皆さんが一番大事にして欲しいこと。」との感想をいただきました。

 

 生徒代表あいさつ「今日の哲学対話は、私たちはまだまだ力不足で、悔しい思いをした。私たちの成長した姿でまた対話したいので、またお越しください。」に対して、小泉先生からは「また話をしよう!」の返答があり、生徒たちも次の目標ができました。

 

 また、途中お昼休みの時間に、全学年の保護者の皆様向けの講話もいただきました。「前例なき環境には、前例なき教育を」という想いのもと、この地域の復興や本校へのかかわりはライフワークとしているとのこと。私たちも胸に刻みました。

 

【中学校】3学年授業参観・学年懇談会(10/31)

 3年生では、初めての試みとしてZOOMによる授業参観の配信を行いました。学校の様子を動画でお届けすることができ、生徒たちもとても嬉しそうな様子でした。

 3校時目の英語では、高校2年生と一緒にクロスカリキュラム(英語×数学×音楽)で取り組んだ成果を英語で発表しました。この授業では、環境問題やSDGsについて考えたり、広野町のごみを使って楽器を作ったりしました。

 4校時目のスポーツ科では、バドミントン・レスリング競技に取り組んでいることについて、現時点での自身の課題や前期を振り返って、後期とこれからのテーマを発表しました。

 5校時目の数学では、相似な三角形の面積比について実際に紙を切って確認し、最後には計算で面積を求めることができました。Sくんは、久しぶりに再会した弟2人とペアを組んで学習し、兄としての立派な姿を弟たちに見せることができました。

 給食の時間には、環境大臣である小泉進次郎さんが学級を訪問してくださいました。Kさんが進次郎さんに家族について質問したところ、「夫婦の時間もそうだが、生後9ヶ月の息子がいてとても幸せ。みんなにもこんなにかわいい時期があったんだよ」という話をいただき、「アスリートとして頑張る姿も応援しているよ!」と激励してくださいました。

 学年懇談では、高校進学に向けた準備や修学旅行についてお伝えしました。スポーツにチャレンジする姿とともに日常の学校生活の様子をご覧いただくよい一日をもつことができました!

 

【中学校】1学年授業参観・学年懇談会(10/31)

 新型コロナウイルス感染症対策をお願いしながらの実施でしたが、ご協力とご来校ありがとうございました。年度当初の授業参観や学年懇談会が中止となってしまったこともあったと思いますが、予想以上に熱気あふれる雰囲気での参観になりました。

 授業参観は、国語と社会をご覧いただきました。国語は書写。生徒たちは静かに筆を滑られながら、内面で自分自身との対話をしていたと思います。

 社会の授業では、1組は中国とインド、2組では中国をテーマに話合い活動を行いました。両クラスとも生徒から面白い「問い」が見出されました。1組は「カースト制度にはよいところがあるか?」、2組は「中国の内陸部にも経済特区をつくるべきか?」。なかなかハードです。しかしながら、教科書の学びをもとに、自分の意見や考えを持ち、交流し、深めていく授業で、時間があっという間に過ぎてしまいました。記録写真がないところが残念です。

 午後は、高校進路指導主事を招いて、生徒と保護者の皆様を対象とした進路講演会を行いました。今まさに進路決定の時期を迎えている高校3年生の様子も交えて、高校における進路指導のスケジュールや大学入試制度のしくみ、対策の仕方について理解を深めました。その後、保護者の皆様は学年懇談会となりました。教頭から「「改めましてご入学おめでとうございます。』この言葉を皆さんに直接お伝えしたくて、でもできなくて、ここまで長い時間がかかりましたが、改めて一緒に子どもたちを成長させていきましょう。」との挨拶がありました。その後の学年・学級懇談会で、これまでの生徒たちの頑張りとこれからも目標について、保護者の皆様に提案し、共有することができました。

 

 廊下には、学年主任が毎日発行している学年通信「自立」が掲示してあります。まさに、私たちの成長の記録ですね。

【中学校】(11/5)放課後学習スタート!

4日(水)放課後、中学校生徒会役員が徐に中学校職員ミーテング会場に入ってきました。

生徒「先生方にお願いがあります。入ってもよろしいでしょうか。」

教員「どうぞ。」

生徒「お忙しい中、時間を作ってくださりありがとうございます。」

教員「いいえ、」

生徒「それでは話をさせていただきます。私たちは、生徒会役員選挙で、もっと学習を大事にする環境をつくるという公約をして当選しました。中間テストも近くなってきました。どうかぜひ、放課後18:00まで、多目的教室を使わせてください。そして、先生方にもお出でいただき、質問に答えて、教えていただきたいのです...。」

教員「自分たちが運営していくの?」

生徒「はい。他の人の邪魔をしないなどの約束事をお昼の放送で説明します。」

教員「全員参加になるのですか?」

生徒「いいえ、希望者です。これまでカタリバさんにもお世話になってきましたが、さらに先生方に質問もして、よりよい学習環境づくりを目指したいのです。自宅や寮などでもよいのですが、やっぱり学校の方が集中できるという意見も多くありました。」

教員「いいでしょう。」

教頭「ちょっと待って。多目的教室という学習の場を増やすことはとても素敵な申し出だよね。でも、初めから先生に来てもらうシステムにして、先生頼みの放課後学習では、本当の学習にはならないのではないでしょうか?質問は、いつでも受付けているはずですが、あまり来ていないと聞いています。学習の基本は、自学自習。学習に対する心構えを全校生ともう一度確認してから進めてみてはどうでしょうか?」

生徒「分かりました。もう一度、使い方とともに放課後の多目的教室を使わせていただくことになった経緯も踏まえて説明できるよう、役員で話し合ってみます。今日はありがとうございました。」

 こうして、5日(木)より、中学校多目的教室も開放した放課後学習がスタートしています。学年ごとではありますが、人が多いところ、少ないところと自分なりに場所を選んで進めています。教員も気になるようで、各教室をウロウロしていました。

ビクトリー生(バドミントン・レスリング)の3年生も「学習強化週間」と銘打って、競技への集中力を学習面に生かしていこうと努力しています。

また、バドミントン部1・2年生は、週末の県新人大会に向けたミーティングを行い、改めてアスリートとして成長していくための目標と取組の確認をしていました。

【農業】サツマイモ掘

 11月4日(水)スペシャリスト系列農業で「野菜」を選択する3年生8名と広野町立広野こども園の園児23名でサツマイモ堀りを行いました。

 本校に集合し、みんなで畑まで歩いて行きました。生徒がサツマイモの掘り方を園児に説明した後、一斉にサツマイモ堀りがスタートしました。

 サツマイモが土の中から顔をだすと、園児たちは「大きい」「まだあるかな」など収穫を楽しんでいました。

 6月に予定していた園児たちとのサツマイモ苗の定植は新型コロナウイルスの影響により交流はできませんでしたが、生徒たちが育てたサツマイモを無事収穫することができました。

 園児たちが持ち帰れないほど収穫できたサツマイモは、スイートポテトに加工し配布する予定です。また、サツマイモのツルを活用したクリスマスリースを12月に園児たちと作成する予定です。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

       

      6月 サツマイモ苗の定植                    サツマイモのツル切り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          挨拶の様子                       畑でサツマイモの説明の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          

       サツマイモ掘りの様子                     集合写真 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       園までの帰り道の様子     

【中学校】2020/10/29(木)2学年・富岡町ポジショニングマップ

 この日の未来創造学では、ポジショニングマップ作りを行いました。思考ツールとしてよく使われる「多軸分析」を主体に、プロジェクトを自己分析(メタ認知)し、他者からの客観的な視点を取り入れるための活動です。

 横軸に「自分たちで調べた課題が富岡町の現状にマッチングしているか!?否か!?」、縦軸に「考えられた新しいプロジェクトは現実的・課題解決に効果が有るか!?否か!?」としました。生徒は、WSを基に自己分析したプロジェクトの進捗をプレゼンし、その後、仲間たちからアドバイスを得ました。ポジショニングマップ作りが終わると、それぞれが本日の目標達成に向け、それぞれ活動を行いました。

 

【農業】ジャック・オー・ランタンの作成および展示

 本校のスペシャリスト系列農業2年生は、ハロウィンに向けてハロウィンカボチャを栽培し、ジャック・オー・ランタンに仕立て、10月5日より約1ヶ月間展示するために中をくり抜かずに紙を貼り、黒マルチなどの農業資材を活用した装飾に仕立て、本校舎の正面入口に展示してきました。

 10月26日からは中をくり抜いたジャック・オー・ランタンにLEDライトを点灯させ展示します。

 約半年間かけて作り上げたジャック・オー・ランタンに生徒達は、栽培・管理・収穫・加工・展示する課程で農業のもつ楽しさや可能性を学びました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

         畝立ての様子                           定植の様子          

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

         追肥の様子                            飾り付けの様子        

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

       くり抜きの様子                       完成したジャック・オー・ランタン

【高校探究】富岡の町に、さくらタピオカの飲めるカフェが生まれました

令和2年9月28日(土)

未来創造探究発表会終了後に、審査委員の青木様から

「来月富岡町でカフェを始めようとしている。さくらタピオカをメニューに・・。」

 

 〇カフェサポート準備を始めました

カフェの見学を行い、自分たちで応援できることは何か?

スぺ系【工業】の生徒は、子どもにも楽しめるように《さくらガシャ》

 

スぺ系【農業】の生徒は、富岡の住宅地にシクラメンの花を

 

開発メニューの確認中です。

さくらタピオカは cold だけでなく、冬でも楽しめるように hot も開発しました。

お米PR班も、新米の時期に合わせて準備中

 

〇日曜カフェオープンしました。

令和2年10月25日(日)

Oh!くまちゃん(本日限定)かわいくて、食べるのがもったいない♡

農業の焼菓子もいっぱいだね。

【さくらガチャ】にクーポン券をセット中です。

用意した18個のカプセルが完売しました。

みなさんお疲れ様でした。

 

〇次回は

未来創造探究アグリ・ビジネス探究ゼミでは、月一回程度お邪魔いたします。

次回は11月下旬に、お米PR班を中心に活動する予定です。

【高校探究】開発商品の販売先について

販売されている商品は、店舗ごとに異なります。

事前にお問い合わせの上、ご来店ください。

コロナ禍により、生徒が屋外にて販売実習をする機会が減っております。

ご了承ください。

 

〇県外

・東北復興応援プラザ

 藤沢商工会議所 

 〒251-0052

 藤沢市藤沢607-1藤沢商工会館

 TEL:0466-27-8888

 営業日:火・水・木

 営業時間:10:30~17:00

 

・アンテナショップ青空

 〒212-0058
 神奈川県川崎市幸区鹿島田1-11-2

 定休日:日曜日

 営業時間:12時〜

 

〇県内

・caféふぅ(広野町)

・広野町二ツ沼直売所(広野町)

 定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)

 営業時間:9時~13時

・道の駅ならは(楢葉町)

 営業時間:9時~18時

 TEL:0240-26-1126

・しおかぜ荘(楢葉町)

・ふたばいんふぉ(富岡町)

・カフェY(富岡町)

・cha茶cha(富岡町)

※スーパー等でも取り扱っている場合がございます。

 

 

〇ネット

西野屋食品(いわき市)

 https://www.ikaninzin.com/

【高校探究】ただいま双葉翔陽 フルーツの香り漂うロマンの里へ~10月編

大熊町のキャッチフレーズは、「フルーツの香り漂うロマンの里 大熊町」

・大熊町の梨

東日本大震災後に、避難先で梨農家を続けていた関本信行さん(故)。

その思いを苗木で受け取った二期生。

新校舎で育てた三期生。

やっと収穫できた三個の梨。一つは関本さんへ。残りは焼き菓子にした四期生。

 

・大熊町のキウイ

東日本大震災後に、避難先でキウイ農場を始めた渡邉さん。

出荷できるほど実った農場で一緒に収穫体験した二期生。

台風19号で水没した農場の片づけをした三・四期生。

その水害から大丈夫だったキウイを譲り受け、焼き菓子にした四期生。

 

今回の活動では、双葉翔陽高校のジャンバーを着用して行いました。

休校になった学校の思いも一緒です。

 

令和2年10月21日(水)

志賀さん(梨の苗木の移植先)へ、完成したお菓子を寄贈しました。

 

双葉翔陽高校(休校中)を見学しました。

 

昇降口前には大木が倒れていました・・。

フルーツガーデン関本さんの梨農園跡地を見学しました。

 

 

大熊町役場にて、【Oh!くまちゃん】を販売しました。

 

売り上げの一部を、大熊町へ寄付しました。

 

大熊の町を散歩しました。

 ・食堂を見つけました。おいしかったよ♡

大熊町町長と名刺交換いたしました。

開発した商品を通じて、震災を風化させない想いを伝えました。

 

※次回は、10月25日(日)富岡町にオープンするカフェ【cha茶cha】で販売いたします。

先輩方の開発した商品やシクラメンの販売も行います。

 

 

※これまでの取組みはこちらをご覧ください。

20171106 最高で最後の梨について

20181117 【アグリビジネス探究班(3年次)】_大熊町ふるさとまつりinいわきに出店しました。

20181024 スペ系【商業・福祉】_大熊町のキウィ農家さんといわき市の保育園児とで交流会を行いました。

20190216 大熊の梨を双葉郡へ! お帰りなさい関本さん♡

20200819 スぺ系【商業・工業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~

20201008 【農業・商業】&【高校探究】~届け!関本さんへ 双葉郡の地で育った梨と思い~9月編

【農業】スペシャリスト系列農業2年次 稲刈り実習

 10月6日(火)、スペシャリスト系列農業を選択する2年生11名が、「有限会社フロンティアひろの」が所有する水田にて稲刈り実習を行いました。

 ヤンマーアグリジャパン株式会社の鈴木健二さんの指導の下、コンバインの構造や刈り取られた稲がどのように脱穀されるかなどについて説明を受けたあと、生徒たちは実際にコンバインを操作して稲刈りを行いました。収穫後には、水田を提供していただいた「有限会社フロンティアひろの」の芳賀吉幸代表取締より、乾燥・もみすり調整・包装を行うライスセンターについての説明をいただきました。

 参加した生徒たちは稲刈りを体験し、主食であるコメがどのように栽培され収穫・出荷されているかを知り、農業の大切さを学びました。

 収穫されたコメは有限会社フロンティアひろのさんよりご提供いただき、11月に本校で行われる収穫祭にて、農業を選択する生徒たちに振る舞われる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

【中学校】未来創造学・2学年「富岡町フィールドワーク」(10/8実施)

 12名の生徒は学校を離れて、富岡町を訪れ、町の事情を直接観察したり、関係者から話を聞いて、問題点を明らかにしたり、解決策を探りました。これまでの本やタブレットだけの情報収集では学べない情報を直接現地で集めることができました。

 これまで印象やマスコミの記事だけで捉えていた価値観が揺れ動く感覚がありました。この日の探究は、これまでの活動を通して自分自身を見つめなおすことにもつながったように思います。来週からは引き続き「情報の収集」を行ったり、再度「課題の設定」をしたり、今回のフィールドワークの内容を「整理・分析」していくことになります。

 

訪問先:ふたばインフォ、富岡町役場・産業振興課、富岡町役場・企画課、東京電力廃炉資料館、富岡町生涯学習センター「学びの森」等

 

【中学校】グローバルスタディ科 高校生が参加

 10月8日(木)、中学校1年生のグローバルスタディ(GS)に高校2年生が参加!

 高校生は、事前に準備したパワーポイントを用いて英文法や、英語表現を発表してくれました。動画や画像を上手く使いながらの楽しい発表!

 

 中学生は、高校生の魅力あふれる発表に目を輝かせながら聞き入っていました。

 

 中学生は高校生の発表を聞きながら、普段の授業の学びをさらに深めることができました。高校生も中学生への発表を通して、「どう伝えれば良いか」、「どうしたら分かりやすいか」を本気で考えて取り組み、世界で通用する英語の力を伸ばしています。

 中高一貫校である特色を生かして、中学生と高校生がともに成長する授業を引き続き実施していきます。

【中学・高校】地域・保護者の皆様に見守られて「朝のあいさつ運動」

10月2日(金)後期始業日に合わせて、本校PTAによる朝のあいさつ運動を実施しました。広野駅前、広野中学校前、本校正門前に分かれて、会長さんのお話「全員がわが子」という思いのもと、あいさつとともに温かい声をかけてくださいました。

また、10月9日(金)には、月に1度の広野町あいさつ運動を実施していただきました。遠藤町長様をはじめ町役場の皆様、双葉警察署や広野駐在の警察官、地域の交通安全協会の皆様、本当にありがとうございます。

改めて、私たちは、地域の皆様に温かく見守られながら生活していることを感じます。重ねてお礼申し上げます。

【高校探究】~届け!関本さんへ 双葉郡の地で育った梨と思い~9月編

〇令和2年8月25日(水)

スペシャリスト系列農業で食品加工を選択している生徒が見学しました。

 

梨が大きく育ってきました。

 

収穫時期の梨を試食しました。

「あま~い♡」

 

〇令和2年9月16日(水)

お菓子に加工する生徒たちが収穫しました。

今年は3個収穫できました♡

大熊町出身の生徒がメッセージカードを作成しました。

 

フルーツガーデン関本さんへ発送しました。

 

※関本さんのブログで紹介されました。

梨が3つ実ったよ

 

〇令和2年9月29日(火)

収穫した梨を、加工しています。

 

 

 

※これまでの取組みはこちらをご覧ください。

20171106 最高で最後の梨について

20190216 大熊の梨を双葉郡へ! お帰りなさい関本さん♡

20200819 スぺ系【商業・工業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~

【中学校】演劇ワークショップを開催しました

 10月7日、今年度3回目となる、中学校1年生の演劇ワークショップが開催されました。今年度はコロナ禍の影響で初回のワークショップが夏休み明けになるなど、例年より少し遅めのスタートとなりましたが、変革者の育成を標榜するふたば未来学園中学校にとって核となる取り組みの一つ「演劇」は、生徒にとって欠かすことのできない存在です。感染防止対策を徹底しつつ、生徒たちは、全力で演劇に取り組んでいます。

 この日も劇団PABLICの皆さんにお越し頂きました。この日のテーマは、「決められた役柄から、劇を作ろう」です。やる気十分な生徒たちは、話を聞きながら、早くもイメージを膨らませています。

 この日は、各自くじ引きで何らかの演じる役柄が決まり、その役柄を組み合わせてストーリーを考えるところからスタートしました。

 「うわ~ たらこだ!」 生徒たちは各自くじ引きで決まった役柄に、歓声を上げています。

 ちなみに、ある班の生徒たちが引いたくじには、「魔法使い」「アナウンサー」「掃除機」「どろぼう」「はさみ」「さめ」「けむり」と書かれていました。これを組み合わせて、どんなストーリーができるのでしょう。1組、2組からバランスよく組み合わされた7人~8人の班ごとに、生徒たちは思い思いにストーリーを考えていきます。

 活動では、劇団PABLICの皆さんが班のストーリー作りを支援してくださいます。班の話合いにそれとなく混ざって、生徒の思いを引き出していく様子には、プロの技が滲み出ています。脱帽!

 各班とも、自然に、仲間を誰一人取り残さず、かけがえのない、意味のある、必要な存在として劇の中に位置づけていきます。

 ストーリー作りは、結構難しいかなと思いましたが、気がつくと、早くも班ごとに練習が始まりました。早い! 以前、ストーリー作りに夢中になりすぎて、稽古不足で本番に臨んでしまったことの反省を生かしている様子です。稽古しながら、修正を加えてストーリーの完成度を高めていく方法を、生徒たちは早くも身につけつつある様子。中学1年生、対応力が高いですね!

 そして発表。本日の劇も面白すぎて、笑いが止まりません。「なるほど! ~をそこで生かすか」「お~ストーリーが繋がった!」 最初の班の発表で一気にハードルが上がります。それぞれの班の発表テーマを紹介すると・・・。

花粉と愉快な仲間たち 

名作「寿司王ズ」までの奇跡(軌跡)

占い師と僕「やればできる」

恋愛ドラマ三分クッキング

ニュースダテックス

ちょっと変わった外科医のルーティン

めがね踏まれた事件

梅干しから始まる太陽ライフ

 テーマを見ただけで、面白さが伝わってくるのではないでしょうか。

 劇団PABLICの皆さん、本日もありがとうございました。次回以降も宜しくお願いいたします。

【探究】菅義偉総理来校、中高生から探究発表

 9月26日(土)に菅義偉内閣総理大臣、平沢復興大臣、内堀福島県知事をはじめ多くの方々に来校していただきました。

 本校からは3名の生徒がプレゼンテーションを行い、それぞれの探究活動を発表しました。

 高校2年 小野澤 彩乃さん

 中学校2年 小野 雄太郎さん

 高校3年 中島 綾香さん

 3名の代表生徒は、緊張しながらではありましたが、堂々と発表しました。

 菅総理からは、「『意志あれば道あり』を目標に一生懸命に頑張ってきて、いつの間にか総理大臣になっていた。皆さんはしっかりとした目標を持っている。失敗を恐れず頑張ってほしい」と激励の言葉をいただきました。「いつの間にか総理大臣になっていた。」という言葉は、生徒の今後の生き方について考えるヒントになりました。この言葉を問いとして、『哲学対話』に取り組んでみたいと思います。

 発表後は、会場と中学校の各クラスをオンラインでつなぎ中学生全員が菅総理と交流しました。

 発表した生徒と総理をはじめお越しいただいた方々との記念撮影

 発表した生徒は、非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

 

 3人は取材の中で、「今の私たちの学びを真剣に聞いてくださり嬉しかったです。今日の訪問を学校全体で共有してさらなる探究を進めていきたいです」と述べていました。引き続き、生徒一人ひとりの立場に寄り添い、生徒の成長を応援して参ります。

【中学校】前期期末考査の実施

当初、9月10日(木)・11日(金)に実施予定でしたが、10日(木)の電車遅延を考慮して、11日(金)・14日(月)に変更して実施しました。

英語のリスニングテストでは、放送ではなく、ALTが各教室を回って問題等を読み上げました。これは、本校の英語の授業は、日常生活で活用できるようになることをかなり意識して進めていることから、その成果を確認するためにこのような形式で行いました。英会話力に関して、確実に書くこともできるように引き続き指導を進めていきます。

全員がビクトリー生(バドミントン部・レスリング部)の3年生も真剣にテストに挑みました。大会等への出場機会がない中、今の自分たちにできることとして冷静に学習に取り組んできました。その成果が表れることを期待して、学校全体で応援しています。

そして、本日(9/15)は、早速テストの返却が行われています。1年生の様子ですが緊張の面持ち。できたところは大きく喜び、できなかったところは冷静に受け止めていきましょう。学校では、復習のやり方、確認まで丁寧に指導を進めていきます。そして、ぜひ質問をしていこうと声をかけていきます。

 

 

【高校探究】菓匠庵さんへの感謝と恩返し 

2009年6月より営業していたいわき駅ビルが、2020年8月31日(月)に閉店いたしました。

 いわき駅ビル3Fで営業している【菓匠庵】さんには、Ⅰ期生の時より商品開発や販売実習などでお世話になっておりました。

 

・7月下旬

アグリビジネス探究ゼミ3年次がコロナ禍で苦しんでいる販売店を応援しようと、菓匠庵さんで応援セールを企画しました。

コロナ対策をしながら接客しています。

少しでも販売者の応援になれば・・。

  

今回の駅ビル閉店にともない、菓匠庵さんは暖簾を下ろすことを決断されました。これまで、本校の開発商品を取り扱っていただいていたこともあり、生徒が感謝と恩返しのために、8月31日(月)のいわき駅ビル最終日に訪問し、一緒に活動いたしました。

 

・8月31日(月)

最終日の売り場には、本校の開発商品のみが並んでいました。

 いわき駅ビル閉店のご挨拶に参加いたしました。

閉店後の店内で、生徒からの花束贈呈を行いました

 

 

3年次生徒の開発商品【さくらタピオカ】での慰労会の様子

 

  商品のない売り場には、思い出だけが残っています。

いろいろな思いを背負いながら、生徒たちの活動は続いていきます。

 

〇1期生と菓匠庵さんの取り組みはこちらの記事よりご確認ください

2017年7月7日 「みかん大福」に関する講義を受けました(みかん大福)

2017年12月12日【スペシャリスト系列(商業)】ビジネス基礎の取り組み(のの字)

2018年1月31日 スペシャリスト系列(商業)の生徒が意見交換しました(みかん大福)

 

笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト 子ども達のアイデアで町興しを~みかん大福~

 〇菓匠庵さんについてはこちらのページをご覧ください。

いわきの逸品_菓匠庵

【探究】2年次原子力防災探究ゼミ 福島第1原子力発電所視察

令和2年8月19日(木) 

 福島第1原子力発電所は震災と津波により大きな災害を引き起こしました。現在、30年から40年はかかるという廃炉作業を実施しています。私たちの探究班としては、復興するに当たり、しっかりと現状と過去に起こった災害について向き合いたいと考え、先生方に原発の視察に行きたいと訴え、実現しました。

 廃炉資料館では東京電力の方から事故についての説明を受け、実際に第1原発に訪れました。厳重なセキュリティチェックを受け、バスに乗り発電所内を案内していただきました。水素爆発を起こした1号機を見たときに事故のすさまじさを考えずにはいられませんでした。廃炉に向けて多くの方々が頑張っている姿を目にし、自分たちもしっかりと現実を見つめ行動していくことが必要だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】2年次原子力防災探究ゼミ 双葉町フィールドワーク

令和2年7月1日(水)

 双葉郡双葉町では、令和2年3月4日午前0時に、双葉町の避難指示解除準備区域とJR双葉駅周辺の一部地域が避難指示区域を解除されました。原子力防災探究班としてJR双葉駅周辺のフィールドワークに行ってきました。

 双葉町の一般社団法人「ふたばプロジェクト」の皆様に双葉町についてのお話と、町の中の案内をしていただきました。新しくなった双葉駅の周りには、まだ震災の爪痕が残る風景がありました。自分たちにも何かできないかと強く思いました。今後探究活動で一人一人が何らかのアクションを起こしていくことを誓いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】2年次原子力防災ゼミ 夜ノ森駅周辺フィールドワーク

令和2年7月1日(水)

    原子力発電所の事故により、甚大な被害を受けた双葉郡を自らの足で歩き、現状と課題を見ることで、探究活動を自分事としてスタートさせることを目的として行いました。

 3月10日に富岡町で帰還困難区域の一部の避難指示が解除されました。常磐線も全線運航が再開されていたため、電車を利用し、車窓を眺めながら夜ノ森駅へ向かいました。

 駅は開発が進められており、待合いスペースとなる場所を目の前に、富岡町役場の方に町の復興状況と現状を話して頂き、ご自身の経験を元にした、生の声を聞くことも出来ました。

 

   「東京電力福島第1原子力発電所が出来たことで町が潤ったことを知っている。知り合いが働いていることもあり、複雑な心境だ。」という言葉が非常に印象に残っています。

   その後、夜ノ森駅周辺から各自町を散策し始めました。避難指示一部解除により、桜並木も新たに500メートルが解放されました。青葉が茂る並木を歩き、探究のアイディアを出しながら「いつか桜を見に、また来たい。」とこぼす生徒もありました。

    とはいえ、未だバリケードが至る所に設けられていたり、学校の解体が進められていたりする様子を目の当たりにし、生徒たちはさらに探究活動への気持ちが強くなっていたように感じます。

 後日、フィールドワークのアウトプットを行いました。役場の方に聞いた話や、自分の目で見たこと・感じたことを思い出しながら、互いに意見を出し活動を行うことが出来ました。これ探究活動を進めるにあたって、いいスタートが切れたのではないかと思います。

【高校探究】第5回全国高校生SBP交流フェアへの挑戦

アグリ・ビジネス探究ゼミ(3年次)を中心として、スペシャリスト系列(農業・商業・福祉)で学んでいる生徒が以下の大会に挑戦いたしました。

第5回全国高校生SBP交流フェア

〇SBPチャレンジアワード

第1次選考通過校 全国より22校 

 

第2次選考:DAY1(ポスターセッション)

・グループA:発表日時 8月1日(土)13:30~16:00

 1. 福島県立ふたば未来学園高校 未来創造探究ゼミ
 2. 福井県立若狭高校 海洋プラスティック再生プロジェクト
 ③. 浜松♡鰺ヶ沢 胸キュン絆プロジェクト(コラボレーション参加)
 4. 静岡県立島田商業高校 超☆珠算部
 5. 青森県立三本木農業高校 農業クラブ執行部
 6. 北海道留萌高校 商業研究会 
 7. 京都府立海洋高校 食品経済コース
 ⑧. 愛知県立高浜高校 地域活動部SBP班

  ③⑧がDAY2進出を決めました。

・グループB:発表日時 8月2日(日)9:30~12:00
 1. 和歌山県立神島高校 商品開発プロジェクト「神島屋」
 2. 浜松学芸高校 社会科学部地域調査班
 ③. 福井県立若狭高校 食のまち小浜テイクアウトプロジェクト
 4. 三重県立相可高校 農業クラブ
 5. 青森県立木造高校深浦校舎 深浦町探究愛好会ふかうらSBP
 6. 熊本県立天草拓心高校 天草拓心高校SBP
 ⑦. 島根県立吉賀高校 吉高地域クラブ

 ③⑦がDAY2進出を決めました。

・グループC:発表日時8月2日(日)13:30~16:00
 1. 西原町学生ソーシャルビジネスプロジェクト
 2. 青森県立鰺ヶ沢高校 鰺ヶ沢高校SBP研究会
 3. 仙台市立仙台商業高校 商業情報部
 4. 福井県立若狭高校 ウニウニ大作戦
 ⑤. 三重県立飯南高校 應援團Circle
 ⑥. 愛媛県立土居高校 情報科学部
 7. 中部大学春日丘高校 インターアクトクラブ

 ⑤⑥がDAY2進出を決めました。

 

 

 第3次選考:DAY2(オーラルセッション)

 発表日時 8月24日(日)9:30~12:40

 各グループより進出した6校によるオーラルセッションが行われました。

 

〇審査結果

・DAY1(ポスターセッション)

 本校は『輝』を受賞しました。

 ※『極』(90 点以上)、『輝』(75 点以上、90 点未満)、『雅』(50 点以上、75 点未満)

 

 ・DAY2(オーラルセッション)

 文部科学大臣賞 愛知県立高浜高校 地域活動部SBP班

 三重県知事賞  浜松♡鰺ヶ沢 胸キュン絆プロジェクト

 

参加した22校の団体へ、審査員と協力企業からの特別賞が授与されました。

審査員賞(審査員による選定:11校/22校中)

 アドビ賞:福島県立ふたば未来学園高校 未来創造探究ゼミ

 

今回はDAY1で同じAグループから進出した2校が、文部科学大臣賞と三重県知事賞を受賞しました。本校はそれ以降の特別賞として、アドビCreativeCloudコミュニティーマネジャーさんより、「今回の取り組みでは、自分たちでデザインした缶バッチにQRコードを付けることで、取り組みの可能性を向上させた。今後もソーシャルビジネスとして活動を継続してほしい」と、アドビ賞を授与されました。

 

審査中は、オンライン交流会で他県の高校生と交流し、活動の視野を広げていました。

 

  

 

 

第4回の様子はこちらから

文部科学大臣賞受賞! 社会起業部カフェチーム

第4回全国高校生SBP交流フェア動画

この大会では、本校の社会起業部カフェチームが【文部科学大臣賞を受賞しています。

【工業・商業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~

 令和2年3月1日(日)

・福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校の正門をくぐると左手に、Ⅱ期生が未来創造探究アグリビジネス班(大熊の梨チーム)で取り組んでいた「フルーツガーデン関本さんの梨の苗木」がありました。

Ⅱ期生の卒業証書授与式(H31.3.1)の来賓祝辞より
『避難先の千葉県において、「大熊の梨」を見事に復活させ、一昨年ご逝去された関本信之さんが育てた梨の苗木が、先日、ふたば未来学園に移植されました。これも、ふるさとの食材について学ぶ授業を通じて、関本さんのことを知ったみなさんが発案されたことだと聞きました。その苗木に宿ったみなさんの想いは、必ずや、頼もしい後輩たちへと引き継がれていくだろうと思います。将来、この苗木にも豊かに梨の果実が実ることでしょう。同じように、「変革者」たる皆さんが社会で活躍し、実らせる果実は、苗木に実った梨と同じように、将来、顔も名前も知らない人たちの頬を緩ませることと思います。』

さすがに1年で実は尽きませんでした。葉っぱも散って寂しくなった梨の木に、Ⅲ期生(工業・商業)は梨のイルミネーションにチャレンジしました。支柱をつけ、イルミネーションをつけ、麻紐で梨の実を作り、ソーラーパネルを取り付けました。途中からⅣ期生に作業を引き継いでもらいました。

 

令和2年3月3日(火)

・探究活動を行ったゼミメンバーによって、双葉郡の地に地植えされました。

 台風や病気への対策を考え、大熊町で梨の栽培をされていた方のお庭をお借りすることにしました。

 

令和2年6月6日(土)

・一本の梨の木に5つの実がついていました。

 

 令和2年7月15日(水)

・昨年度に世話をしていたメンバー(商業3年次)が、移植後に初めて訪問しました。

3密を避けるため、半分に分けて訪問しています。

居残り組にはオンラインで中継しています。

梨の実が4つになっていました。

 

 

令和2年7月22日(水)

・昨年度に世話をしていたメンバー(商業3年次)が、訪問しました。

梨のほかにも、牛なども見せていただきました。

梨の実が、すくすく育っています。

 

まだ、品種がわかりません。

次回は9月の報告となります。

 

  

これまでの取組みはこちらをご覧ください。

(2年次)最高で最後の梨について

(3年次)大熊の梨を双葉郡へ! お帰りなさい関本さん♡

 

 

【高校探究】8/7_ならはCANvasでの活動報告

初めに、今回の探究活動においてご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。

  お米を寄贈していただいた方々

  食事用のお箸を寄贈していただいた磐城高箸さん

 

令和2年8月7日(金)

ならはCANvas

・児童館の子供たちと一緒に絵を描きました。

向日葵(ヒマワリ)は、太陽を追いかけます。

つまり、太陽のように輝いている人(描いている人)を追いかけます。

楢葉の空に、金魚たちが元気に泳いでいます。

よく見ると、ゼミ担当の先生もいました。

・さくらタピオカの販売を行いました。

プラスチックごみ削減に向けて、以下の活動を行いました。

飲み終わったカップの回収方法として、カップのふたで桜を咲かせよう!

・広野、楢葉、富岡町のお米グランプリ開催しました。

・昨年度、アグリビジネス探究ゼミを担当された先生がお客さんとしていらっしゃいました。

活動の報告も含め、接客しました。

・それぞれの袋に投票していただきました。

グランプリ報告

・つやがありますで賞:楢葉町

・甘さがありますで賞:富岡町

・粒が大きいで賞:広野町

 

・この活動は、先輩たちの開発した商品等を販売した益金を使って、活動をしています。

 

生徒が以下の店舗に納品・販売実習することで、活動資金を確保しています。

菓匠庵(いわき駅ビル3F)※R2.8.31で閉店いたします。

広野町二ツ沼直売所(広野町)

【高校探究】&【四校連携講座「地域創生学」】

岡山県立津山商業高校、津山高校、津山東高校、津山工業高校による「四校連携講座『地域創生学』

に、本校高校 3 年次 金成美怜さんら3名がゲストとして参加しました。

 

令和2年8月6日(木)岡山県立津山商業高校

「地域で学ぶとは~これからの学びについて~」

地域で活躍する高校生(先進校)とのオンライン交流

交流校:高知県立佐川高校、宮崎県立飯野高校、本校

 

【探究】早大主催ふくしま学(楽)会 参加、発表

 8月1日(土)~2日(日) 早稲田大学福島広野リサーチセンター主催による「第6回ふくしま学(楽)会」が開催され、本校生も発表やパネルディスカッションに参加しました。

 ふくしま学(楽)会は、福島の復興に関するテーマを、世代を超えて、地域を超えて、分野を超えて議論する場として、2018年から行われてきました。本校生も第1回から参加し、地域の方々、大学の専門家とともに様々な議論を重ねてきました。

 これまで双葉郡を会場に行われてきましたが、今回はオンラインでの実施となりました。そのためこれまで参加のなかった沖縄、九州からも参加がありました。本校からは中学生、高校生のべ25名ほどが参加しました。

 初日は、「学びの場」として、「地域におけるアート」と「放射能差別とコロナ差別」についての講義を受けました。講義後は質疑応答や対話、意見交換を行いました。オンラインはコロナ休校中にも授業で活用していたこともあり、生徒たちはチャット機能などを有効に活用し、参加者との話し合いにもグイグイ取り組みました。

 

 

 

 

 

 

 

 2日目は「対話の場」。発表では本校からは4件行いました。概要は以下の通りです。

〇絵本から始まる一歩(震災当時の自分の経験から、「同調圧力」をテーマに絵本を製作中。その経緯や思いを発表)

〇地域の伝統文化に関する取組(復活した伝統的な祭りへの参加を通して、地域への若者不足やコミュニティー課題を解決することを模索)

〇廃炉を楽しくしっかりと(廃炉の話は難しくてつまらないが、自分事として捉える必要があるとの思いから、校内で廃炉に関する座談会を実施)

〇私たちから伝えたいこと(原発事故、台風、コロナにより実害を被った経験を踏まえ、「教訓が生かされている地域社会」を理想社会とし、その実現に向けた考察や取組を実践)

 

 各テーマの発表後はブレイクアウトルームを活用しての分科会、パネルディスカッションを行いました。

 分科会では本校生も大学や研究所、官公庁の専門家に交じって地域課題について議論を交わしました。同じテーマでも立場が違うと見方が異なり、視野が広がりました。自分で発言するだけでなく、たくさんメモを取っている姿も見られ、真剣に参加する様子が見られました。

 最後は本校生4人と大学等の専門家4人によるパネルディスカッション。成立するのか心配でしたが、生徒たちのフレッシュで意欲的なコメントにより場の役割をしっかり務めることができました。

 

 研究者や官公庁、地域の一般の方々と地域の課題について語り合うこの機会は、生徒にとって大きな刺激となりました。今後の探究活動に活かしてほしいと思います。最後になりますが、主催の早稲田大学教授 松岡俊二先生、准教授 永井祐二先生をはじめとする運営の皆様、ご参加いただいた皆様に感謝申しげます。

 

 

 

 

 

 

 

【中学校】夏期休業前集会

 7月29日(水)夏期休業前集会が行われました。

 校長先生からは、剣道に取り組んでいる小学生の作文が紹介されました。

「自分の一番の敵は、自分自身である。弱い自分に打ち勝つことが大事」

 自分で考えて行動する時間があるからこそ、自分に厳しき行動することが大事です。

 

 生徒指導担当からは、夏休みの過ごし方、夏休み明けの過ごし方について

 ① 危険なところには近寄らない。安全面に十分な注意を

 ② 悩む前に行動をしてみよう。

進路指導担当からは、学習への取り組みについて

① 夏休みの課題を通して、自分のできる、できないを把握する。

② できない(不得意)に力をいれて取り組む。

③ 課題が終了したら、自分のやりたい勉強を全力で取り組む。

④ 1週間で14時間を目標に学習に取り組む。

 夏休みは授業がないからこそ、自分の時間を確保できる。自分なりの時間割や学習計画を立てて勉強ができる。自分を高めることができる期間であることを意識してほしいと話がありました。

その後、各学年の代表生徒からは、4月からの学校生活を振り返っての反省や、夏休み明けの抱負の発表がありました。

 例年よりも、短い夏休みとはなりますが、目標を明確に持ち計画的に行動する夏休みにしてほしいと思います。8月20日(木)に夏休みで成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。

【中学校】1年生フィールドワーク

 7月22日(水)中学校1年生がフィールドワークを実施しました。1年生のフィールドワークは「双葉ふしぎ発見」と題して、双葉郡内の広野町、楢葉町、富岡町、川内村の4町村のご協力のもと、グループ毎に4町村を訪問することができました。さあ双葉地区にどっぷり浸かるぞ~!

 

広野町チーム

 

 

楢葉町チーム

 

 

富岡町チーム

 

 

川内村チーム

 

 

 この日は、地域の方々からお話を伺い、「ふたば」のよさや不思議を発見するとともに、双葉地区を「第2の故郷にする」ことをねらいとして活動しました。各町村で、役場や企業の方々や地域の方々にお忙しい中、時間を割いてご協力を頂けたことで、生徒たちは各町村のふしぎやよいところについて全身で体感することができました。快く取材を受けていただいた方々に、心から感謝申し上げます。

 生徒はこの日発見したさまざまな「ふしぎ」をもとに今後「問いをたてる」活動に進んでいきます。

【高校探究】&【CUC ETHICAL DAYS 2020】

CUCのWEBより

[サービス創造学部]「CUC ETHICAL DAYS 2020」を開催しました

 


オンラインカフェ「CUC ETHICAL DAYS 2020」

(361KB)

最終日 7 月 31 日(金)の「CUC ETHICAL 懇談会」には、

特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長 中島佳織氏、

サスティナブルキッチン ROSY 代表取締役 森敏氏、

福島県立ふたば未来学園高等学校 3 年生 金成美怜さん

が登壇し、環境にやさしい企業・団体の取り組みについての講演、座談会が開催されます。

 

●⼀般の⽅の参加申込み⽅法
コミュニティカフェ・プロジェクトの公式Twitter、または Facebook にダイレクトメ
ッセージをお送りください。ミーティングID とパスワードをご連絡いたします。

Twitter︓@cuc_cafepro

Facebook︓@cuccafepro

【海外研修】国連関係者及びNY現地市民とのオンライン対話

 

 7月23日(木)に、米国・国連関係者及び現地市民とのオンライン対話が行われました。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、令和元年度に実施予定であったニューヨーク研修が中止となりました。

 その後も渡米がかなわない状況が続き、3年次での渡航は断念しました。しかし、休校期間中も生徒どうしがプレゼンテーションの実現について議論を続けました。授業再開後も事前研修で学んできたことを生かして自らの探究活動に邁進する姿も大変印象的でした。

 

 現地NYでも新型コロナウイルスの感染拡大は依然として深刻なままであり、そのような状況下、大変お忙しいところを以下の皆様にご指導を賜ることができました。

 

国連日本政府代表部大使 星野 俊也 大使・ご婦人 星野 千華子 氏

UNDP上級顧問 岸守 一 氏

米国日本人医師会会長 Robert 柳沢 氏

NY市職員 島田 智里 氏

9.11 家族会Meriam Lobel 氏

 

 本校1期生からずっとお世話になってきた皆様とのつながりを改めて実感し、感謝の気持ちを自分たちのプレゼンテーションに込めました。初めは慣れない形式でのプレゼンテーションに緊張を隠せなかった参加生徒たちも、皆様からの温かい応援の声に支えられ、やりきることができました。

 今回頂戴したご助言を生かし、今後の探究活動の深化と進路実現に向けて努力を重ねる決意を新たにしました。

 

 

【探究】高校1年次双葉郡バスツアー

    2020年7月15日に、6期生(1年次)産業社会と人間の双葉郡バスツアーを実施しました。今回は2町村ごとをバスでフィールドワークするバスツアーを行いました。生憎の雨ではありましたが、行先に関わらず貴重な体験を生徒たちは体験してきました。そのため、帰りのバス内での振り返りや各自が書き留めたシートもとても充実していました。

 今後は今回のフィールドワークで学んだことを演劇などを通して「表現」していくために、更に深めていくことになります。

 

1号車 富岡町 平山勉(双葉郡未来会議事務局代表)、青木淑子(3.11富岡町を語る会)

川内村

遠藤雄幸(川内村村長)、井出寿一(一般社団法人かわうちラボ)、志賀風夏(天山文庫)

2号車 浪江町 菅野孝明(一般社団法人まちづくりなみえ)
楢葉町 一般社団法人ならはみらい
3号車 双葉町 松本佳充(元双葉高校教員)
葛尾村 松本佳充(元双葉高校教員)
4号車 広野町 磯辺吉彦(広野わいわいプロジェクト)
大熊町

吉田淳(大熊町町長)、木村紀夫、渡部千恵子(大熊町ふるさと応援隊代表)

                                                ※敬称略

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【探究】1年次地域を知る学習

 2020年7月8日に、1年次生(6期生)が来週のバスツアーに向けた学習を行いました。バスごとに来週訪問する各町村の方々に来校いただき講演をいただいたり、質問に答えてもらったりしました。所用で来校することができなかった下枝浩徳氏についてはzoomで福島市から講演していただきました。休校中に養われたスキルを活用することもできました。

 また、先週まで調べた内容のまとめも行いました。4つの探究プロセスのうち4番目にあたるのが「まとめ・表現」です、チームごとにマンダラートを用いて内容を広めつつ深めた内容をバスごとにまとめました。

・  1号車(38名)

平山勉(双葉郡未来会議事務局代表)、青木淑子(3.11富岡町を語る会)、井出寿一(一般社団法人かわうちラボ)

・  2号車(28名)

菅野孝明(一般社団法人まちづくりなみえ)、森雄一朗(一般社団法人ならはみらい)

・  3号車(29名)

松本佳充(元双葉高校教員)、下枝浩徳(一般社団法人 葛力創造舎)

・  4号車(38名)

渡部千恵子(大熊町ふるさと応援隊代表)                      


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【中学校】小学生対象「オンライン学校説明会」(7/11)

 例年、本校を会場に行っていた「学校説明会」ですが、今年は初めてオンラインにて開催しました。県内をはじめ全国から予想を超える申込みをいただきました。私たちの学校の仕組みや一日の生活の流れ、寮生活について、約100分の会、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 さて、今回は、録画ではなく、あえてライブ配信で実施しました。それは、生徒たちも私たち教員も成長する機会としたかったからです。緊張感を味わい、その中で、自分の思いや考えを伝えるという貴重な学習の機会とするためでした。事前のリハーサルは、生徒も校長先生も行いました。「目の前に相手がいないからうまく伝わるかな。」「やっぱり表情だよね。」などの試行錯誤。機械操作担当も何度も練習を重ねました。

 でも、やっぱり本番はハプニングがつきものです。セリフを忘れてしまったり、動画中継が途切れてしまったりと、参加してくださった皆さんには申し訳ない状況にもなりましたが、何とかやり遂げることができました。会を終えて、私たち教員は反省しきりでしたが、生徒たちは新たな後輩を迎える立場としての自覚をさらに高め、何とかやり切ったと自信をつかむことができました。ライブ配信で行って本当に良かったと感じています。

 本校を志願する小学生を対象とした「オープンキャンパス」を今年は8月20日(木)に計画しています。安全面を考慮して準備を進めています。実際に、本校にお越しいただき、学校の施設・設備、雰囲気を感じていただければと思います。申込受付は、オンラインで行っております。

今回大活躍した代表生徒!

【商業】SDGs 12つくる責任つかう責任

スペシャリスト系列【商業】では、先輩方の開発した商品の試食会を開いて、他県の方と交流をしながら福島の復興につなげていく予定でした。
しかし、コロナ禍により、試食会・販売イベント・他県での委託先交流などの活動ができませんでした。

 

今回仕入れていた商品の賞味期限が迫ってきました。

授業を通して、エシカル消費・SDGs・食品ロスなどのグローバルな課題と照らし合わせました。

同じようにコロナ禍により困っている方々の支援も含め、飲食関係への寄贈を選択しました。

商品開発を通して、生産者への思い、製造者の思い、販売者の思い、消費者への思いを考えた結果です。

この寄贈分も含め、生徒たちはソーシャルビジネスとして販売活動を展開する予定です。

応援よろしくお願いいたします。

 

○ 寄贈の前にメッセージを記入しました。

・代表の2名が、廃炉資料館にて寄贈しました。

 ○他のメンバーは、オンラインで寄贈式に参加しました。

○ 他の寄贈先

 富岡町のカフェ135

 富岡町のカフェY

 

 

昨年度の活動は、こちらからどうぞ

スぺ系【商業】地元農産物の収穫と開発商品の試食会について

スぺ系【商業】【高校探究】_エシカル消費について

 

今回の活動の報道は、こちらからどうぞ 

・高校生が地元特産の加工品を寄贈 NHK

手製の調味料を贈り復興後押し ふたば未来高生が東電に 福島民報

 

 

【商業】【高校探究】エシカル消費について

このページは昨年度の活動です。

 

令和2年2月26日(水)

本校地域協働スペース

 

千葉商科大学サービス創造学部の方々に、エシカル消費の取り組みについて講義をいただきました。

・サービス創造学部 滝澤 淳浩 先生より

 ・コミュニティカフェプロジェクト 秋学期イベントリーダーより

 ・コミュニティカフェプロジェクト 代表兼春学期イベントリーダーより

 

午後は、未来創造探究アグリ・ビジネス探究ゼミで講義をいただきました。

・「届け!富岡の桜」チームの生徒と一緒に、それぞれの視点での意見が交わされています。

 ・カフェとタピオカ 新たなサービスが創造されていきます。

 

 

 

【商業】地元農産物の収穫と開発商品の試食会について

このページは昨年度の活動です。

 

令和2年1月21日(水) 道の駅ならは

スペシャリスト系列【商業】3期生9名にて、今年度収穫した広野町のみかん・楢葉町のゆずを使った商品の発表会兼試食会を実施しました。

 

〇先輩方が開発した商品

 青春ドレッシングゆず

 青春ドレッシングみかん

 ユズサイダー

〇3期生の新商品

 青春シリーズ 焼き肉のたれ みかん

 青春シリーズ 秘伝丼のたれ みかん

※これらの商品コンセプトは、福島県内の野菜(ドレッシング)、肉(焼き肉のたれ)、米(秘伝丼のたれ)をよりおいしくいただいてもらう。

 

道の駅ならはでの実習は、平成31年4月の再オープンから2回目です。

 

収穫体験にご協力いただいた、楢葉町のゆず農家(新妻さんと松本さん)に商品をお渡ししました。

 

 

 ご来店された方々に、試食や商品説明を行いました。

 早速ご購入いただきました♡

松本町長にもご試食していただきました。

 道の駅スタッフの方々、ありがとうございました。

 

 

〇令和2年1月31日(金) ひろのてらす

スペシャリスト系列【商業】4期生9名にて、今年度収穫した広野町のみかん・楢葉町のゆずを使った商品の発表会兼試食会を実施しました。

イオン広野店の店長さんに御協力をお願いしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試食をしていただきながら、商品説明を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〇楢葉町のゆず収穫の様子(令和元年11月27日)

新妻さんから、収穫の仕方をご指導いただきました。

 

松本さんから、収穫の仕方をご指導いただきました。

私たちが収穫したゆずを使った商品をよろしくお願いいたします。

スペシャリスト系列【商業】3・4期生

 

〇広野町のみかん収穫の様子(令和元年11月26日)

広野町役場の産業振興課の方々から、ミカンの収穫についてご指導いただきました。

ミカン畑の近くでは、常磐道の4車線化の工事が行われています。

私たちが収穫したみかんを使った商品をよろしくお願いいたします。

スペシャリスト系列【商業】3期生

 

 

【中学校】学校生活 6月その4

 24日(水)1年生の未来創造学では、「地元のよいところ発表会」が行われました。

 

 

 

生徒一人一人が自分の出身地の良いところを分かりやすく説明しました。中には、地元の祭りで行われる踊りを披露するなど、様々な工夫が見られました。聞き手は、友人の地元の良さに興味津々でした。質疑応答も活発で、友人の地元の良さを知ろうと意欲的に質問する姿がみられました。

 6月下旬になり気温も上昇してきました。暑さに負けないためにも、食事が大事です。給食は栄養教諭の水口先生が、必要な栄養素や、その季節の旬の食べ物などを厳選してメニューを考えています。

  

 3食をしっかりと食べることで、体の成長と免疫力向上につながります。残さず食べることをこころがけましょう。

【探究】6/24(水)6期生・産業社会と人間「地域を知る学習①」

6月も終盤ですが、今週は肌寒い日が続きます。さて、前日23日に前期中間考査を終え、本時では7/15(水)に実施予定のフィールドワークに向けての調べ学習「地域を知る学習①」を行いました。

探究の過程には「①課題の設定、②情報の収集、③整理・分析、④まとめ・表現」の四つのプロセスがありますが、  本時で取り扱うのは②・③です。加えて、“協働力”や“自己マネジメント力”といったコンピテンシーの獲得も目標にしている意欲的な取り組みです。

 大まかな流れです。はじめに、フィールドワークをプロデュースする各先生方から当日の講師や主な見どころの紹介がありました。その後、生徒たちは“マンダラート”での情報分析と内容の深化に取り組みました。漠然と調べるのではなく、予め焦点を絞ったり、チームで効率よく調べたりするための手法です。また、マンダラートはプロ野球選手が自身の課題を深めるために活用したりもしているので、ぜひトップアスリート生には探究の場面だけでなく、これからの人生の中で活用していってくれると良いと思いました。

 そして、今回は休校となった5校の校歌に基づいて地域を深める活動も行いました。校歌の多くは、その学校の立地する自然の雄大さとそこで学ぶ生徒たちの姿を重ねて歌われています。こういった活動からも休校となっている5校とのつながりを生徒たちには感じて欲しいものです。

 因みに、詳しい調べ学習は各自が家庭学習の一環で行います。来週は各自が調べて物を持ち寄り、共有したり、批判的に高めあったりする活動を予定しています。

 

 

   

【探究】20200617_3年次_探究活動の様子

  この日5・6校時に行われた探究活動の様子です。

これまでのフィールドワークや書籍やRESASを活用しての「調査」を「分析」したり、友人と「共有」したりするチームが多く見受けられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

【中学校】学校生活 6月その3

 17日(水)の未来創造学において、2年生が昨年の研究結果を1年生に発表しました。

 

 

 2年生それぞれが、昨年の研究内容を丁寧に分かりやすく説明しました。1年生は先輩方の発表を真剣に聞きながら、自分がどんな研究をしていきたいか、考えを深めていました。発表後の質疑応答では、1年生の疑問に対して、2年生が自分の言葉で丁寧に答えていました。

3年生はビデオ通話で、海外のバドミントン、レスリングとのコーチたちとの交流を深めました。練習で用いる日本語の紹介などを英語でやり取りしました。

 

 今年度の未来創造学でどのような研究に取り組み、どんな発見をしていくのか楽しみです。

 22日(月)、23日(火)は前期中間考査が実施されました。それぞれが学習に真剣に取り組み、その成果を発揮できたのではないでしょうか。今後も単元テストや、小テストなどが続いていきます。毎日の授業、家庭学習を大事に取り組んでいきましょう。

 また、23日(火)の中間考査終了後には全校生、全教職員を対象とした避難訓練が実施されました。

 生徒は訓練ではあったものの、高い緊張感をもって真剣に取り組んでいました。なぜ避難訓練が必要なのか。自分の命・他人の命を守るために何をしなければいけないのか、何をしてはいけないのかを改めて考えるきっかけとなったようです。

6月も残りわずかとなりました。体調管理に気をつけて生活していきましょう!

【中学校】未来創造学(3年生)

 6月17日(水)5、6校時に未来創造学が実施されました。中学校3年生は、将来のトップアスリートを目指す、ヴィクトリー生の13名(バドミントン:10名、レスリング:3名)が在籍しています。未来創造学の時間を活用し、海外のコーチとの交流を深めています。

 

未来創造学(3年生).pdf

 

 ヴィクトリー生は世界で活躍できるアスリートを目指し、日々の練習に取り組んでいます。

6月11日(木)高校1年次・出張みらいラボ(オンラインカタリ場プログラム)

    このプログラムは、進路に大きく影響する履修登録前に、先輩の進路選択の話を聞いたり、先輩と対話をしたりすることで、自身の高校生活の過ごし方や、進路実現について考えることを目的にしています。また、「なりたい自分になるために!」、「なりたい将来を実現するための第一歩を踏み出すために!」先輩にアドバイスを頂きながら高校生活の目標を設定します。

 昨年度までは、アリーナを会場に20名ほどの先輩方の話を4、5人の班に分かれて対話する形式で行われてきました。しかし、今年度は新型コロナウイルスによる感染症予防の観点から、オンラインで行われることになりました。実はオンラインでの実施になったため、これまで参加が難しかった関西の大学に通う先輩にも参加してもらえたりしたため、例年以上に多くの先輩に参加してもらうことができ、その数は35名に上りました。

 年齢が近かったり、本校の卒業生であったりする先輩とはとても話しやすいようで、どの班の会話もとても活発に行われていました。

 最後に、「明日からの第一歩」を生徒はそれぞれ記入し、班の中で発表しました。これからの高校生活の中で実現できると良いですね。

【中学・高校】6月10日(水)5・6時間目、授業風景

 先週から通常授業が再開され、今週月曜からは部活動も始まりました。この日は、日差しは強いのですが、校舎の東西をつなぐコンコースを吹き抜ける風にはまだ涼しさの名残を感じるような一日でした。

 さて、各校種・学年の探究活動や総学の時間の様子です。

 初めに、中学2・3年生のビクトリープログラム生です。休校期間を利用して自分自身が励む競技で活躍するトッププレーヤーについて調べました。この日は、調べた内容のまとめを発表することで互いにその良さを共有しました。生徒は、自分自身のロールモデルとなるプレイヤーについて、身近な友人が調べたということもあって、みんな集中して発表に耳を傾けていました。

 次に、中学2年生です。昨年度調べた4町村(広野町、楢葉町、川内村、富岡町)について発表するため、チームに分かれて発表準備を行いました。本来であれば、発表会も昨年度中に実施する予定でしたが、度重なる休校期間のために実施できないままになっていました。発表会では他者からの批判的な意見を受け、さらに自分自身の探究を深め、“will”(何をしたい?)と“need”(誰のために?)を高い次元で重ね、”can”(何ができる?)を見つけ、実践を深めて欲しいです。

 最後に、3年生です。とても興味深い実践が各ゼミで行われていました。設定を変え発電量の変化を調べ、分析する「再生可能エネルギー探究ゼミ」。

 

 友人や先生方とこれまでの探究を壁打ちする「メディア・コミュニケーションゼミ」などです。6月18日(木)からは期末考査も始まります。こうした“主体的”な活動を通して身に付けた力が、他の行事や将来に向けた活動の中でも発揮されると良いと思いました。

【中学校】学校生活 6月その2

 6月22日、23日の中間考査に向けて、生徒は日々、真剣に授業に取り組んでいます。勉強は教室だけでなく、ふたば未来学園の協働学習スペースや寮でも行われています。

 

 

 そんな中、生徒会役員が、よりよい学校生活を目指して、ポスターを作成。

 生徒会役員の2年生が1年生にポスター作成のねらいや、よりよい学校生活をつくるための心構えについて説明をしてくれました。

 

 また、7月は「オンライン学校説明会」、8月は「ふたば未来学園中学校オープンキャンパス」、学園祭「双来祭」と学校行事も多く、生徒の活躍の場面がたくさんです!生徒は、お昼休みや放課後の時間を活用し話し合いを進めています!

 

 授業の疲れを吹き飛ばしてくれるのは、おいしい給食です!

 

 給食委員会では、生徒からの質問にも答えています。今回は「なぜ豆が出るの?」という問いです。成長段階に必要な栄養素などを丁寧に説明してくれています!給食をしっかり食べて、夏の暑さにまけない体力をつけましょう!

 令和2年度初の定期考査が目の前に迫ってきました。計画的に学習に取り組み、満足できる結果を残しましょう!

【中学・高校】室屋さん 笑顔のプレゼント

 6月9日(火)ふたば未来学園中学校・高校の上空にもすてきなプレゼントが届きました。

 県民に明るい気持ちを届けようと、福島市在住のエアレースパイロット室屋義秀さんが県内上空を飛ぶイベントが実施されました。

 室屋さんには今年2月、中学2・3年生に「夢」をテーマにした特別授業をしていただきました。そんなご縁もあり、12時20分頃に本校上空を飛行するとの連絡をいただきました。高校2年の地学基礎では、事前にうかがった高度(3000m)と時速(300km/h)を参考に、各地点を室屋さんが通過する時刻などを考え、解き方を教え合う授業が行われました。

 

 そして12時10分、生徒はグラウンドに移動!生徒達も真っ赤な傘でグラウンドに「笑顔」をつくってスタンバイ!期待に胸が膨らみます。室屋さんい感謝の気持ちが届きますように!

 

 そして、予定通りの時間に近づくエンジン音!空を見上げると、スモークが!!

 ゆっくりとできあがったのは、私たちがつくった笑顔よりもっとスケールの大きな、そしてすてきな「笑顔」でした。

 

 グラウンド、校舎から生徒の「すごい!」「かわいい!」と大歓声がわきおこりました。空の笑顔と同時に、学校にも多くの笑顔が!室屋さん、すてきなプレゼントをありがとうございました。

 ふたば未来学園は全校生徒が「変革者たれ」の精神のもとに、明るい笑顔を届けられるよう頑張っていきます!

【中学校】1年生 はじめての未来創造学

 学校が再開し、今週からは通常日程での授業も始まりました。そして本校教育活動の柱である未来創造学もスタート。この日は各学年ガイダンスが行われました。

 1年生は初めての未来創造学ということで、そもそも未来創造学とは何か、そして校訓である「変革者たれ」の「変革者」とはどのような人間像なのかを、ルーブリックを傍らに、具体的な姿として理解しました。

 今後双葉郡を新たな活動フィールドとして、世界に飛び出す6年間の長い航海が始まります。その第一歩を踏み出した生徒たち。みんな、とてもよい表情をしていました。教職員一丸となって皆さんとの航海に臨んでいきます。

【中学校】学校生活 6月その1

 ふたば未来学園中学校では、6月1日(月)から新しい生活様式に基づき学校生活が再開し、今年度初の通常日課で授業が行われました。1年生にとっては、50分授業や7校時の授業など初めてづくしの日々が始まりです。

 

 6月は衣替えの期間となります。暑いからといってだらしない服装になることのないよう気をつけて生活しましょう。

 朝の時間帯(2日から)には、高校生の生徒会とも連携して中学校生徒会が「朝のあいさつ運動」にも取り組んでいました。あいさつで、気持ちのいい一日を過ごしていきましょう。

 

 給食のおかずが1品追加!栄養もボリュームもバージョンアップです!

  

 6月22日、23日は前期中間考査です。テスト範囲も発表されました。計画的に勉強に取り組みましょう!

【探究】高校6期生 「産業社会と人間」オリエンテーション

 6月3日(水)5・6校時、新型コロナウイルスに伴う休校期間後、最初の「産業社会と人間」の授業が行われました。今回は、オリエンテーションということで、以下のような内容で行いました。

・     アイスブレイク

クラス対抗バースデー・ライン

・     「あなたが0歳、5歳、10歳、15歳のときにどこに住んでいましたか?」

みらいシアターを福島県に見立て、5年刻みで居住地を移動しました。その時々の様子を振り返りながら、周囲の友人と当時の様子を振り返りました。

・   今後の授業の流れ

本校2期生を取材したドキュメンタリー番組を視聴しました。東京電力福島第1原発事故の影響による避難が続く双葉町からいわき市に避難し、転校先ではいじめも経験した石井さん。演劇部に入部したものの周囲には自分自身のことを「どうでもいい」と、もらしていました。町への一時立ち入りが可能になる15歳になり、避難後初めて石井さんは両親とともに自宅を訪れます。石井さんは当時通っていた学童施設や、自宅を懐かしそうに回りました。一時帰宅後、その足で学校を訪れた石井さん、部活動中の顧問の先生から感想を求められます。「“どうでもいい”とは、言えなくなりました」と、部員たちに伝えました。

視聴後、1年次生にはその後の2期生生徒の活躍も伝えられ、生徒たちはとても真剣に話に聞き入っていました。

・   人生グラフづくり

カタリバ・長谷川勇紀さんのファシリテートで、自分自身のこれまでの人生を振り返りました。出来事だけでなく、その時の気持ちもグラフには書き込みました。

・   次週予告

オンライン「出張授業カタリ場」

 

 

 

 

 

【中学校】学校生活 5月

 ふたば未来学園中学校では、5月25日(月)から段階的に学校での教育活動を再開しました。月曜日から久々の学校での生活を送ることができました。どの授業からも生徒の楽しそうな声が響き渡り、賑やかな学校が戻ってきました!

 

 

 

 生徒が待っていたのは授業だけではありません!皆が楽しみにしていたのは、給食です!

 今週の献立は、配膳の過程が簡単なものとなるように配慮しました。そのため、主菜と副菜を盛り付ける仕切り皿は使用せず、小皿での提供でした。それでも食べ応え抜群!おいしい給食です!

    

 当然、給食もただ食べるだけでなく学習の時間でもあります。今週は配膳を簡単にしたことで、食器類の洗浄が簡易となり、洗剤や水の使用量が減りました!「食器の使用が少ない献立=環境へ配慮した献立」の新しい視点が得られました。今後もワンプレートの給食献立なども定期的に取り入れ、様々な角度から食についても考える視点を持っていきたいですね。

 さて、来週からは本格的な授業の再開です。授業時数も増えていきます。新しい生活様式を意識して、体調管理を意識して学校生活を楽しんでいきましょう!

【中学校】オンライン授業体験(5月25日)

 5月25日(月)ふたば未来学園中学校では、小学生を対象にした「第5回オンライン授業体験」を実施しました。

 今回は美術科の「これであなたもスケッチマスター」を実施しました。

 

 アニメのキャラクターを描き上げることをテーマに取り組みました。スケッチの基本として、何頭身なのか、顔や手、足などのサイズや位置関係を確認しながら描くことが上手に描くためのポイントとのことでした。その説明を受けて、参加者が真剣に絵を描いて、素晴らしい作品を仕上げていました。

 今回の授業で、全5回の「オンライン授業体験」が終了となりました。多くの方に参加していただき、本当にありがとうございました。今後も「オンライン授業体験」を計画し実施していきたいと考えていますので、ぜひまた参加してください。また、7月11日(土)にオンラインでの「ふたば未来学園中学校説明会」を実施する予定です。詳しくは学校HPでご案内いたします。本校への進学を考えている方、本校に興味のある方や、ふたば未来学園ってどんな学校?と思っている方など、学年を問わずどなたでも参加可能です。そちらにも参加していただければありがたいです。今後ともふたば未来学園の活動に興味を持っていただければと思います。

【中学校】5月25日の学校生活再開

 ふたば未来学園中学校では、5月25日(月)から段階的に学校での教育活動を再開しました。今日は中学校、高校が登校して久しぶりの全校生徒がそろう一日となりました。やはり学校は生徒がいてこそだと実感しました。

 登校後、まず全校放送を行い校長先生から、今後の学校生活で心がけることについてお話がありました。その後、担任の先生から、「手洗い・うがいの徹底」「人と人との距離を保つ」「免疫力を高める」ことなどの新しい生活様式についてのお話がありました。どうやって、自分の身を守るか。どうやって他人の命を守るか。どうやって自分の大切な人の命を守るか。真剣に考え生活していきましょう。

 

 2時間目からは久しぶりの学校での授業です。どの教室も夢中に授業に取り組む様子がうかがえ、この日を待ちわびていたかのようです。

 

 そして、お昼にはお待ちかねの給食。ひじきごはんを中心に栄養満点でエネルギーもみなぎります。免疫力アップ!

 給食後の授業も楽しく取り組み、久々の学校が終了です。

 明日以降も健康に十分に気をつけ、新しい生活様式を意識して生活しましょう。

【中学校】オンライン授業体験(5月22日)

 5月22日(金)ふたば未来学園中学校では、小学生を対象にした「第4回オンライン授業体験」を実施しました。 

 今回は英語科の2回目として、「友だちさがしPART2」を実施しました。前回の講師陣に加えて、ALTのニコラス先生も参加し、本場の発音に触れてもらえる内容となりました。

まず始めに、数字やアルファベットを使ったゲームを3~4人のグループで行いました。参加者の楽しそうに取り組んでいる姿が印象的でした。

 

 続いては、「自分の好きな食べ物、アニメ、有名人を伝える」でした。会話の方法を確認し、それぞれのグループに分かれて会話を楽しんでもらいました。参加者からもう1回やりたいという声をいただき、予定時間を少し延長する形で実施し、オンライン体験授業が終了となりました。

 今後もオンラインを活用した、授業体験や説明会などを実施していく予定ですので、興味のあるかたはぜひ参加してみてください。

【中学校】段階的な学校再開に向けて

 緊急事態宣言の解除を受けて、5月25日(月)から段階的に学校が再開します。新型コロナウイルス感染症とともに生きていく社会づくりという考えの下、「学校の新しい生活様式」を身に付けていく期間を経て、6月1日(月)からの通常の教育活動再開へと進んでいきたいと考えています。今日は、生徒の皆さんとの「出会い直し」「仕切り直し」を合言葉に、25日に向けて教室環境の整備を行いました。

 各学級の教室を広いスペースの多目的教室に移動したり、「やっぱり毎日の掃除は大事だね」と清掃を行ったり、手指消毒薬や手洗い場の石鹸、トイレの確認を行いました。

 あいにくの空模様でしたが、25日の月曜日は、晴れて、ふたばの青空のように清々しい再スタートを迎えたいと願う一日でした。

【中学校】オンライン授業体験(5月20日)

 5月20日(水)ふたば未来学園中学校では、小学生を対象にした第3回オンライン授業体験を実施しました。

 今回は数学科の2回目として、「やってみよう!数学!」を実施しました。

 テーマは、同じ値段で長さが違うトイレットペーパーがあった場合、「どのトイレットペーパーを買えば得するのか」でした。参加者それぞれが与えられた条件をてがかりに、計算をして比較しながら、どのトイレットペーパーを買うかを真剣に考えてくれました。

 

 トイレットペーパーの面積を計算すると、実はどのトイレットペーパーも同じ面積であることが分かりました。その計算結果から、ロール数とトイレットペーパーの長さの関係をグラフで表すことができることについても確認することができました。

 中学校や高校では、さらに複雑なグラフ(関数)を学習することを紹介し、終了となりました。

 今回の授業でも、参加者の皆さんの柔軟な発想、考え方に驚かされました。算数を楽しもうとする姿勢を感じることができる授業体験会で、“シグマ(Σ)怪獣”も大喜びの1時間となりました。

 オンライン授業体験も残すところあと2回となりました。次回は5月22日(金)英語科の「友だちさがしPART2」です。オンライン授業に興味のある方、オンライン授業って何だろうと疑問を持っている方、英語が好きという方、どんな方でも参加可能です。まだまだ参加者募集中ですので、下のリンクから参加してみてください!

オンライン授業体験について=>ふたば未来学園中学校「オンライン授業体験」のお知らせ.pdf

オンライン授業体験申し込み=>申し込みページ

【中学校】オンライン授業体験(5月19日)

 5月19日(火)ふたば未来学園中学校では、小学生を対象に第2回のオンライン授業体験を実施しました。

 今回は数学科の1回目として、「数当てゲーム」を実施しました。

 数字の規則性を考え、□に入る数字を考えました。

  

 

 次に1から100までを足した数がどうなるのかという計算に取り組みました。参加者それぞれが工夫した解き方を考えて、その考えを発表してもらいました。参加者の中には、こちらが思いもしなかった解答方法を紹介してくれるなど、驚きの連続でした。

 実は今回の内容は高校生で学習する「数列」というものだったのですが、今もっている知識を生かして一生懸命にとりくんでくれました。小学校で学習する算数の力でも、高校の学習内容を理解できてしまうなんて不思議ですよね。

 今回のオンライン授業は楽しんでいただけたでしょうか?次回は5月20日(水)、数学科の「やってみよう、数学!」です。今日の授業が楽しかった方、オンライン授業に興味のある方、数学に興味のある方、どなたでも参加してください。下のリンクから参加の申し込みが出来ます。シグマ(Σ)怪獣もお待ちしております。

オンライン授業体験の案内はこちら=>ふたば未来学園中学校「オンライン授業体験」のお知らせ.pdf

申し込みはこちらから=>申し込みフォーム

【中学校】オンライン授業体験(5月15日)

 5月15日(金)ふたば未来学園中学校では、小学生を対象にオンライン授業体験を実施しました。

 東日本大震災を経験した私たちは、困難の中でも「生徒の学びを止めない」という思いを教職員間で共有し、新型コロナウイルス感染拡大による臨時休業によって対面授業ができない中でも、オンライン授業により、生徒の学びの場を提供してきました。

今回の「オンライン授業体験」は、これまでの経験を生かして、臨時休業が続く小学生に学びの場を提供したい、授業を通して楽しんでほしいという思いから実施に至りました。

5月15日(金)、19日(火)、20日(水)、22日(金)、25日(月)の計5回を計画しました。初回の今日は、英語科の「友だちさがしPART1」を実践しました。

 

 アルファベットや数字を英語で言う活動から始まり、3・4人のグループごとに順番で話していくというカウンティングゲームを行いました。最後は、初対面時の挨拶表現を学び、好きな英語の名前を使って、参加者同士で活動しました。

 

 

たった40分はどの授業でしたが、授業終了後には、参加者の皆さんから「楽しかったです!」「次も楽しみです。」という嬉しい言葉をいただきました。

 次回は、5月19日(火)の数学科の「数当てゲーム」を予定しています。まだまだ参加者を募集中ですので、興味がある方、オンライン授業ってなんだろう?と思っている方、お気軽にご参加ください!下のリンクから参加の申し込みが出来ます。

 

オンライン授業体験要項 => ふたば未来学園中学校「オンライン授業体験」のお知らせ.pdf

申し込みフォーム => 申し込みファイル

【中学校】登校日(5月11日)

 

 4月20(月)以来、3週間ぶりの登校となりましたが、生徒は明るく元気に登校しました。そして、休み時間には久しぶりの級友との再会に会話を弾ませていました。

  朝の学活後に休業期間中の課題の確認、生活の振り返りを行い、そして改めて明日からのオンライン授業について説明が行われました。

 

 午後は、オンラインによる全校集会を実施しました。校長先生からは、「医療関係者をはじめ、様々な方々の努力、貢献によって、学校再開への出口が見えかけているので、もう少しの間、頑張りましょう。再開後の学校生活では、一生を左右する出会いがあるかもしれません。いつあってもいいように、準備を進めていきましょう。」との講話がありました。また、各担当から、休業期間中の生活や心構え、学習への取り組み方などの話がありました。

 

 

 全校集会終了後、各クラスで担任の先生を中心に、毎日の過ごし方や課題への取り組み方について再度確認を行いました。そして、久しぶりの給食。今が旬のたけのこご飯に舌鼓。たくさんの笑顔を見ることができました。

 次の登校日は、5月25日(月)を予定しています。その日まで、オンライン授業や家庭学習を通して学力の向上はもちろん、生活のリズムを大事にして規則正しい生活を送るように努めていきましょう。また、適度な運動も取り入れ健康にも留意しましょう。

【中学校】on-line集会の開催

 臨時休業を前に、中学校ではon-line集会を開きました。

 生徒指導主事より、臨時休業中の生活面について、「緊急事態宣言」というボードを手に、特に、感染した方や家族、職場の人に対する配慮について私たち大人も考えていかなければならない内容も含めて、具体的な行動の仕方について話をしました。続いて、養護教諭からは、『早寝・早起き・朝ごはん』『毎日の検温』『免疫力を高める適度な運動』などの話をし、「この臨時休業は、皆さんの命、健康を守るための休みです。」とのメッセージを伝えました。企画研究開発部・総務部からは、臨時休業中のon-line授業についての説明をしました。規則正しい生活とともに学習習慣づくりを支援していくことを確認しました。

廊下には、いつの間にか「2020CHALLENGE コロナに負けない!」のメッセージボードが掲示してありました。レスリング部・バドミントン部のビクトリー生が協働で制作したものです。思い切り学習、思い切りスポーツにチャレンジしていきたいという生徒の思いが、一日も早く叶いますように、この状況が早く終息に向かって欲しいと願うばかりです。

 

【中学校】清掃活動ボランティア

 ふたば未来学園中学校・高等学校では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、特別日程での授業が続いています。その影響もあり、清掃活動の時間が十分に確保できていない状態が続いています。そうした中、新入生が放課後、帰りの電車や迎えの車が来るまでのわずかな時間を活用して、清掃活動を率先して行ってくれています。本当にありがとうございます。毎日、状況の変わる中で、こうした取り組みを見ることができることは大変嬉しいことですね。

  

【中学校】給食に見る2年生の成長の姿!

 早速、給食がスタートしました。「本校の配膳の仕方について伝えたい!」ということで、2年生が1年生の教室に乗り込み、配膳の仕方についてレクチャーを行いました。

 三角巾姿が1年生。2年生が、先輩らしく?優しく?親切に?レクチャーしています。

「なかなか上手ですね。」「これで大丈夫でしょう。僕も早く食べに戻ろう。」

 まだ入学したばかりの1年生。緊張の連続ですが、さすがに給食の時間は笑顔を見ることができました。1年生の笑顔をたくさん見ようと、私たち以上に、2年生、3年生が頑張ろうとしている様子をお届けしました。

 

【中学校】4/10「1年生タブレット使い方講習会」

 本校では、タブレット型PCを一人1台貸し出しをしています。1年生は、まず、タブレットを起動させるところからスタート。ログインの仕方やソフトの立ち上げ方と一つずつ学習を積み上げていきます。

 昨年は、主に調べ学習での資料検索やプレゼンづくりで活躍しましたが、今年は、レポート作成時にも活用していきたいと考えています。臨時休業時には、家庭や寮に持ち帰って、テレビ会議にも活用しましたが、さらにon-line授業の準備も進めていきます。

 

 

【中学校】区切りの学年集会を実施しました

本日3月19日は、後期の終業式が行われる予定の日でした。

今回の新型コロナウイルス感染症に関する臨時休業に伴って終業式は実施できませんでしたが、テレビ会議システムを利用した学年集会を行い、一つの区切りとしました。

このうち1学年の学年集会で教頭先生から頂いたお話の要点を紹介します。

「皆さん、新型コロナウイルスによって、社会では難しい事態がたくさん発生しています。ではこういった困難な事態に直面したとき、皆さんには一体何ができるでしょうか?  

大切なのは、逃げないということです。例えばデマが広がっている時は正しい情報を発信できること。また、皆さんが医者だったら正面から患者に向き合うことです。困難に立ち向かうことができる力を身に付けていくことです。ではこの休業期間、君たちは何をして生活していますか。困難に立ち向かっていくことのできる力を身に付ける努力ができていますか。うちでのんびりも悪くはありません。でも、それだけでいいわけではないですよね。

大切なのは、10年、20年先を考えて頑張っているかということです。つまり勉強することです。もちろん教科書の内容だけではありません。教頭先生としては、みんなが元気なだけで十分だと思っています。しかし、学年の先生方は、君たちにもっともっと力をつけさせたいと考え、いろいろ心配しています。皆さんの10年、20年後を考えて、先生方もこの状況から逃げずにチャレンジしています。先生方は春休みも関係なくサポートします。オンラインでの学習会などに、今後も積極的にチャレンジしてみよう。1日1日大切にしていこう。やれることを考えていきます。

最後に、皆さん、来年は先輩となります。みんなの頑張っている姿に、1年生はいろいろなことを感じます。背中で語れる先輩になりましょう。」

改めてこのお話を共有しましょう!

なおこれまでも、本校のテレビ会議システムを利用した生徒の健康観察や学習支援の様子について各メディアで取り上げられているところですが、3月18日の朝日新聞でも取り上げられました。1面に1組、社会面に2組の写真が掲載されましたので紹介します。

【国際交流】AFS留学生(Mali・David)の帰国について

本校で8月末より生活した高2-4 Mali, 高1-1 Davidが3月8日(日)に帰国しました。新型コロナウイルスの影響により、予定より2週間早い急な帰国となってしまいました。本来であれば、全校集会の場面であいさつをさせてあげたかったところですが、かなわなくなってしまいました。

MaliとDavidはボランティア活動に参加したり、マイプロジェクトに申し込んで発表をしたりと、学校内外で大活躍をしました。中学校のグローバルスタディの授業にも参加し、母国の文化を伝え、本校の異文化交流を発展させてくれました。

次年度も同協会より留学生を受け入れる予定です。AFS1期生Indrah, 2期生Mali, Davidに続くさらなる交流の発展が期待されます。

保護者の皆様、地域の皆様、今後ともご指導賜りますようよろしくお願いいたします。

【中学校】オンラインでの取り組みがNHKで紹介されました

 3月13日にNHK総合福島で放送された「はまなかあいづTODAY」で、本校のオンラインによる朝の学活の様子が「休校中にTⅤ電話でホームルーム」として取り上げられました。NHK福島のホームページで動画を見ることができますので、ぜひご覧ください。

 私たちは、こうした大変な状況下ではありますが、生徒たちと1日1回は顔を合わせて話ができる環境をつくりたいという思いで取り組んでいます。

 引き続き、生徒たちの健康面を第一に考え、学習面についてもサポートを進めていきます。

【中学校】広野町ふるさと創造ラウンドテーブルに参加しました

 先月広野町公民館で開催された広野町ふるさと創造ラウンドテーブルに、本校中学1年生が参加しました。このラウンドテーブルは広野町の今後について広野町の中学校に通う2つの中学校の生徒が意見を交わし、よりより地域作りに繋げていこうというものです。

 はじめに本日の活動のねらいなどについて、広野町教育委員会の先生からご説明を頂き、続いてテーマごとに分かれてラウンドテーブルがスタートしました。各テーブルでは広野町役場の方がそれぞれファシリテーターとなり、話合いをリードしてくださいました。

 

【農業】桃を使ったスイーツ、伊達市市長に完成報告!

 過日、本校農業クラブ会長の小林祐稀くんが伊達市を訪問し、市長須田博行様に桃のスイーツ完成を報告して参りました。伊達市産の規格外の桃を使用し、桃のマドレーヌ、桃のフィナンシェ、桃のクッキーなどを持参しました。昨年10月には、桃のマドレーヌと桃のフィナンシェを小泉環境大臣にもお召し上がりいただき、「桃の香りがすごい。すごくおいしい」と好評でした。

 

【保原高校美術部の皆さんがデザインした桃の形をした箱と、本校が製造した桃のスイーツ】

 

【市長へ報告の様子】

 

 

 

 

【桃の選果場を視察しました】

 

 

【桃の畑を視察しました】

【探究】気候変動外交 ~知り、考え、議論してみよう~

 過日、環境省 地球環境局 国際連携課 鈴木啓太様にお越しいただき、国際社会全体が取り組むべき共通の課題「気候変動」について、異なる意見を持つ相手と意見を交わしながら、どのような選択を行うか、模擬外交の授業が行われました。

授業の冒頭では、小泉環境大臣からのメッセージ動画を通して、異なる意見をもつ相手との外交の難しさについての話があり、生徒達は真剣に耳を傾けていました。

 

【小泉環境大臣によるメッセージ動画を視聴しています】

 

【講演会の様子】

 

 

 

 

【講演会終了後に、再生可能エネルギーの可能性について質問している様子】

【探究】イラクで教育支援・高遠菜穂子さんの国際理解講演会

 過日、イラクで教育支援をされている高遠菜穂子さんによる国際理解講演会が行われました。講演会では、高遠さんのエイドワーカーとしての仕事内容や、イラク、イラン、アメリカの三ヵ国間を巡る情勢について御講話いただきました。また、イラク復興の課題として、避難民問題、ISチルドレンのID問題、迫害と差別、元子ども兵の更生と再教育の必要性、報復の連鎖が存在することを教えていただきました。

講演会後、生徒達は「diversity(多様性)=お互いを認め合うことが大切だと思う」、「本当の多様性ってなんだろう?違いを認め合うにはどうすればいいのだろうか」、「世界のニュースは普段から見ているけど、国内では世界の悲惨なニュースを放送していないことに驚いた。政府だけで決めるのはなく、学生の意見を聞いてほしいと思った。今回の講演会を通して、私たち学生が知ることができない現状を知ることができてよかったです」などの感想が挙げられ、世界の課題を自分事に捉える契機となりました。

 

【講演会の様子】

 

 

【質疑応答の様子】

 

【まだまだ聞きたいことがいっぱい!講演会終了後に個別質問している生徒達!】

 

【「演劇を通して地域の課題を知る学習」の発表会で、最優秀賞を受賞したチームの対話劇を披露しました。高遠さんはイラクの公教育で演劇を活用した平和教育を導入したいとのことで、本校の演劇の授業を楽しみながらご覧いただきました】

【中学校】未来創造学 そば打ち体験 特別授業

 2月26日金曜日、中学校2・3年生を対象に、うつくしま蕎麦王国協議会会長の菅野伸是さんや講師の方々を迎えて、そば打ちの特別授業が行われました。

2・3年生の生徒はバドミントンとレスリングを頑張っている生徒です。

蕎麦打ち体験開始!意外と恐る恐るやってますね~

 

一番難しいのは水加減かなぁ~?

 

まずは水回しから

そば粉に対して水は2回に分けて入れ、水とそば粉を全体になじませていくと、だんだんまとまっていきます。

生地を練って丸く伸ばしていきます。

伸ばすのは意外と大変、、、

師匠の手本を見て学ぶ!!

手本を見てる顔つきがいいですね!

体重をかけて均等に伸ばすことがポイントです。

 

ALTの先生も人生初の体験

実際に切ってみると一本一本の太さがバラバラに、、、難しい!!

太さが揃う職人技は本当にすごいと実感できますね。

 

さぁゆでて食べるぞ~ 

ゆでる時間は40秒~1分くらい。水面に浮いてきたらざるを使って取り出します

 

ここまで何分かかったのかなー?

自分で作るのは大変、、、

ようやくできました~!!

おいしー!!

 

生徒からの感想

初めてそば打ち体験をして、自分が打ったそばと先生が打ったそばの味の違いに驚き、職人のすごさを感じることができました。

【中学校】再び京大の大手先生と学びを深めました

 2月22日(土)、旧広野幼稚園で始まった「時の封ひろの2120」の関連企画として行われた「おおて博士のネイチャーガーデントーク」に、本校中学生4名が参加しました。この企画は「時の封」の開会を記念し、京都大学の大手信人先生を招いて、浜通り地方の自然と土地の営みについて考える催しです。

 

4名の内3名の生徒は、昨年12月に行われたイベントで大手先生のお話を聞いています。今回も、生徒たちは森林と生き物のダイナミックな関係について学びを深めました。

生徒の中には、自分自身が未来創造学で探究するテーマに関する質問を行い、先生から回答を頂くなど、主体的に学ぶ姿が見られる一方、会場に来られていた地域の大人の方が鋭い質問を連発する姿に圧倒されていた生徒も・・・。次は質問ができるようにがんばろう!

大手先生ありがとうございました。今後も引き続き、地域をフィールドとした学びを深めていきたいと思います。

(広野の自然が詰まった「時の封」…会場の様子は圧巻でした。)

【中学校】室屋義秀選手をお迎えしての特別授業

 先週金曜日、福島民報社様のご協力により、中学校2・3年生を対象に、エアレースの世界王者である室屋義秀選手を迎えての特別授業が行われました。

 2・3年生の中には当初、空のF1と言われるエアレースや室屋選手のことを知らない生徒もいたようですが、室屋選手のお話を聞くうちに、その1000分の1秒を争う厳しいレースの世界に引き込まれた様子でした。何度失敗や挫折を味わっても、夢を実現させようと動いていけば、次第に仲間が増えて、チームが生まれ、夢は実現できる!

 

 2・3年生が取り組んでいる部活動と競技は違いますが、生徒たちは室屋選手の授業を受けて、世界の頂点を目指しているプロセスは同じであることに気付いたようでした。

 「今日の授業で学んだことを生かし、今後も室屋氏と同じように「夢」を実現するための努力を続けていこう」「人とのつながることで責任感が生まれ、さらに自分を励ましてくれることが勉強になりました」「室屋選手は好きなことと夢が同じということが印象的でした。僕もバドミントンが好きなので、夢を実現できるように頑張ります」「室屋先生、いつか、学校の上空を飛んでください。絶対、手を振って応援します!」 

 室屋選手、そして当日おいでくださった皆様、どうもありがとうございました。

【中学校】1年生演劇ワークショップ

 2月21日(金)、本校みらいシアターにて、中学1年生を対象に、今年度最後の演劇ワークショップが行われました。この日も引き続きNPO法人PUBLICの皆さんに講師としてお越しいただきご指導いただきました。また、沖縄の劇団TSJの皆さんにも活動をサポートして頂きました。

 この日のテーマは「観客参加型演劇」です。生徒たちがこれまで何度かのワークショップで作り上げてきた演劇を、観客も巻き込んで構成し直すというもので、生徒たちは先生方の指示のあと早速話合いと稽古に入りました。

 

 話を聞いて、私は当初「観客参加型? え、そんなことできるの?」と心配していましたが、まったくの杞憂でした。生徒たちはとてつもない集中力で劇を構成し直し、この日ちょうど授業参観で来られていた保護者の皆さんを巻き込み始めました。

 

 素直に巻き込まれてくださった保護者の皆さん、鋭いご指摘をくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。

 そして発表。9つのグループがくじで決まった順番に発表を行いました。稽古で練り上げた、観客の保護者の皆さんを巻き込んだストーリー展開が冴え渡ります。最初の班の発表からその表現力に会場は騒然。

 

 

360度全体を意識して、また近くだけでなく奥行きも意識した見事な巻き込みが次々に続きます。

 

各班ともに、班員一人一人の個性が引き立つようにストーリーを練り上げ、そして本番ではすべての生徒が自分自信を存分に表現する姿が見られました。そして、この日だけで1年分笑わせてもらいました。

 

演劇で培ったチカラを存分に発揮し、今後も引き続き探究活動に取り組んでいきましょう。

講師の先生方、授業参観にご参加頂いた多数の保護者の皆様、どうもありがとうございました。

【中学校】これからの食習慣について考えました

 本校の中学2,3年生はトップアスリートを目指して日々鍛錬を続けています。そういった生徒たちにとって、「食」の重要性は特に高いものです。そこで先日の学級活動の授業で、2,3年生の生徒を対象に、これからの自分自身の食習慣について考える授業を行いました。

 この日は、本校の水口栄養教諭から、様々な事例を通して望ましい食習慣について考える材料を提供して頂きました。

 授業では特に、本校で毎週月曜日に実施しているベジマンデー給食を通して食習慣について深く考えました。

 ベジマンデー給食では、「生徒たちの身体」や「環境」に配慮した様々なベジタリアン食を提供しています。毎週月曜日の給食の際には水口先生から様々なお話を頂き、そのつど目的や意義について理解を深めています。

 そういったことを土台にしたこの授業で、生徒たちは自分自身の食習慣と望ましい食習慣との差や、今後目指していくべき食習慣について、改めて理解を深めていました。

 特に、トップアスリートの食事とベジタリアン食との関連について深く学ぶことで、肉や魚などの動物性食品だけでなく、野菜などの植物性食品の大切さについて改めて認識することができました。

【中学校】ふくしまジュニアチャレンジ入賞

 2月4日発行の福島民報新聞で報じられましたが、「小中学生まちづくり大賞(ふくしまジュニアチャレンジ)」に応募した中学情報科学部の1年生3名が、アイデア部門の「福島民報社賞」を受賞しました。この賞は大賞に次ぐ第2位に相当する賞です。3人のアイデアが高く評価されました。お見事です。

 

 3人は未来創造学で富岡町の「ふしぎ発見」に取り組み、それぞれ富岡町のよりよい地域づくりについて考えてきました。そんな中、昨年11月から12月にかけて情報科学部の活動でジュニアチャレンジの存在を知り、フィールドワークで気づいたことを土台に、独自に富岡町の交流人口を増やすための構想を膨らませ、具体的なアイデアとして形にしました。 

 

この表彰式が2月9日(日)に、福島市で行われました。

 

 表彰式の後、上位入賞団体の代表者が持ち時間4分間で口頭プレゼンテーションを行いました。入賞された方々のプレゼンはそれぞれ見事なものでしたが、本校代表生徒のプレゼンもとても素晴らしかったです。

 今後も様々なことにチャレンジしていきましょう。表彰式、そしてプレゼン、お疲れさまでした!

【中学校】未来創造学

 2月に入って、未来創造学も今年度のまとめの活動に入っています。3年生はちょうど1月後に迫った修学旅行に向けて班別自主研修のルートの作成を進めています。活発に話し合う様子がうかがえます。

 2年生は広野と楢葉のよさを発信するためのはがき製作を継続。かなり手慣れてきた様子で、作業もずいぶん効率的になっています。

 1年生は今年度の活動のまとめとしてレポートを作成しています。選択国語の授業とタイアップしていることもあるのでしょう。レポートの内容も向上してきた様子です。

 未来創造学での学びを授業で取り上げ、授業での学びが未来創造学に生かされる。私たちは、そういった授業と未来創造学の往還を大切にしています。

 この日から、ルーブリック面談も始まりました。本校のルーブリックは、学校生活全体を通して育成したい、生徒の資質・能力・態度を表現しています。生徒たちはこれまでルーブリックを用いて自己評価を行っていましたが、今回は直接担当の先生と面談しながら自己評価を行い、未来創造学を含めた今後の学校生活での新たな目標などについても考えていきます。

 面談の様子を見ると、先生方が丁寧に話を聴き、これまでの成長を確認しながら、次なる目標について話題にしています。

【中学校】哲学対話

 4月から始まった哲学対話も10か月目に入りました。本日も東京から神戸和佳子先生をお招きして授業を進めます。

 これまでたくさんの問いについて考え、話してきました。そして今回のテーマは家族です。まずは生徒が話し合うテーマを決める「問い決め」からスタート。前回の授業で生徒が行った「問い出し」で出た42のテーマから、話し合いたいことを選びます。

 多くの問いがありましたが、通底するテーマは「家族って何?」ということ。1,2組とも、2~3のグループで輪を作って対話しました。

 この日の生徒たちの対話の様子からは、話しにくさを感じてなかなか思うことを言葉にできなかった生徒が、自分の家族のことを客観的に捉え直して考えたり、内面的な思いがゆっくりと言語化され、だんだんと言葉があふれ出たりと、これまで以上に多様な対話の様子がうかがえました。

 その時々で対話の様子は違います。そういった違いを感じ、共有できるのも、年間を通して対話しているからだということを、改めて認識させられました。

 それにしても家族をテーマに同級生と対話すること、自分自身が中学生だったら、かなり抵抗があると思います。しかし本校の1年生は家族について論理的に、また飾らずに語り合います。対話しにくい問いでは無理に話さず、誰かが話すのを聴きながら自分の家族について考えています。

 今週の道徳の時間も楽しみですね。

【中学校】 演劇ワークショップ

 1月22日、中学1年生が演劇ワークショップに取り組みました。本日も東京からパブリックの皆さんに来校頂き、ご指導頂きました。先生方と生徒のやる気に満ちた雰囲気が伝わってきます。

 

 まずは仲間捜しゲーム。生徒たちは決められた条件の中で声を掛け合いながら仲間を作ります。積極的に声を掛けてくれる心優しい生徒がたくさんいて、仲間作りがスムーズに進みます。よい光景です。

 

 そして条件がだんだん難しくなって・・・。クラスと番号が違う人で2人組。2人組で手のひら合わせゲーム。ペアが他のチームに割り込んでいきます。

 

 本日の中心となる活動はサインネームづくりです。サインネームとは、自分の名前を身体や声を使って表現したもので、もともとは手話で自分を示すしぐさから発展したものだそうです。

 まずは講師の先生方がご自身のサインネームを発表。その後生徒たちは思い思いに自分のサインネームを考えます。

 

 ここからが本番。この日生徒たちに示されたテーマは「班全員のサインネームを組み込んだ形での創作劇」です。ポイントはサインネームの面白さ。それぞれの個性的なサインネームをどのようにストーリーにするか。高度で抽象的な思考力が試されます(笑) いつも生徒が最も楽しそうに活動している場面は、このストーリーを作っている時です。お互いの個性を認め合い、生かしあいながら協働しています。ただしそんな中でも各地から「これでいいのか? いや、まだ足りない」といった声が聞こえてきます。

 

 そして発表。生徒たちは発表前から、自分たちの班の発表こそが一番だという自信を漂わせています。見学側の生徒たちも期待に胸を膨らませている様子でした。

 ここでは伝えきれませんが、とにかく面白い! 特にその発想の自由さには驚くばかりです。同時にこれまでに演劇ワークショップで学んできたスキルも随所に発揮されています。特に「間の取り方」がいいですね!

 

 普段はこれで一区切りですが、この日はここから更に高みを目指します。劇に「あるセリフ」を入れて、再構成です。「あるセリフ」はくじ引きで決まります。引いたセリフに大盛り上がりする生徒たち。

 

そしてシナリオ作り・・・来週の演劇ワークショップが今から楽しみです。

 

 

パブリックの皆さん、今回もありがとうございました。

【工業】本校初!第一種電気工事士試験合格!

筆記試験が10/6に、実技試験が12/8に行われた、電気工事士試験の結果についてご報告します。

本校からは一種電気工事士試験に工業科3年の猪狩登磨君が、第二種電気工事士試験に農業科3年の小林祐稀君がそれぞれ受験し、夏休みから約5か月に渡り学習を続け、見事両名とも合格しました。

小林君は農業科でありながら部活動の合間をぬって勉強に励み、猪狩君は本校で初となる第一種電気工事士試験に合格しました。おめでとうございます!!

 

【海外研修】ドイツ研修⑦(最終回)

ドイツ研修7日目(1/11(土))はミュンヘン市街地でインタラクティブツアーを行いました。

 

本校とErnst Mach Gymnasium(EMG)2~3人ずつ、数人でチームを結成し、チームごとにipadとアイテムの入ったスーツケースを渡されました。秘密組織によって市内の水道に殺人ウイルスが散布されるとの想定のもと、それを阻止することをミッションに、市内のポイントでクイズを解いていくというものです。

アイテムは地下鉄の路線図、ブラックライト、水質検査の薬品などなど。苦戦しながらも二時間半でほぼ全部のグループがミッションをクリアしました。

なおEMGの保護者の方で日本人の方もおり、今回の研修でいろいろサポートをいただきました。ありがとうございました。

 

この後、9日目(1/13(月))の朝まで、ホストファミリーとの自由時間となりました。オーストリアアルプスでのスキー、乗馬、オリンピックタワー、ニンフェンブルク城、ノイシュバンシュタイン城など、いろいろなところに連れて行ってもらえたとのこと。なかには授業の準備のため相手の生徒は行かず、ホストファーザーに連れて行ってもらった者もいたようです。ドイツの学校は落第もあり、授業はかなりハードなようです。


1/13(月)朝7時にErnst Mach Gymnasium(EMG)に集合。朝7時はまだ真っ暗でしたが、皆別れを惜しみながらEMGを後にしました。

 

今回の研修では多くのことを学ぶことができました。環境問題、まちづくり、再エネ、先端研究、交流、負の遺産等々。いずれもドイツの人たちが議論を重ねてより良い社会を築く努力をしていることを学びました。またホームステイを通じて日頃の生活についても知ることができました。今後の活動に活かしていきたいと思います。

ドイツ研修を行うにあたり、多くの方にご協力をいただきました。この場をお借りし、御礼申し上げます。

【海外研修】ドイツ研修⑥

ドイツ研修6日目(現地時間1/10(金))、本日は、 前日に引き続き両校からのプレゼンを実施したのち、 ミュンヘン市内のレジデンツとダッハウ強制収容所にて研修を行い ました。


レジデンツは旧バイエルン王国の宮殿です。 14世紀から時代の変遷により変わっていくデザイン様式なども見 ながら、当時の王宮の様子を見学しました。


昼食後、Ernst Mach Gymnasium(EMG)の生徒と別れ、 ダッハウ強制収容所に電車とバスを乗り継いで行きました。 強制収容所というと歴史的な負の遺産であり、 周囲には何もない印象を持っていましたが、 行ってみると普通の街で近くには住宅もたくさんありました。


今回は、 交流の窓口になってくれているEMGのKonstantz先生が ガイドを務めてくださいました。


まず入口には「ALBEIT MACHT FREI」(働けば自由になる)の文字が入った鉄格子が。 実際には働いても外に出られることはほぼ無かったのですが、 この言葉で労働者の希望を煽っていたとのことでした。


強制収容所の本館には設立の経緯や実際の収容所内の様子が詳細に 展示されており、 生徒たちは真剣にKonstantz先生の話を聞きました。

 

 ヒトラーが支持されることになっていった歴史背景

 

収容所の貧しい食事

 

収容所のなかでも希望を捨てない人たちの活動

 

解放時の人たちの様子

 

収容所のベッド。 収容者数が増えるごとにベッドの仕様も簡素になり、 ぎゅうぎゅうに詰め込まれた。

 


遺体の焼却施設にはガス室も設置されましたが、 ダッハウでは実際に使われることはなく終戦になったとのことでし た。それでも実際のガス室見学はとても重いものでした。


最後にプロテスタント系の教会(後に建てられた鎮魂施設)で、 この教会のデザインに込められている思いを聞きながら、 ろうそくを捧げました。


Konstantz先生は本校生の実情を踏まえつつ、 とても丁寧に、また熱心に説明をしてくださいました。 ありがとうございました。


以下、本日の生徒の感想です。

ドイツはワイマール憲法でも知られるように、 元々は優れた民主国家でした。そこにヒトラーが現れたこと、 そしてヒトラーの戦略( ユダヤ人を働かせる代わりに国民の保証をしたことなど) に国民はそのまま乗せられてしまったこと、 これらによって民主国家は崩れてしまいました。 そしてナチスドイツの悲劇は始まるのです。

現在の日本も民主主義を唱えています。 ここまではいかないかもしれないけれど日本も誰かの独裁状況にな る可能性があるということです。一人ひとりが各々考えをもち、 はっきりした意思表示をすることが日本人に必要だと感じました。

また、過去の記憶を引き継いでいく、それが大切です。 この収容所は、負の遺産です。もちろん日本にもあります。 もし記憶が風化していったら、 せっかくの教訓など意味がなかったことになります。 負の記憶を伝え続けるのは私達の使命ではないでしょうか。(IS )

 


僕は、 強制収容所のことは福島に似ている部分があると考えました。 二度と同じ過ちを繰り返さないために、という意味ですが、 ドイツも福島も全てが間違いだということはありません。 正しい道を進んだはずなのにどこかで道を間違えてしまったのです 。 その間違いを繰り返さないために僕たちは伝えていかないといけな いと思いました。原発ははじめ、人のためを思って作られました。 ドイツ国民もヒトラーがドイツを救ってくれると思って選びました 。しかし原発は災害対策や危機管理ができていなかった。 ドイツはヒトラーへの抑止力がなかった。 この間違いが大きな悲劇をもたらしたのだと思います。 我々はこの「間違い方」を学びました。 これからの時代をつくるときにこの経験を活かすことができると思 います。 そのことが悲劇の中で亡くなってしまった人達への私達からの追悼 の気持ちを表す手段ではないかと思います。

家に着いた後、ホストマザーとこのことについて話しました。 お互い英語でなかなか伝わらない部分もありましたが、彼女は「D on’t forget(忘れてはいけないことだ)」と言ってくれました。 (WK)

 

 


ダッハウ収容所では空気がとても重かったです。 最初に歴史と記録などが展示されている場所を見に行った時に言葉 を失いました。事前学習などで調べ、 理解していたつもりになっていたのですが、 現実は想像以上に残酷でした。 私は収容所での出来事を歴史の一つだと今までは捉えていました。 けれど今日実際に元被収容者の描いた絵や使用されていた道具を見 た際にナチスの恐ろしさと残虐さ、 非人道的な行いのひどさを肌で感じました。

ガス室を見た際にさらに空気が重くなったのを感じました。 使われなかったのが不幸中の幸いと言ってよかったのでしょうか。 殺戮を目的として作り出された時点で罪はとても深いと私は思いま す。「夜と霧」(V. E.フランクル著)には、 最後の方の場面に死について書かれている文章がありました。 その場面についてSNさんと話しました。 収容所内では死が最大の幸福であると考えていたが、解放後、 彼らが受けた酷い仕打ちは死で償えるほど甘いものではなく、 心の傷を抱えて生きていかなければならないと解釈した文章があり ます。それらにとても心が痛みました。私は最近、 たまに死について考え、恐怖を感じることがあります。 それらを上回るほどの出来事だということを改めて考えさせられま した。私は今までとても幸せな生活を送ってきました。 それらが普通ではなく感謝すべきものであるのだ思います。

 私の中で虐殺や非人道的な出来事に関しては、 ナチス関連がもっとも多いのですが、 第二次世界大戦のときは日本も同じような仕打ちをしていた側でも あると思います。 これに関して日本の歴史の教育を少しでも変えた方がいいのではと 疑問を持ちました。

悲劇を二度と繰り返さないためには自分のこととして受け止め、 反省し、次へとつなげていくことが大切だと思います。(OA)

 

【海外研修】ドイツ研修⑤

 ドイツ研修も後半に入り、本日からErnst Mach Gymnasium(EMG) との交流がスタートしました。
 学校に到着すると、生徒と先生が玄関先で温かく迎えてくれました。以前にメールやビデオ会議システムでお互いにわかっているとはいえ、かなり緊張気味の私たちでしたが、この出迎えでその緊張が多少はほぐれました。


 部屋に入り、テーブルごとの自己紹介を行った後、早速こちらのプレゼン(学校紹介、演劇)です。和やかな雰囲気の中、しっかり発表することができました。演劇ではこれまで以上に感情表現などをうまく表現することができました。EMG生から、「福島の状況はマスコミなどで知っていたが、地元の人たちの本物の気持ちなどを知ることができてとても良かった」「個人のストーリーが入っていてこれまでの経緯がより理解できた」といったコメントをいただきました。

 

この後、さらに本校とEMG でお互いに文化交流のプレゼンやパフォーマンスを行いました。本校からは和食文化(寿司、天ぷら、季節の催しと食など)、茶道、EMGから学校紹介、ドイツの教育システム、クリスマスシーズンの催し、食文化、音楽などが披露されました。
茶道では実際に生徒がお茶をたてて振舞いました。

途中、近くのプレッツェル屋さんに行き、プレッツェル作りを体験させてもらいました。プレッツェルはドイツの伝統的なパンで作るのが大変そうでしたが、お店のご主人が手際よくサクサク説明してくれ、あっという間にたくさん作ることができました。

 

できたてのプレッツェルを持ち帰り、EMG生が準備してくれたドイツ料理と一緒に昼食を食べました。食文化のプレゼンで説明してくれた料理を実際にふるまってくださいました。

緊張気味だった生徒たちもだいぶ打ち解けて、話が弾んでいましたが、夕方に一旦ホストファミリーと対面し、各家庭に行きました。
午後7時に学校で再開、ここからさらに折り紙、書道などのパフォーマンスを行いました。家に行って原稿を忘れてきてしまうというハプニングもありましたが、緊張もなかりほぐれてその場のアドリブでこなせるくらいになりました。


盛りだくさんの1日でしたが、生徒たちのたくましさが大きく身についたと思われます。

生徒の感想
今日はホストファミリーと初対面しました。自分の英語に自信がなく、不安でいっぱいでしたが、ホストファミリーの方が笑顔で話しかけてくれてし越し筒ですが話せるようになりました。夜のパーティーではゲームをしたりやダンスを踊ったりととても楽しかったです。しかし自分から話しかけに行くことができず、固まってしまうこともあったので、1人で話しかけるようにしていきたいです。難しい会話はポケトークなどを使って楽しむことができました。残りの研修も頑張ります。(WA)

【海外研修】ドイツ研修④

ドイツ研修4日目、本日はフライブルクからミュンヘンまで400kmの距離をバスで移動し、午後にミュンヘン工科大学を訪問しました。

ミュンヘン工科大学では、福島県浜通りご出身の井上茂義先生の研究室の皆さんにお世話になりました。
 ここでは昨日に引き続き、本校生徒および教員から、学校紹介のプレゼンと演劇を行いました。発表は2回目でしたが、1回目と比較して格段にブラッシュアップしました。参加した学生さんからも質問やアドバイスをいただくことができました。

また井上研究室の実験室を見学しました。本格的な実験室を見るのは初めてという生徒が多く、薬品のたくさん並んだ実験室や液体窒素に「おー!」と歓声が上がっていました。井上先生にはドイツに来ることになった経緯や日本とドイツの研究生活の違いなど様々なお話を聞くことができました。

また本日、これまでお世話になってきたバスの運転手さん(YOYOさん)とお別れしました。とても気さくな方で生徒たちは別れを惜しんでいました。

明日からいよいよErnst Mach高校との交流、ホームステイとなります。それに向けて今夜も宿泊先のホテルで引率教員による厳しいチェックも入りました!生徒たちも意欲的に活動しています!!

【中学校】未来創造学 今年も宜しくお願いします。

 1月8日(水)、2020年のふたば未来学園中学校が始動しました。そして冬季休業明け初日から、さっそく未来創造学の授業が行われました。

 この日の1年生の活動では冬季休業中に仕上げてきた「まとめ」をもとに、担当の先生と個別面談を行いました。

 

 先生方も、双葉地区をフィールドに生徒一人一人が学んできた内容を正面から受け止め、時にはコーチのように、また、時にはメンターのように、丁寧に関わっています。

 

 

 今後も引き続きまとめを行いながら今年度の活動を総括し、来年度の活動に繋げていきます。

【中学校】1月8日 冬季休業後集会

 今日は、高校よりも一足早く冬季休業を終えた中学生が登校し、学校生活が再開しました。早速、みらいシアターに集い、生徒会主催による冬季休業後集会を開きました。

まず、表彰式が行われ、家族ふれあい川柳コンテストの副会長賞、バドミントン部の各種賞状・トロフィーが披露されました。バドミントン部は、新人東北大会において、団体戦男女優勝、個人戦でもすべて優勝、上位入賞者も多数と、3年生からの流れを見事に受け継いだ活躍をしました。

 校長先生のあいさつでは、新年を迎えての講話をしてくださいました。昨年4月の入学式における「教科書授与」の場面で、校長先生は、代表生徒に対して「この教科書には、これまでの人類の文化・英知が詰まっています。これを踏まえて、さらに先へと進んでいってください。」とお話しされましたが、改めてこのエピソード話が紹介されました。そして、「まずは、これまでの文化・英知を確実に知ることが大切です。でも、それに満足するのではなく、新たな時代をつくっていくために、知恵を出し合い、一緒に挑戦・創造していきましょう。」との呼びかけがありました。何に挑戦し、何を創造していくのか、今年も語り合っていきましょう。

 続いて行われた、生徒会役員のあいさつ、生徒代表発表では、4月に入学してくる後輩のよき先輩となることを目標に、現状に満足することなく、一日一日、一つひとつ、大切に実行していきましょうと呼びかけがありました。私たちも生徒の皆さんと一緒に語り合い、明日の成長にわくわくしながら、挑戦、創造していきたいと思います。

【海外研修】ドイツ研修③

ドイツ研修3日目はフライブルクの以下の施設で研修を行いました。
①エコステーション(Eco Station)
②ボーバン地区(Vauban Area)
③水力発電を活用しているクリーニング店(Himmelsbach Reinigung)
④再エネを活用したホテル(Best Western Premier Hotel Victoria)

①エコステーションはドイツ最大級の環境保護団体であるBUNDが運営する環境教育施設です。本校1期生の研修からお世話になっており、1期生が植樹をしたところでもあります。ここでは前半で主に、世界的に問題になっている廃プラスチックについて学びました。廃プラの発生源や発生プロセスを知り、実際に土壌中で分解されるのか、されるとすると何年かかるか等を実際の様子を見ながら学びました。
後半は本校生によるプレゼンです。本校の活動内容や東日本大震災、原発事故当時の状況について説明し、学校で実施してきた演劇を披露しました。この研修では初めてのプレゼンでしたが堂々と行うことができました。聴衆の方からは「福島の状況を経験を通じて話してもらったので素晴らしかった」とお褒めの言葉をいただきました。

 

エコステーションで土に埋めた様々な材料の分解の様子を実感

 

演劇の様子

 

②ボーバン地区は前日に見たハイデルベルクの新市街と同様、環境に配慮したまちづくりを1990年代から進めている地区です。「パッシブハウス」や「プラスエネルギーハウス」があり、今回はパッシブハウスの街並みを見ながら研修しました。自家用車をつかわなくても快適な生活をおくることができる「ショートウエイのまちづくり」のさきがけとして、様々な工夫をみることができました。また、まちづくりへの住民の関与がとても大きいことが成功の秘訣とのこと、能動的市民性の大切さを学びました。

ボーバン地区の集合住宅。集合住宅と言っても多くのデザインの住宅がありました。

 

③次に訪問したクリーニング店では、フライブルクの中心街にありながら裏に流れる川を利用して水力発電を行っていました。クリーニングの技術も高く住民の方から信頼されており、また水力発電の利用ということで有名だそうです。水力発電を導入するに至った経緯や苦労している点など、生徒たちの質問に丁寧に答えてくださいました。

クリーニング店の前でお話を伺いました。この後、水力発電説部も見せていただきました。

 

④Best Western Premier Hotel Victoriaは環境対策をトコトン活用したホテルです。屋上では太陽光発電、風力発電、太陽熱による温水活用、地上では地元産の木質ペレットによる熱源利用、地下では地下水の利用による室内温度コントロールなど、自然エネルギーをこれでもかと活用している様子に圧倒されました。省エネについて世界的に数多くの賞を受賞されているとのこと、とても納得できました。ここでも生徒はたくさん質問をしましたが、丁寧に答えていただきました。

ホテルの屋上にて。夕日に映えるフライブルク市内を眺めつつ、再エネの利用について説明を受けました。

 

研修後は市内のシンボルである大聖堂やその周辺のマーケットなどを見学しました。1月上旬までクリスマスシーズンとのことで、もみの木や特別な展示もあり、楽しむことができました。


3日目の生徒の感想
今日初めて演劇とプレゼンテーションを発表しました。緊張はしましたが意外とできました。皆なんだかんだ言いながら準備を進めて、なおかつ頑張ろうとしているんだなと思いました。
エコステーションでは水力発電や太陽光発電システムなどたくさんの再生可能エネルギーについて学べました。環境問題に対する視点を発信する場所がエコステーションなんだと思いました。5年前に先輩が植樹した木も見ました。5年間ここまでドイツ研修を続けてくれた先生方、先輩方そしてドイツの方々に感謝しなければと思いました。明日からも頑張ります。(SH)

エコステーションで発表した演劇では自分が思っていた以上に緊張してセリフを噛んでしまったり、感情の表現を明確にすることができない場面が多くありました。今日の反省をもとに、明日はもっと伝わる演劇をしたいです。フライブルクの大聖堂では外観からとても圧倒されました。中に入ってみるとステンドグラスの鮮やかな光で心が癒されるのを感じました。(OA)

【海外研修】ドイツ研修②

ドイツ研修2日目、本日より実質的な研修が始まりました。本日はハイデルベルグを訪問し、新市街地と旧市街地において研修を行いました。

 新市街地では鉄道で使用されていた土地を市が買い取り、環境に配慮した都市計画のもと、6000戸もの集合住宅を建設。太陽光や雨水を有効利用し、室内の空気の流れを追求した「パッシブハウス」を建設しています。新市街地を周りながら環境に対する配慮の仕方や、そこに住む住民の方々の様子を見学しました。エネルギーを極力使用しない工夫に圧倒されましたが、実際に6000戸は完売し、あと1000戸新たにつくるとのこと。ドイツの方々の環境への関心の高さを伺い知ることができました。
また、3℃という気温の低さも気にせず、ベビーカーの子供連れからお年寄りまで外で自転車やウォーキングをしている方がとても多く、驚きました。

写真(1 パッシブハウスの説明を受ける生徒たち)

 一方の旧市街地は、ハイデルベルグ城や、ドイツで最古の大学であるハイデルベルグ大学のある歴史のある街です。数百年前の建物を現在でも活用している姿は新市街地とは対照的でしたが、どちらもうまく活用している様子は、まちづくりという観点でとても参考になりました。

写真(2 ハイデルベルグ城で知り合った地元の方と記念写真)

 到着地のフライブルクではホテルで本日の研修内容を振り返りました。毛糸ボールを投げあいながら、ひとりひとり思ったことを率直に話し合いました。またその後は前日に引き続き、プレゼンの準備をして終了となりました。
明日はフライブルク市内で研修を行います。

写真(3 ホテルでの振り返りの様子)

【海外研修】ドイツ研修①

1月5日~14日の日程でドイツ研修が始まりました。
この研修ではドイツの再生可能エネルギーへの取組み、街づくりや市民の関わり、高校、大学との交流による相互理解、歴史の継承などを学び、2年生から始まる探究活動やこれからの地域のあり方の考察に活かすことを目的としています。
参加者は1年次選抜生徒12名、引率教員3名です。
5日の早朝、学校に集合し、現地時間19時半(日本時間6日午前3時半)、無事にドイツ、フランクフルトのホテルに到着しました。
学校出発からほぼ24時間の長旅でしたが、皆、モチベーションは非常に高く、夕食後、さっそくプレゼンテーションの仕上げを行いました。
明日からの研修、しっかり行ってまいります!

【探究】広島研修

12月13日~15日までの3日間、2年次12名、3年次1名、引率教員2名で「令和元年度広島研修」を実施してきました。

 

研修行程

1日目(12月13日)

・平和記念資料館見学

・語り部による講話

 

2日目(12月14日)

・国泰寺高校と合流、ディスカッション(互いの県の課題、共通点について)

・ANT広島の講演

・舟入高校にて演劇鑑賞

 

3日目(12月15日)

・広島港にてディスカッション(港ににぎわいをもたらすには?)

 

<感じたこと、学んだこと>(参加生徒の声)

・1日目のプログラムで戦争や核兵器の恐ろしさについて改めて学んだ。インターネットには載っていないような内容も知ることができた。

・「後世に伝えていくには」という問いに対し、様々な意見が出て、結論・伝え方は沢山あり、それをどう使いこなすかが大切だと学んだ。

・舟入高校の演劇を見て、自分たちが1年次に行った演劇の授業がどれだけ大切だったのかを改めて思い知った。

・どうして当時の人は戦争を避けられなかったのか、戦争の裏側を知ることができた。

・広島港についてのディスカッション、テーマにあった「どのように栄えさせるか」自分たちの双葉郡での課題とも同じである。これを今後に生かしていこうと感じた。

 

平和記念資料館を見学後、実際に講話を聞いてきました。

 

国泰寺高校とディスカッションをし、まとめたものを発表しました。

 

本校の生徒、国泰寺高校の生徒で舟入高校の演劇を見てきました。

 

演劇を見た後、それぞれの想いを共有し、質問する時間もありました。

 

広島のご当地料理を食しました。